Macの内蔵ハードディスクがマウントされない!原因と直し方6選
この記事では、Macの内蔵ハードディスク(Macintosh HD)がマウントされない問題を解決するための6つの対処法を詳しく解説します。また、修理作業を行う前に、iBoysoft Data Recovery for Macを使って失われたデータを復旧する方法も併せてご紹介します。
目次
- 1. マウントできないMac内蔵HDDからデータを復旧する方法
- 2. Mac内蔵HDDがマウントされない問題の解決策
- 3. まとめ
Macの内蔵ハードディスク(一般的に「Macintosh HD」と呼ばれます)は、Macコンピュータの起動ドライブであり、通常はここからシステムが立ち上がります。しかし、以下のようなエラーにより、内蔵HDDがマウントできなくなることがあります。
- 「com.apple.DiskManagement.disenter」エラー
- 「ディスク"Macintosh HD"のロックを解除できません」
これらのエラーが発生すると、Macが起動画面やログイン画面で止まってしまったり、最悪の場合まったく起動できなくなったりします。さらに、誤った対処をしてしまうと深刻なデータ損失につながる恐れもあります。
ご安心ください。この記事では、macOS Catalina 10.15 / Mojave 10.14 / High Sierra 10.13やディスクユーティリティでMacintosh HD(Mac内蔵HDD)をマウントするために必要な情報をすべてご紹介します。
マウントできないMac内蔵HDDからデータを復旧する方法
残念ながら、マウント不能なMac内蔵HDDによってデータを失った方は他にも大勢います。前述の通り、Macintosh HDがマウントされていないとMac自体が起動できません。さらに、修復を試みる過程で新しいデータが書き込まれ、元のデータが上書きされてしまう可能性もあります。そのため、データ損失を防ぐには、まず最初に復旧ソフトでデータを救い出すことをおすすめします。
iBoysoft Data Recovery for Macは、Mac向けデータ復元ソフトの中でも特に優れたツールの一つです。Macが起動しない状態でも、故障した内蔵HDDから失われたデータを復元できます。また、フォーマット済みドライブ、アクセス不能なドライブ、読み取り不能なドライブからのデータ復元にも対応しています。macOS 12 Monterey / Big Sur 11 / Catalina 10.15 / Mojave 10.14 / High Sierra 10.13 / Sierra 10.12、OS X 10.11〜10.7まで幅広く互換性があり、M1・M1 Pro・M1 Max搭載Macでも正常に動作します。
方法1:インターネット接続がある環境でデータを復旧する
Macが起動しなくても、iBoysoft Data Recovery for Macを使えば、マウント不能な内蔵HDDからデータを復旧できます。
注意:以下の手順を実行する前に、Macがインターネットに接続できることを確認してください。
ステップ1:MacをmacOS復元モードで起動します。機種によって起動方法が異なります。
- 2018年以前のIntel搭載Mac:電源ボタンを押してすぐに「Command + Option + R」キーを同時に押し続け、回転する地球儀が表示されるまで待ちます。
- 2018年以降のT2セキュリティチップ搭載Intel Mac:電源ボタンを押してすぐに「Command + Option + Shift + R」キーを同時に押し続け、回転する地球儀が表示されるまで待ちます。
- Apple Silicon搭載Mac:電源ボタン(Touch IDボタン)を長押しし、「起動オプションを読み込み中」が表示されたら「オプション」をクリックしてmacOS復元モードに入ります。
ステップ2:ネットワークを選択します。Macを常にインターネットに接続しておく必要があります。
ステップ3:「ユーティリティ」メニューから「ターミナル」を開きます。
ステップ4:以下のコマンドを実行します。ターミナルに次のコマンドを入力してReturnキーを押すと、iBoysoft Data Recoveryが起動します。管理者パスワードの入力が必要です。
sh <(curl https://boot.iboysoft.com/boot.sh)
ステップ5:内蔵HDDのデータをスキャンします。macOS復元モード上でiBoysoft Data Recoveryが起動したら、画面上でマウントできない内蔵HDDを選択し、「失われたデータを検索」ボタンをクリックしてスキャンを開始します。
ステップ6:スキャンが完了するまで待ちます。スキャン中でも一時停止や中止が可能で、検出結果をリアルタイムで確認できます。ただし、最良の復旧結果を得るためには、スキャンが完全に終了するまで待つことを強くおすすめします。
ステップ7:ファイルを整理してプレビューします。スキャン完了後、必要に応じてさまざまな条件で見つかったファイルを並べ替えられます。復元したいファイルを選択し、「プレビュー」ボタンで内容を確認しましょう。
ステップ8:データを復元します。復元したいファイルのチェックボックスにチェックを入れ、「復元」ボタンをクリックします。復元したファイルはマウント不能な内蔵HDDには保存できないため、外付けHDDなどの外部ストレージデバイスをMacに接続し、そこに保存してください。
方法2:インターネット接続がない環境でデータを復旧する
インターネット接続が不安定または利用不可で、iBoysoft Data Recoveryを起動できない場合は、起動可能なUSBドライブを作成する方法があります。手順はやや複雑ですが、試す価値は十分にあります。この方法には以下のものが必要です。
- 空のUSBドライブ
- 安定したインターネット接続とUSBポートのある正常なPCまたはMac
ステップ1:正常なコンピュータのUSBポートにUSBドライブを接続します。
