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Windows 10のブロートウェアを削除する4つの方法|初心者向け徹底解説

Windows 10からブロートウェア(不要なプリインストールアプリ)を削除したいと思っていませんか?この記事では、ブロートウェアの概要と、パソコンから安全に削除する具体的な手順を詳しく解説します。

ブロートウェアとは、PCメーカーやOS開発元、そのパートナー企業によってあらかじめシステムに組み込まれているソフトウェアのことです。標準機能には含まれないツールやユーティリティが多く含まれています。ブロートウェア自体は直接的な害を及ぼすものではありませんが、削除すべき理由がいくつかあります。

  • ストレージの空き容量を無駄に占有し、ユーザーのデータ保存領域を圧迫する
  • スタートアップで自動起動し、PCの起動時間を遅くする
  • バックグラウンドで動作してメモリを消費し、PC全体の動作を遅くする
  • ユーザーデータや閲覧履歴などの情報を収集し、メーカー側へ送信する可能性がある
  • 多くの場合は基本機能のみの簡易版であり、より高機能な代替アプリが存在する

注意:ブロートウェアは数ステップで削除できますが、Windows Updateを適用した後に一部のアプリが復活することがあります。

削除できないプリインストールアプリの一覧

後述する4つの方法を使っても、以下の4つの標準アプリはWindows 10から削除できません。

  • Contact Support(サポートへの問い合わせ)
  • Cortana
  • Microsoft Edge
  • Windows Feedback(フィードバック)

これらはオペレーティングシステムの中核を構成する要素であるため、削除することは不可能です。唯一の対策は、同等の機能を持つサードパーティ製アプリをインストールし、デフォルトアプリとして設定することです。たとえば、Google Chromeをインストールして既定のブラウザに設定すれば、Microsoft Edgeはシステム内に残ったままでも実質的に使用しない状態にできます。

Windows 10のブロートウェアを削除する方法

プログラムを削除する従来の方法は「アンインストール」ですが、多くのプリインストールソフトはアンインストールボタンが無効化されているため、簡単には取り除けません。これは、マイクロソフトやそのパートナー企業が、ソフトがインストールされないことで収益を失うことを避けたいことが主な理由です。ここでは、Windows 10のブロートウェアを除去するための4つの方法を紹介します。

方法1:標準のアンインストール機能を使う

この方法ではすべてのプリインストールソフトを削除できるわけではありませんが、一部のアプリは問題なく削除できます。どのWindows OSでも使える伝統的なアンインストール手法です。筆者も実際に「マネー」「スポーツ」「ニュース」をこの方法で削除することに成功しました。

手順1. タスクバー左下の検索ボックスに「アプリと機能」(Add or Remove Programs)と入力します。

手順2. スタートメニューに表示された検索結果から、システム設定の「アプリと機能」を選択します。

手順3. 新しいウィンドウが開き、システムにインストールされているすべてのアプリ一覧が表示されます。

手順4. 削除したいアプリをクリックすると「アンインストール」ボタンが表示されるので、クリックしてアプリを削除します。

注意:「メールとカレンダー」のようにアンインストールボタンが有効になっているアプリはこの方法で削除できます。一方、「メッセージング」のようにボタンが灰色で無効化されている場合は削除できません。そのようなアプリは、以下の高度な方法を試す必要があります。

方法2:PowerShellをWindows 10 Debloaterとして使う

Windows PowerShellは、Windows 10のさまざまな設定を操作できる非常に強力なツールです。主にタスクの自動化や構成管理に使われますが、従来の方法ではアンインストールできないブロートウェアの削除にも活用できます。

手順1. タスクバーの検索ボックスに「PowerShell」と入力します。

手順2. 検索結果に表示されたPowerShellを右クリックし、「管理者として実行」を選択します。確認画面が表示されたら「はい」をクリックします。

手順3. コマンドプロンプトに似たテキストウィンドウが開きます(背景色が黒ではなく青です)。

手順4. 以下のコマンドを入力し、「appname」の部分をアンインストールしたいアプリ名に置き換えます。

Get-AppxPackage *appName* | Remove-AppxPackage

たとえば、標準の天気予報アプリを削除したい場合、実際の内部アプリ名「Bingweather」をアスタリスクの間に指定します。コマンドは次のようになります。

Get-AppxPackage *Bingweather* | Remove-AppxPackage

注意:2つのアスタリスクの間にはアプリ名のみを記述し、他の部分は変更しないでください。

手順5. Enterキーを押してコマンドを実行します。

手順6. これでブロートウェアが削除されます。別のアプリを削除するたびに、ショートカットやUI上の表示名ではなく、実際の内部アプリ名を指定して同じコマンドを実行してください。

