Googleドライブのファイルを別アカウントへ移行・転送する4つの方法
多くの方が、個人用と仕事用などに分けて複数のGoogleドライブアカウントを活用しています。新しいメールアドレスを作成したときや、用途ごとにアカウントを使い分けたいときなど、Googleドライブのファイルを別のアカウントへ移行したい場面は少なくありません。この記事では、Googleドライブのファイルを別アカウントに転送するための4つの方法を、手順付きでわかりやすく解説します。
Googleドライブのファイルを別アカウントへ移行する4つの方法
いずれの方法も手順自体はシンプルですが、ファイルの数やサイズによっては時間がかかる点に注意してください。まずは最も手軽な共有機能を使う方法から紹介します。
方法1:共有機能でオーナー権限を移譲する
最もシンプルなのが、ファイルを新しいアカウントと共有し、オーナー権限を移譲する方法です。おそらく今までにも共有機能を使ったことがある方も多いでしょう。以下の手順で進めてください。
ステップ1. ブラウザでGoogleアカウントにログインし、移行したいファイルをすべて選択します。
ステップ2. ファイルを選択したら、画面右上にある人型+アイコンの「共有」ボタンをクリックします。

ステップ3. 入力欄に新しいメールアドレスを入力し、下の「送信」ボタンをクリックして共有を完了します。

ステップ4. もう一度「共有」ボタンを開くと、自分のメールアドレスの下に新しいメールアドレスが表示され、共有済みであることが確認できます。その横の「編集者」と表示された下向き三角をクリックし、「オーナーにする」を選択します。

ステップ5. 確認ダイアログで承認すれば完了です。すべてのファイルが新しいアカウント側で利用できるようになります。
方法2:Google Takeoutを使ってバックアップ経由で移行する

実はGoogleには、ドライブ内のデータを一括でエクスポートできる「Google Takeout」という公式ツールが用意されています。本来は全データのバックアップ取得用のツールですが、これを利用してファイルを別アカウントへ移すことも可能です。
ステップ1. ブラウザでGoogle Takeout(takeout.google.com)にアクセスします。
ステップ2. バックアップに含められる項目の一覧が表示され、初期状態ではすべて選択されています。
ステップ3. 右側の「すべて選択解除」をクリックし、一覧を下にスクロールして「ドライブ」を見つけます。
ステップ4. 「ドライブ」のチェックボックスにチェックを入れ、「すべてのドライブデータを含める」をクリックします。移行したいファイルを選択して「OK」を押しましょう。

ステップ5. 元のページに戻るので、下までスクロールして「次のステップ」をクリックします。

ステップ6. 新しいページに移るので、ファイル形式・頻度・配信方法を選択し、ページ下部の「エクスポートを作成」ボタンをクリックします。

注意: ファイルの量によっては処理にかなりの時間がかかります。すべてのファイルはzip形式で1つにまとめてダウンロードでき、解凍後に新しいアカウントへアップロードできます。
この方法なら、ファイルを移行しながら同時にPC上にバックアップを作成できるのも大きなメリットです。
方法3:ダウンロード&アップロードで移行する
前述の方法が難しく感じる場合は、もっと直感的な「ダウンロードしてアップロードする」方法がおすすめです。以下の手順で進めましょう。
ステップ1. ブラウザで旧アカウントのGoogleドライブにログインし、新規フォルダを作成します。
ステップ2. 移行したいファイルをすべてこのフォルダに移動させます。
ステップ3. 移動が完了したら、フォルダを右クリックして「ダウンロード」を選択します。

ステップ4. 圧縮されたzipファイルがダウンロードされます。ファイルのサイズや数によっては時間がかかります。
ステップ5. ダウンロードが完了したら、新しいGoogleドライブアカウントにログインし、解凍したファイルをすべてアップロードします。
このように、単純にダウンロードとアップロードを繰り返すだけでファイルを移行できる手軽さが魅力の方法です。
方法4:サードパーティ製サービス(MultCloud)を利用する

最後に紹介するのは、MultCloudのような外部サービスを使う方法です。ダウンロードやアップロードを一切行わずに、クラウド間で直接ファイルを移動できます。処理が自動化されているため、大量のデータを移す際の最適解といえるでしょう。
インターフェースはファイル管理アプリに似ており、以下の手順で利用できます。
ステップ1. MultCloud.comにアクセスしてアカウントを作成します。
ステップ2. 「クラウドドライブを追加」をクリックし、Google Driveを選択します。
ステップ3. 旧アカウントの認証情報を入力します。同じ手順でもう一度Google Driveを追加し、新しい方のアカウントを登録します。
ステップ4. 両アカウントが読み込まれたら、移行したいファイルを選択してドラッグ&ドロップするだけです。
ステップ5. あとは自動的にファイル転送が行われます。
まとめ:目的に合った方法でGoogleドライブのファイルを移行しよう
メールアドレスの変更やアカウント間の引っ越しの際に役立つ、Googleドライブのファイル移行方法を4つ紹介しました。サードパーティアプリを使う方法が最も便利ですが、外部サービスにファイルへアクセスされるリスクがある点には注意が必要です。一方、Google公式の機能だけを使う他の方法は安全性が高いものの、時間と手間がかかります。それぞれの特徴を理解して、自分に合った方法を選びましょう。
テクノロジーに関する便利なヒントやトラブル解決策を定期的に発信しています。ご質問やご提案があれば、ぜひコメント欄でお知らせください。
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