ステップ2:以下の2つのファイルをダウンロードします。ダウンロードしたファイルはUSBドライブのルートディレクトリに保存してください。これらのファイルによってiBoysoft Data Recoveryソフトウェアがインストールされます。
- https://boot.iboysoft.com/boot.sh
- https://boot.iboysoft.com/iboysoftdatarecovery.dmg
ステップ3:USBドライブを故障したMacに接続します。
ステップ4:MacをmacOS復元モードで起動します。前述の方法で復元モードに入ります。ただし今回は、すべてのIntel搭載Macで「Command + Option + Shift + R」キーを使用してください。
ステップ5:Appleメニューバーの「ユーティリティ」メニューから「ターミナル」を開きます。
ステップ6:以下のコマンドを順番に実行します。macOS復元モードでターミナルを開いたら、次のコマンドを1つずつ実行します。
mount
(このコマンドはMac上にマウントされているすべてのディスク/パーティションを一覧表示します)
cd '/Volumes/Work Space'
chmod 777 ./boot.sh && ./boot.sh
(最後のコマンドでiBoysoft Data Recoveryが起動します)
ステップ7:データを復元します。iBoysoft Data Recoveryが起動したら、方法1と同じ手順で、起動しないMacからデータを復元できます。
iBoysoft Data Recovery for Macは、APFS、HFS、HFS+、exFAT、FAT32でフォーマットされたドライブから削除された写真、書類、音声、動画、メールなどを復元できます。内蔵HDDだけでなく、外付けHDD、USBメモリ、SDカード、メモリーカードなどからのデータ復元にも対応しています。
Mac内蔵HDDがマウントされない問題の解決策
データの復旧が完了したら、以下の方法でMacintosh HDのマウントを試みましょう。
解決策1:Macを再起動する
多くの場合、コンピュータの再起動は起動関連のトラブルを解決する有効な手段です。まずは電源ボタンを押し続けてMacの電源を切り、少し待ってから再度電源を入れてみてください。内蔵HDDはマウントできるようになりましたか?
解決策2:ディスクユーティリティのFirst Aidで修復する
ディスクユーティリティのFirst Aid機能は、ディスクの軽微なエラーを修復するために設計されています。macOS復元モードでディスクユーティリティを起動し、マウント不能な内蔵HDDを修復してみましょう。
- Macを再起動しながら「Command + R」キーを押し続けて、macOS復元モードで起動します。
- 「ディスクユーティリティ」を選択し、「続ける」をクリックします。
- サイドバーから修復したいマウント不能な内蔵HDDを選択します。
- 「First Aid」ボタンをクリックします。
- 「ディスクを修復」をクリックします。
解決策3:シングルユーザーモードでFSCKコマンドを実行する
ディスクユーティリティでの修復が中断されてしまった場合は、MacのシングルユーザーモードでFSCKコマンドを試してみましょう。これは起動関連の問題を切り分けるのに役立ちます。
- Macを再起動し、Appleロゴが表示される前に「Command + S」キーを押し続けます。これでシングルユーザーモードで起動します。
- 「/sbin/fsck -fy」と入力します。
- 「File system was modified」と表示された場合は、同じコマンドを再入力します。「The volume [名前] appears to be OK」と表示されるまで繰り返します。
- 「reboot」と入力してMacを再起動します。
解決策4:セーフモードを試す
シングルユーザーモードと同様に、セーフモードでもMacの起動を妨げる問題を解決できることがあります。
- Macの電源を切ります。
- 「Shift」キーを押しながらMacを起動し、ログインウィンドウが表示されたらShiftキーを離します。
- セーフモードで正常に起動できたら、再起動して通常どおりに起動できるか確認します。
解決策5:内蔵HDDを消去してmacOSを再インストールする
それでもマウントできない場合は、ディレクトリ構造やファイルシステムに深刻な破損が発生している可能性があります。この場合、Macを初期化してmacOSを再インストールするのが最後の手段となります。ただし、この操作はドライブ上のデータをすべて消去するため、必ず事前にiBoysoft Data Recovery for Macでデータを復旧しておいてください。
- MacをmacOS復元モードで起動します。
- ディスクユーティリティを開き、マウント不能な内蔵HDDを消去します。
- macOSユーティリティ画面に戻り、「macOSを再インストール」を選択します。あとは画面の指示に従ってOSを再インストールします。
解決策6:専門のデータ復旧業者に相談する
上記のどの方法でも内蔵HDDを修復できない場合、ドライブに物理的な障害が発生している可能性があります。その際は、無理に自分で対処せず、地域のデータ復旧専門業者に依頼することをおすすめします。
まとめ
MacBook Pro/AirなどのMacコンピュータは、内蔵ハードディスクから起動し、データへのアクセスを可能にしています。しかし、HDDが正常に動作しなくなるケースは決して珍しくありません。もし内蔵HDDがマウントできなくなったら、まずはiBoysoft Data Recovery for Macのようなデータ復元ソフトでデータを確実に復旧してから、トラブルシューティングに取り組みましょう。そうすれば、データ損失を心配することなくエラーの解決に集中できます。
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