Kubuntu Jauntyをたった3ステップでWindows 7風の外観に変える方法
Linux(そしてUbuntu)の魅力のひとつは、何よりも自由自在にカスタマイズできる点にあります。これまでUbuntuをMac OS X風に見せる方法をご紹介してきましたが、今回はさらに一歩踏み込んで、Kubuntu Jauntyをわずか3つの簡単なステップでWindows 7風に変身させる方法をご紹介します。
このチュートリアルでは、「Vistar7 – Windows 7 Transformation Pack」という変換パックを使用します。このパックにはWindows 7のテーマが充実して収録されており、インストールスクリプトも同梱されているため、変換作業全体がとてもスムーズに行えます。
始める前に知っておくべきこと
1) このチュートリアルの目的は、Linuxデスクトップの柔軟性と高いカスタマイズ性を紹介することです。Microsoft(またはWindows 7)を推奨・宣伝するものではありません。
2) 自分のPCが他のOS(特にどうしても受け付けられないOS)の外観になるのが嫌な方は、この先を読み進めないでください。
3) この変換パックが変更するのはKubuntu Jauntyの「見た目と操作感」だけです。Windows 7の機能そのものが使えるようになるわけではありません。本物のWindows 7を使用したい場合は、RC1をダウンロードしてインストールしてください。
4) この変換パックは、システム内に新しいユーザープロファイルを作成し、そのプロファイルに対してインストールを行います。あなた自身の個人プロファイルには一切手を加えません。
ステップ1:変換パックをダウンロードする
まず、Windows 7変換パックのファイルをダウンロードします。
ステップ2:インストールスクリプトを実行可能にする
Konsole(端末)を開き、以下のコマンドを入力します。
cd /path-to-windows7-transformation-pack-folder sudo chmod +x install.sh
ステップ3:変換パックをインストールする
(インストールスクリプトを実行する前に、必ずインターネットに接続していることを確認してください。)
Konsoleで以下のコマンドを実行し、インストールスクリプトを起動します。
sudo ./install.sh
インストールスクリプトは以下の処理を自動的に行います。
1. 既存のソフトウェアリポジトリに新しいパッケージを追加する
2. Plasma関連のソフトウェアをいくつかインストールする
3. 新しいユーザー「vistar7」を作成する
4. 新しいユーザーのパスワード設定を求める
5. 必要なファイルを対応するテーマディレクトリへ展開する
6. 設定パスを変更する
インストールが完了したら、新しいユーザープロファイル「vistar7」に切り替えて、Windows 7風のインターフェースが動作している様子を確認してみましょう。
スクリーンショット

Kubuntuのメニューバー。

DolphinとKonquerorが、あたかもWindowsエクスプローラーやInternet Explorer 8のように見えます。

変換パックに同梱されているWindows 7の壁紙コレクション。

個人プロファイルにテーマをインストールする(上級者向け)
新規ユーザー「vistar7」を作成せずに、自分の個人プロファイルへ直接変換パックをインストールしたい方のために、その手順を紹介します。
※この方法は開発元による正式なサポート対象外のため、推奨されません。実行する場合は自己責任でお願いします。
Windows 7変換パックのフォルダ内にあるinstall.shファイルをKateで開きます。
3行目のNEWUSERNAMEを、ご自身のユーザー名に書き換えます。
NEWUSERNAME="your own username"
次に30行目までスクロールし、30〜33行目の各行の先頭に「#」を付けてコメントアウトします。
#echo "Creating user." #useradd -m $NEWUSERNAME -s /bin/bash && \ #echo "User created. Enter password for new user." #passwd $NEWUSERNAME
ファイルを保存します。
Konsoleで以下のコマンドを実行します。
cd /path-to-Windows-7-transformation-pack sudo ./install.sh
ログアウトして再度ログインすれば、Windows 7風のテーマが適用されたデスクトップが表示されるはずです。
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