以下に、Windows 10の主要なプリインストールアプリとその内部名の一覧を示します。上記のコマンドをコピーし、アスタリスクの間の単語を表の該当する内部名に置き換えれば、アンインストールできます。

No.アプリ名内部アプリ名
13D Builder3dbuilder
2アラーム&クロックwindowsalarms
3電卓windowscalculator
4メールとカレンダーwindowscommunicationsapps
5カメラwindowscamera
6Office を入手officehub
7Skype を入手Skypeapp
8はじめにgetstarted
9Groove ミュージックzunemusic
10マップwindowsmaps
11Microsoft Solitaire Collectionsolitairecollection
12マネーbingfinance
13映画 & テレビzunevideo
14ニュースbingnews
15OneNoteonenote
16Peoplepeople
17Phone Companionwindowsphone
18フォトPhotos
19Storewindowsstore
20スポーツbingsports
21ボイス レコーダーsoundrecorder
22天気Bingweather
23Xboxxboxapp

方法3:DISMコマンドでブロートウェアを完全に削除する

前述のPowerShellの方法は非常に簡単ですが、先に触れたように、大規模なWindows Updateの後にはアプリが再インストールされる可能性があります。ソフトの痕跡を完全に消し去りたい場合は、DISM(Deployment Imaging Service and Management)を使用しましょう。

手順1. キーボードのWindowsキーを押してスタートメニューを開き、「PowerShell」と入力します。

手順2. 検索結果のPowerShellを右クリックし、「管理者として実行」を選択します。

手順3. まず、以下のコマンドを入力して、システムにインストールされているブロートウェアの完全なリストをパッケージID付きで取得します。

DISM /Online /Get-ProvisionedAppxPackages | select-string Packagename

手順4. 表示されたリストから対象アプリを見つけ、マウスでパッケージ名を選択してCtrl+Cでコピーします。

手順5. このブロートウェアをシステムから完全に削除するには、以下のコマンドを入力します。

DISM /Online /Remove-ProvisionedAppxPackage /PackageName:YOURAPPID

手順6. コロンの後ろの「YOURAPPID」を、手順4でコピーしたパッケージIDに置き換えます。

たとえば、「はじめに(Get Started)」アプリを削除する場合、そのパッケージIDは次のとおりです。

GetHelp_10.1909.22691.0_neutral_~_8wekyb3d8bbwe

最終的なコマンドは以下のようになります。

DISM /Online /Remove-ProvisionedAppxPackage /PackageName:GetHelp_10.1909.22691.0_neutral_~_8wekyb3d8bbwe

手順7. ブロートウェアをすべて削除し終えるまで、これらの手順を繰り返します。

手順8. PCを再起動します。

方法4:Windows 10 Debloaterアプリを使う

最後の方法は、サードパーティ製の「Windows 10 Debloater」アプリを導入して、ブロートウェアを一括で削除する方法です。第三者のアプリのダウンロードに不安を感じる方もいるかもしれませんが、このツールはGitHubで公開されており、筆者も試してみましたが問題は見つかりませんでした。

手順1. Windows 10 Debloaterの公式サイト(GitHubページ)を開きます。

手順2. 右側にある緑色の「Clone or Download」ボタンを探します。

手順3. 「Download ZIP」をクリックすると、ブラウザの既定のダウンロード先にファイルが自動的に保存されます。

手順4. ZIPファイルを解凍してフォルダを開きます。

手順5. フォルダ内の「Windows10DebloaterGUI」ファイルを探して右クリックし、「PowerShellで実行」を選択します。確認のポップアップが表示されたら「はい」または「OK」をクリックします。

手順6. Windows 10 Debloaterのウィンドウが開きます。

手順7. 「Remove All Bloatware(すべてのブロートウェアを削除)」というボタンをクリックします。

手順8. バックグラウンドでPowerShellによるブロートウェア削除処理が開始されます。削除の様子を目で確認してもよいですし、ウィンドウを最小化して他の作業を続けても構いません。

まとめ:Windows 10からブロートウェアを削除しよう

以上の4つの方法を活用すれば、Windows 10のブロートウェアをシステムから取り除き、無駄に消費されていたディスク容量やシステムリソースを解放できます。プリインストールされた標準アプリのほとんどには、より高機能で便利なサードパーティ製アプリがインターネット上に存在します。有料のものもあれば、オープンソースライセンスで無料提供されているものもあります。自分に合った方法を選び、大規模なWindows Update後にブロートウェアが復活したときのために、このページをブックマークしておくことをおすすめします。

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