BURGを使ってGRUBブートローダーをおしゃれにカスタマイズする方法【Ubuntu】
パソコンに複数のOSを入れてデュアルブート環境を構築しているなら、ブートローダーという存在はすでにおなじみでしょう。ブートローダーは、起動時にどのOSを立ち上げるかを選択できるようにしてくれるツールです。Ubuntuのインストール時に標準で搭載されているブートローダーが「GRUB」です。
GRUBは非常に便利なツールですが、見た目に関しては決して華やかとは言えません。インターフェースはテキストベースのシンプルなもので、実用性重視の人には十分でも、もう少し見た目を美しくしたいと感じるユーザーも少なくありません。
コマンドライン操作に抵抗がなければ、「BURG」を活用することでGRUBに視覚的な魅力(さらには追加機能)を加えることができます。
BURGとは?
Ubuntuコミュニティドキュメントの説明によると:
BURGは「Brand-new Universal loadeR from GRUB」の略称です。GRUBをベースとしており、新しいオブジェクトフォーマットやカスタマイズ可能なメニューシステムといった機能が追加されています。
UbuntuにBURGを導入するにはコマンドラインを使用します。しかし心配はいりません。思っているほど難しくないので、手順どおりに進めれば誰でも問題なく完了できます。
作業を始める前に、まずはこれから変更しようとしている、元のGRUBのテキストベース画面を見てみましょう。
最初に行うべきは、Ubuntuにログインして「端末(Terminal)」を開くことです。ここで、BURGのダウンロード・インストール・設定に必要なすべてのコマンドを実行していきます。端末は「アプリケーション → アクセサリ」から起動できるほか、検索機能を使って探すこともできます。
デフォルトでは、BURGはUbuntuの標準リポジトリに含まれていません。そのため、以下のコマンドを実行して、BURGのファイルをホストしているサーバーをリポジトリに追加する必要があります。
sudo add-apt-repository ppa:bean123ch/burg
打ち間違いを防ぐためにも、このコマンドをコピーして端末に貼り付け、Enterキーを押して実行するのがおすすめです。
次に、BURG(ローダー、テーマ、エミュレーター)をダウンロードしてインストールします。以下のコマンドを使用してください。
sudo apt-get update && sudo apt-get install burg
処理にはインターネット接続速度にもよりますが、ある程度時間がかかります。確実にインストールするためには、安定した接続環境が重要です。筆者の経験では、不安定な回線だとダウンロードに問題が発生し、一部のコンポーネントが完全にダウンロードされず、インストール自体が失敗することがありました。
BURGの設定
ダウンロードとインストールが完了したら、次はBURGの設定です。端末に次のような画面が表示されます。
Enterキーを押して次の画面へ進み、さらにEnterキーを押してスキップします。
すると「Configuring burg-pc」という設定画面が表示されます。ここが少し厄介なポイントで、単にEnterキーを押しても先に進めません。何度か試行錯誤した結果、キーボードの右矢印キーまたはTabキーで「OK」を選択状態にしてからEnterキーを押す必要があることがわかりました。
次の画面では、「GRUB install device」としてどのデバイスを指定するかを選択します。ハードディスクが1台だけのパソコンであれば、表示されるデバイスも1つだけです。問題は、どうやって選択するかです。設定をうっかりスキップしてしまわないよう、Enterキーを押す前に必ずSpaceキーでデバイスを選択(チェック)しましょう。
BURGの基本的な使い方
これで設定は完了です。システムを再起動すると、GRUBのブートメニューがBURGに置き換わっています。
BURGの操作はとても簡単です。キーボードの矢印キーで起動したいOSを選択し、Enterキーを押すだけで読み込まれます。
また、F2キーを押すと利用可能なテーマの一覧が表示されるので、矢印キーで項目を移動し、Enterキーで選択すればテーマを簡単に切り替えられます。以下は利用可能なテーマの例です。
その他に使えるファンクションキーとしては、ヘルプを表示するF1キー、画面解像度を変更するF3キーがあります。
WindowsからBURGをインストールする方法
BURGにはWindows用のインストーラーも用意されています。BURGのダウンロードページから入手できます。使い方も非常に簡単で、まずインストーラーを実行します。
次に、「プログラム → Burg」メニューにある「Add Boot Entry」をクリックします。
ただし、筆者が試した限り、この方法が機能するのはWindows上からUbuntuをインストールした場合のみでした。Windowsと並行して通常の方法でUbuntuをインストールした環境では、コマンドラインでの作業が必要になります。
正直に言うと、筆者はUbuntu(Linux)とコマンドラインに関しては完全な初心者です。(ほぼ)正しく動作させるところまで実験を何度も繰り返しましたし、ここで説明した内容のすべてをまだ完全に理解できているわけではありません。Linuxの専門家の方で、この記事に不足している点や誤りにお気づきの方は、ぜひ下のコメント欄でご意見を共有していただければ幸いです。
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