Androidで不適切なWebサイトをブロックする5つの方法
お子さまがパソコンからインターネットを利用しているなら、ブロックは比較的簡単です。Google Chromeに拡張機能を追加するだけで、特定のサイトへアクセスできないようにできます。しかし、Androidスマホやタブレットを使っている場合は話が別です。この記事では、Androidで不適切なWebサイトをブロックするための実践的な方法を5つご紹介します。
インターネットは今や日常生活に欠かせない存在となりました。大人だけでなく、子どもや10代も勉強や娯楽などさまざまな目的で毎日ネットを利用しています。その一方で、年齢にふさわしくないサイト、特にアダルトサイトやポルノサイトに意図せずたどり着いてしまうリスクも高くなっています。研究によると、ポルノコンテンツへの接触が増えるほど、子どもの攻撃性が高まる傾向があることがわかっています。とはいえ、インターネットの利用そのものを禁止するのは現実的ではありません。大切なのは、有害なサイトにアクセスできない環境を整えることです。
Androidで不適切なサイトをブロックする5つの方法
1. セーフブラウジング(セーフサーチ)を有効にする
Androidで不適切なサイトをブロックする最も手軽な方法は、ブラウザ本体の設定を活用することです。Chrome、Firefox、Opera、DuckDuckGoなど、主要なブラウザの多くは設定画面にセーフサーチやセーフブラウジングの項目を備えています。これを有効にすれば、次回以降の検索で不適切な検索結果やサイトへのリンクが表示されにくくなります。
ただし、この方法だけでは完璧ではありません。子どもが設定を変更してしまったり、意図的にアダルトサイトへアクセスしたりする場合には効果が限られます。まずは、最も普及しているGoogle Chromeでの設定手順を見てみましょう。
手順1: Google Chromeを開き、右上の「⋮」(3点メニュー)をタップします。

手順2: 「設定」→「プライバシーとセキュリティ」へ進みます。

手順3: 「セーフブラウジング」の項目を探します。

手順4: 「保護強化」または標準の「セーフブラウジング」を有効にします。
2. Google Playストアの保護者による使用制限
Chromeと同様に、Google Playストアにも、子どもが不適切なアプリやゲームにアクセスしないよう制限をかけられる機能があります。先ほど触れた通り、こうしたコンテンツは子どもの攻撃性に影響を与える可能性があります。また、Playストアで配信されている音楽、映画、書籍にも成人向けコンテンツが含まれる場合があるため、まとめて制限しておくと安心です。
手順1: Google Playストアを開き、左上の横線メニュー(またはプロフィールアイコン)をタップします。

手順2: 「設定」を開きます。

手順3: 「ユーザーコントロール」の項目にある「保護者による使用制限」を選択します。

手順4: 使用制限をオンにして、PINコードを設定します。

手順5: 制限したいカテゴリ(アプリ、ゲーム、映画、書籍など)を選び、許可する年齢上限を設定します。

3. OpenDNSを利用する
OpenDNSは、現在利用できるDNSサービスの中でも特に評判が高いものです。Androidで不適切なサイトをブロックするだけでなく、通信速度の改善にも役立ちます。ポルノサイトのブロックに加えて、ヘイトスピーチや暴力的な内容、不快な画像を掲載するサイトも遮断してくれます。子どもがショッキングなコンテンツを目にしてしまうのを防げるのは大きなメリットでしょう。
導入方法は2つあります。Google Playストアから専用アプリをダウンロードするか、端末の設定からDNSのIPアドレスを手動で変更するかです。ストアには「OpenDNS Updater」「DNS Changer」「DNS Switch」など複数のアプリがあるので、好みのものを選べます。
手順1: ここでは例として「DNS Changer」を使います。Google PlayストアからAndroidデバイスにインストールしてください。

手順2: インストールが完了したらアプリを起動します。
手順3: 複数のDNSオプションが並ぶ画面が表示されます。
手順4: OpenDNSを選択して適用します。
もう一つの方法は、契約中のプロバイダ(ISP)のDNSサーバーをOpenDNSのサーバーに手動で置き換えることです。アプリを使う方法と同等の効果が得られますが、その分ひと手間かかります。
手順1: 「設定」を開き、「Wi-Fi」を選択します。

手順2: 自宅Wi-Fiの詳細(高度な)設定を開きます。

手順3: IP設定をDHCPから「静的(スタティック)」に変更します。

手順4: IPアドレス、DNS1、DNS2に以下の値を入力します。
IPアドレス:192.168.1.105
DNS 1:208.67.222.123
DNS 2:208.67.220.123

ただし、この方法が機能するのは、子どもがVPNの存在を知らない場合に限られます。VPNを使えばOpenDNSは簡単に回避されてしまうため、せっかくの設定が無駄になる恐れがあります。さらに、OpenDNSの設定は対象のWi-Fiにしか適用されないという欠点もあります。子どもがモバイルデータ通信や別のWi-Fiに切り替えると、ブロックは機能しなくなります。
4. Norton Family ペアレンタルコントロール

Androidで不適切なサイトをブロックするもう一つの有力な選択肢が、Norton Familyのペアレンタルコントロールです。Google Playストアでは「親のベストフレンド」とうたわれており、子どものオンライン上の活動を保護者が見守り、管理するのに役立ちます。
対応範囲はWebサイトの閲覧にとどまりません。メッセージやオンラインでの活動、検索履歴の確認も可能です。さらに、子どもがルールを破ろうとしたときには、すぐに保護者へ通知が届く仕組みになっています。40種類以上のフィルターから選んでアダルトサイトをブロックできる点も特徴です。唯一気になるのは有料のプレミアムサービスである点ですが、30日間の無料トライアルが用意されているので、課金する価値があるかどうかを事前にじっくり試せます。
Norton Family ペアレンタルコントロールをダウンロード
5. CleanBrowsingアプリ

もう一つ試してほしいのがCleanBrowsingです。このアプリもOpenDNSと同じDNSフィルタリング方式を採用しており、望ましくないトラフィックを遮断することでアダルトサイトへのアクセスを防ぎます。
諸事情により、現在このアプリはGoogle Playストアでは配信されていませんが、公式サイトからダウンロード可能です。操作がシンプルで、あらゆるプラットフォームに対応しているのが大きな魅力です。
CleanBrowsingアプリをダウンロード
おすすめ記事:Android APKを安全にダウンロードできるサイト
以上が、Androidで不適切なサイトをブロックするための代表的な方法です。今回ご紹介した選択肢に満足できない場合は、Google Playストアやインターネット上に他にも多数のツールが用意されています。ただし、過度に干渉しすぎると子どもが窮屈に感じてしまうこともあるので、見守り方のバランスを取ることが大切です。
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