メモリーカード購入前に知っておくべき5つの重要ポイント
スマートフォンやカメラに保存するデータは年々増える一方です。思い出の写真や動画、失いたくない大切なファイルなど、しっかり保存しておきたいデータはたくさんあるはずです。しかし、本体の内蔵ストレージだけでは容量が足りなくなると感じたことはありませんか?
そんな悩みを解決してくれるのが「メモリーカード」です。この記事では、メモリーカードを購入する前に押さえておきたい基本知識と、失敗しない選び方のポイントをわかりやすく解説します。
メモリーカードとは?
メモリーカード(SDカードやフラッシュカードとも呼ばれます)は、データやメディアファイルを保存するための記録媒体です。不揮発性のため電源を切ってもデータが消えず、スマートフォンやデジタルカメラなどの機器間でのデータ転送にも活用できます。
代表的なメモリーカードの種類は以下の通りです。
- SDカード(Secure Digital)
- コンパクトフラッシュ(CF)カード
- スマートメディア
- メモリースティック
- マルチメディアカード(MMC)
なぜメモリーカードが必要になるのか?
最近のスマートデバイスは内蔵ストレージも大容量化していますが、使い続けるうちに「もっと容量を増やしたい」と感じる場面は少なくありません。そこで役立つのが外部ストレージとしてのメモリーカードです。ほとんどのスマートフォンやカメラにはSDカードスロットが搭載されており、必要に応じて容量を拡張できるようになっています。
どんなメモリーカードでも良いのか?
結論から言うと、どんなメモリーカードでも自分に合うとは限りません。スペックをよく確認せず、容量の数字だけを見て購入すると、せっかくのお金を無駄にしてしまう可能性があります。
メモリーカード購入前に確認すべき5つのポイント
1. カードのサイズ(形状)を確認する
SDカードには複数のサイズがあり、使用する機器によって適切なサイズが異なります。
- 標準サイズ(SD)カード: デジタルカメラ、ノートパソコン、デスクトップPCなど、比較的大型の機器向けのフルサイズカードです。
- miniSDカード: タブレットや携帯電話向けの中間サイズのカードで、標準サイズより小さいのが特徴です。
- microSDカード: スマートフォンなどに使われる、最も小型のカードです。
まずは自分の機器に対応したサイズを選ぶことが大前提です。PC用にmicroSDカードをそのまま使うことはできませんので注意しましょう(変換アダプターを使えば利用可能な場合もあります)。
2. 容量の規格をチェックする
容量とは、メモリーカードに保存できるデータ量のことです。SDカードには主に以下の3つの規格があります。
- SDカード: 最大約2GBまでの従来型カード。古い機器との互換性が主な用途で、最近のスマートデバイスではサポートされていないことが多くなっています。
- SDHCカード(Secure Digital High Capacity): 4GB〜32GBの容量を持つハイキャパシティ規格。大容量であるだけでなく、高速なデータ転送にも対応しています。
- SDXCカード(Secure Digital eXtended Capacity): 32GB〜2TBという最大級の容量を持つ規格で、さらに高速なデータ転送が可能です。
大量のデータを保存したいなら、SDXCカードが断然おすすめです。
3. スピードクラスを理解する
見落とされがちですが、スピードクラスの確認はとても重要です。スピードクラスは、最低保証されるデータ転送速度(読み書き速度)を示す指標で、大きく分けて「スピードクラス」と「UHSスピードクラス」の2種類があります。
- スピードクラス: Class 2 / 4 / 6 / 10 の4段階があります。Class 2が最も遅く、快適な速度を求めるならClass 10を選びましょう。
- UHSスピードクラス: SDHC・SDXCカード向けの超高速規格です。ただし、この速度を活かすには、挿入する機器側もUHSに対応している必要があります。
4. 保存したいファイルの種類を考慮する
保存するファイルの種類によって、適したカードは変わります。
- HD画質の動画や大容量ファイルを保存する場合は、大容量かつ高速なSDHCカードまたはSDXCカードが最適です。
- 写真や小さなファイルの保存だけなら、標準的なSDカードでも十分でしょう。
5. Wi-Fi対応カードという選択肢
近年注目されているのが、Wi-Fi機能を内蔵したメモリーカードです。頻繁にデータを転送する方は、Wi-Fi対応の外部ストレージを検討してみてください。ただし、快適に使うには安定したWi-Fi環境と、接続先機器の消費電力への配慮が必要になります。
まとめ
メモリーカードを選ぶ際は、「サイズ」「容量」「スピードクラス」「保存するファイルの種類」「Wi-Fi対応」の5つのポイントを必ず確認しましょう。HD動画を保存するならSDXCカードがおすすめです。また、SDカードはSDHC対応スロットで使える場合がありますが、その逆(SDHCカードをSD専用スロットで使う)はできない点にも注意してください。
賢くメモリーカードを選んで、大切なデータをしっかり守りましょう。
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