UbuntuにVisual Studio Codeをインストールする3つの方法【Snap・APT・GUI対応】
プログラマーであれば、Visual Studio Code(VS Code)の高い機能性や使い勝手について、すでにご存じの方も多いのではないでしょうか。
このガイドでは、Ubuntuおよびその関連ディストリビューションにVS Codeをインストールする方法を詳しく解説します。Visual Studio Codeについてまだよく知らないという方のために、まずはその主な機能を簡単に紹介しましょう。
Visual Studio Codeとは?
Microsoft Visual Studio Codeは、その名のとおりMicrosoftが提供するオープンソースのコードエディタです。構文ハイライト、コード補完、コードリファクタリング、統合ターミナル、スニペットといった豊富な編集機能に加え、組み込みのGit操作サポートをはじめとする多彩なデバッグオプションをユーザーに提供します。
また、Visual Studio Codeはクロスプラットフォーム対応のため、Windows、macOSはもちろん、Linux環境でも快適に動作する点が大きな魅力です。
UbuntuにVisual Studio Codeをインストールする方法は、主に3つあります。1つ目はターミナルからsnapパッケージを使う方法、2つ目はAPTとMicrosoft公式のパッケージリポジトリを利用する方法(このリポジトリはLinuxユーザー向けに特化しています)、そして3つ目はデスクトップのGUIを使ってインストールするシンプルな方法です。
1. SnapパッケージでVS Codeをインストールする
Linux向けのVisual Studio Code snapパッケージは、Microsoft自身によって管理・更新されています。そのため、常に品質の高いソフトウェアを安心して利用できるのがメリットです。
snapパッケージは、コマンドラインからでも「Ubuntu Software」からでもインストールできます。
Visual Studio Codeのsnapパッケージをインストールするには、ターミナルを開いて以下のコマンドを入力し、インストールを開始します。
sudo snap install --classic code
これだけで完了です。インストールが終わったら、ターミナルまたはアプリケーションメニューからVisual Studio Codeを起動できます。
2. APTを使ってVS Codeをインストールする
もうひとつの方法として、Microsoftの公式リポジトリとUbuntuの標準パッケージマネージャーであるAPTを組み合わせて、Visual Studio Codeをインストールすることもできます。
まず、以下のコマンドでシステム内のすべてのパッケージを最新の状態に更新しましょう。
sudo apt update
sudo apt upgrade -y
慣れている方は、これらを1行にまとめて実行することも可能です。
sudo apt update && sudo apt upgrade -y
パッケージの更新が完了したら、次にリポジトリの利用に必要な依存パッケージをインストールします。ターミナルで以下のコマンドを実行してください。
sudo apt install software-properties-common apt-transport-https wget
続いて、wgetを使ってMicrosoftのGPGキーをインポートします。
wget -q https://packages.microsoft.com/keys/microsoft.asc -O- | sudo apt-key add -
※なお、Ubuntu 22.04以降ではapt-keyが非推奨となっているため、その場合はキーを/etc/apt/keyrings/配下に保存し、signed-byオプションで参照する方法が推奨されます。
VS Codeのリポジトリを有効にするには、以下のコマンドを実行します。
sudo add-apt-repository "deb [arch=amd64] https://packages.microsoft.com/repos/vscode stable main"
リポジトリが有効になったら、あとはソフトウェアパッケージをインストールするだけです。
sudo apt install code
既存のVS Codeを最新バージョンへアップデートしたい場合は、以下のようにupdate/upgradeコマンドを実行します。
sudo apt update && sudo apt upgrade -y
これにより、利用可能な最新バージョンが自動的に検出され、現在インストールされているバージョンが最新リリースへと更新されます。
3. GUIを使ってVisual Studio Codeをインストールする
デスクトップのGUIからMicrosoft Visual Studio Codeをインストールすることもできます。ターミナル操作が苦手な方にとって、GUIでのインストールは最も手軽な選択肢となるでしょう。
インストール手順はとても簡単です。まずアプリケーションメニューから「Ubuntu Software」を起動し、「Code」と検索します。表示された最初の結果を選択し、「インストール」ボタンをクリックしてください。
インストールが完了したら、ターミナルまたはアプリケーションメニューから直接Visual Studio Codeを起動できます。
初めてVS Codeを使うとき
インストール後、UbuntuマシンでVS Codeを起動すると、次のようなウェルカム画面が表示されます。
画面に問題がなければ、拡張機能を追加したり、テーマや設定を自分好みにカスタマイズしたりして、開発環境を整えていきましょう。
UbuntuでVisual Studio Codeを使ってコードを書こう
UbuntuへのVisual Studio Codeのインストールは、非常にシンプルなプロセスです。インストール方法が複数用意されているため、自分のスタイルに合った手段を選べば、いつでも好きなときにソフトウェアを導入して活用できます。
なお、Linuxユーザーが使えるコードエディタはVisual Studio Codeだけではありません。ほかのエディタも試してみて、自分に最適な開発ツールを見つけてみてください。
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