【図解】Chromium版Edge Insiderの閲覧ビューで文法ツール(Grammar Tools)を有効にする方法
近年、Microsoftが旧Edgeに搭載してきた代表的な機能の多くは、閲覧ビュー(Reading View)と、読者や学習者を支援するためのツール群を中心としたものでした。こうした機能の少なくとも一部は現在、ChromiumベースのEdge Insiderビルドに再実装されつつあり、MicrosoftがEdgeHTMLから移行した後もユーザーがこれらの機能を使い続けられるようになっています。
文法ツールは設定画面には非公開
現時点では、文法ツール(Grammar Tools)はEdge Insiderの設定画面に項目として表示されていません。有効にするには、ブラウザのフラグ(flags)を手動で編集する必要があります。

有効化の手順
- アドレスバーに「
edge://flags」と入力してフラグページを開きます。 - ページ上部の検索ボックスで「grammar tools」と検索します。
- 「Grammar Tools in Reading View(閲覧ビューの文法ツール)」という1件の結果が表示されます。
- プルダウンメニューから該当フラグを「Enabled」に変更します。
- ブラウザ下部に表示された青いボタンをクリックして、Edgeを再起動します。
閲覧ビューで文法ツールを使う
再起動後、文法ツールが有効になります。閲覧ビューに対応しているWebページ(アドレスバーに本のアイコンが表示されているページ)を開き、閲覧ビューアイコンをクリックしてリーダーモードで表示してみましょう。

すると、ページの右上に新しい「Grammar tools(文法ツール)」ボタンが追加されています。このボタンをクリックすると文法ツールのパネルが開き、個々の文法機能をオン/オフして切り替えられます。
利用できる機能
現在のEdge Insiderでサポートされているのは、次の2つの機能です。
- 音節分割: 単語を音節ごとに区切って表示し、発音をつかみやすくします。
- 品詞のハイライト: 文中の単語を品詞ごとに色分けして強調表示します。
このような機能は、生徒に読み方を教える教育の場面や、長い文章を読むのが苦手な人への支援において、非常に価値のある助けとなります。

今後の展開は?
現時点では、EdgeHTML版で提供されていた機能セットと比べるとツールの種類はまだ少ないものの、Edge Insiderの開発が進むにつれて、Microsoftがさらに多くの機能を移植していく可能性は高いといえます。閲覧ビューの読解支援機能は現行版Edgeの目玉機能の一つであり、Microsoftはできるだけ多くの機能を維持したいはずです。
ちなみに、EdgeHTMLを採用する現行のEdgeブラウザには、より高機能な閲覧ビューが搭載されており、多彩なレイアウト・書式設定オプションに加えてテキスト読み上げ機能にも対応しています。また、文法ツールはMicrosoft Storeから入手できる拡張機能として別途配布されています。一方のEdge Insiderでは、拡張機能を別途インストールすることなく、ツール群をブラウザ本体に直接組み込むという、異なるアプローチが採られている点が特徴です。
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