【Windows 11】診断ポリシーサービスのCPU・メモリ使用率が高い問題を解決する6つの方法
Windows、macOS、Linuxなど、どのOSを使用していても、バックグラウンドでは常に多数のプロセスやサービスが動作しています。私たちユーザーは、大量のCPUリソースやシステムリソースを消費するこれらの複雑なサービスの存在に気づいていないことがほとんどです。
その代表的なプロセスのひとつが「診断ポリシー(Diagnostic Policy)サービス」です。このサービスはWindowsの各コンポーネントに問題がないかを検出する役割を担っており、デバイスを再起動するたびに自動的に起動するよう設定されています。目的はマシンの使用体験を向上させ、エラーや不具合を最小限に抑えることです。Windowsコンポーネントに関連するエラーを修正し、デバイス全体の速度とパフォーマンスを改善します。

しかし、診断ポリシーサービスによるCPU使用率の異常上昇は、早急に対処すべき深刻な問題です。このプロセスがシステムリソースを過剰に消費している場合、原因としてシステムファイルの破損、ウイルスやマルウェアの感染、肥大化したログファイルなどが考えられます。
本記事では、Windows 11で発生する診断ポリシーサービスの高CPU使用率問題を解決するための、簡単かつ効果的な対処法を詳しく紹介します。
関連記事:COMサロゲート(COM Surrogate)の高CPU使用率を解決する方法
診断ポリシーサービスの高CPU・メモリ使用率を解決する方法
解決策1:プロセスを終了させる
「Ctrl + Shift + Esc」キーを同時に押して、タスクマネージャーを開きます。「プロセス」タブに切り替えると、現在デバイス上で実行中のアプリ、サービス、プロセスの一覧が表示されます。
一覧の中から「Service Host: Diagnostic Policy Service(サービスホスト:診断ポリシー サービス)」を探し、右クリックして「タスクの終了」を選択します。

確認ダイアログが表示されたら、「保存されていないデータを破棄してシャットダウンする」にチェックを入れ、「シャットダウン」ボタンをクリックします。
その後、デバイスを再起動し、タスクマネージャーを再度開いて問題が解決したかどうかを確認しましょう。
関連記事:Killer Network Serviceとは?高CPU使用率の解決方法
解決策2:電源プランの設定を変更する
タスクバーの検索アイコンをクリックし、「電源プランの編集」と入力してEnterキーを押します。

コントロールパネルのウィンドウが表示されるので、「詳細な電源設定の変更」を選択します。

「ワイヤレス アダプターの設定」を展開し、「省電力モード」を選択します。
「バッテリー駆動」と「電源に接続」の両方について「最大パフォーマンス」を設定し、「OK」と「適用」ボタンをクリックして設定を保存します。

以上の変更を行った後、デバイスを再起動してください。
関連記事:IgfxEM.exeの高CPU使用率を解決する5つの方法
解決策3:イベントログをクリアする
タスクバーの検索アイコンをクリックし、「イベントビューアー」と入力してEnterキーを押します。

左側のメニューペインにある「Windows ログ」をダブルクリックし、「Application(アプリケーション)」を選択します。

「すべてのイベントを名前を付けて保存...」をクリックします。
イベントログファイルの保存先フォルダを指定して保存します。ログファイルの保存が完了したら、「ログのクリア」を選択します。

「クリア」ボタンをクリックして操作を確定します。その後、デバイスを再起動し、タスクマネージャーを開いて「診断ポリシー サービスの高CPU使用率」の問題がまだ発生していないか確認してください。
解決策4:サービスを無効化する
「Windows + R」キーを押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開き、「Services.msc」と入力してEnterキーを押します。

サービスの一覧から「Diagnostic Policy Service(診断ポリシー サービス)」を探し、ダブルクリックしてプロパティを開きます。

「停止」ボタンをクリックしてサービスを無効化し、「OK」を押します。必要に応じて、スタートアップの種類を「無効」に変更しておくと再起動後もサービスが自動的に立ち上がらなくなります。
解決策5:SRUDB.datファイルを削除する
「Windows + R」キーを押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開き、以下のパスを入力してEnterキーを押します。
C:\WINDOWS\System32\sru

System32内の「SRU」フォルダが開くので、その中にある「SRUDB.dat」ファイルを探して削除します。

SRUDB.datファイルはシステム使用状況の監視データを格納するファイルで、破損すると診断ポリシーサービスが異常動作することがあります。削除後は自動的に再生成されるため安心してください。タスクマネージャーを開いて、高CPU使用率の問題が解決したかどうかを確認しましょう。
解決策6:SFCスキャンを実行する
「診断ポリシー サービスの高CPU使用率」を引き起こす最も一般的な原因のひとつが、システムファイルの破損です。SFC(システムファイルチェッカー)は、Windowsに内蔵されたユーティリティで、破損したシステムファイルをスキャンして修復できます。Windows 11でSFCスキャンを実行するには、以下の手順に従ってください。
管理者権限でコマンドプロンプトを起動します。ターミナルウィンドウに以下のコマンドを入力し、Enterキーを押して実行します。

sfc/scannow

スキャンには数分から十数分程度かかる場合があります。スキャンが完了したら、デバイスを再起動してください。破損が検出・修復された場合は、併せて「DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth」コマンドの実行もおすすめです。
関連記事:Windows 10でOneDriveの高CPU使用率を解決・無効化する方法
まとめ
今回は、診断ポリシーサービスによる高CPU使用率の問題をトラブルシューティングするための、いくつかの簡単な対処法を紹介しました。バックグラウンドプロセスによるCPUの過剰消費は、放置せず早めに対処することが重要です。まずはご紹介した方法の中から試しやすいものから取り組んでみてください。最新の情報はFacebook、Instagram、YouTubeでも発信していますので、ぜひフォローしてください。
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