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Nativefierを使ってWebサイトをLinuxデスクトップアプリに変換する方法

仕事中、特定のWebサイトを1日に何度も訪れることはありませんか?そのたびにブラウザを開き、URLを入力してページが読み込まれるのを待つのは、意外と手間がかかるものです。もしダブルクリックするだけでLinuxデスクトップから起動できる「アプリ」としてWebサイトを使えたら、作業効率は大きく向上するでしょう。

実は、コマンドラインツール「Nativefier」を使えば、任意のWebサイトをスタンドアロンのLinuxアプリとして簡単に作成できます。この記事では、Nativefierのインストール方法から、実際にデスクトップアプリを作る手順まで詳しく解説します。

LinuxでNativefierをインストールする方法

まずはシステムにNPMとNativefierをインストールする必要があります。NPMの導入手順については、Linux向けのNPMインストールガイドを参考にしてください。

NPMの準備ができたら、ターミナルを開いて以下のコマンドを実行し、Nativefierをインストールします。

npm install -g nativefier

-gオプションはグローバル(global)を意味し、パッケージをシステム全体で利用できるようにインストールするようNPMに指示します。

お使いのディストリビューションがSnapに対応している場合は、Snap Storeからもインストールできます。

sudo snap install nativefier

上記コマンドを実行する前に、システムにSnapがインストールされていることを確認してください。まだの場合は、LinuxでSnapを導入するガイドを参照しましょう。

Arch Linuxユーザーなら、AUR(Arch User Repository)からYay経由でもインストール可能です。

yay -S nodejs-nativefier

ただし、SnapやAURのパッケージは更新頻度が低い傾向があるため、安定性を重視するならNPMでのインストールがおすすめです。

WebサイトをLinuxデスクトップアプリに変換する

Nativefierの使い方はとてもシンプルです。Webサイト用のデスクトップアプリを作成するには、次のコマンド構文を使用します。

nativefier "https://www.example.com"

デフォルトでは、Nativefierが自動的にアプリ名を割り当てます。独自の名前を付けたい場合は、--nameフラグで指定できます。

nativefier --name "Example Linux App" "www.example.com"

コマンドを実行すると、アプリに必要なファイル一式を含むフォルダが生成されます。生成されたディレクトリへ移動するには、cdコマンドを使います。

cd アプリディレクトリ名/

ディレクトリ名がわからない場合は、lsコマンドで親ディレクトリの中身を確認してみてください。

Nativefierは生成された実行ファイルに自動的に実行権限を付与するため、chmodなどで権限を変更する必要はありません。以下のコマンドでアプリを直接起動できます。

./アプリ名

ツールのコマンドラインヘルプを確認したいときは、次のように入力します。

nativefier --help

Webサイトをデスクトップアプリ化するメリット

すべての人がWebサイトのアプリ化を必要とするわけではありません。しかし、特定のサイトを頻繁に利用する人にとっては、ブラウザを開いてURLを入力するという数クリックの積み重ねが、思った以上に作業の妨げになります。

同じ操作を何度も繰り返さずに済み、生産性を維持できる点で、Webサイトのデスクトップアプリ化は非常に有効です。これは、Linuxで特定の操作にホットキーを割り当てたり、長いコマンドにシェルエイリアスを設定したりするのと同じ発想です。

デスクトップから直接起動できるアプリがあれば日々の操作が快適になり、小さなクリック数の節約が長期的には大きな時間の節約につながります。

Linuxは他のOSよりも自由度が高い

Linuxの魅力は、システムの気に入らない部分を自分好みに変更できる柔軟性にあります。ブラウザを開いて検索するのが面倒だと感じたら、キーボードショートカットを設定したり、Nativefierで本格的なデスクトップアプリを作ったりすることも自由自在です。

さらにLinuxでは、crontabを使ってアプリを指定時刻に実行したり、時間帯に応じて壁紙を自動的に切り替えるスクリプトを作成したり、複数のデスクトップ環境を1台のマシンにインストールしたりすることも可能です。WindowsなどのOSでも簡単にこなせるタスクもあれば、Linuxエコシステムならではの機能もあります。自分のワークフローに合わせて環境を最適化できるのが、Linux最大の強みと言えるでしょう。

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