Windows 10 PCでリモートデスクトップ接続を有効にする方法
デスクを離れて作業しているときでも、Windowsの「リモートデスクトップ接続」を使えば、いつも使っているPCにアクセスできます。着信接続を許可しておけば、Windows、Mac、iOS、Androidなど、別のデバイスからPCを遠隔操作できるようになります。なお、この機能を利用するにはWindows 10 ProまたはEnterpriseエディションが必要です。
リモートデスクトップを有効にする手順
まず「Windows + I」キーで設定アプリを開き、「システム」カテゴリをクリックします。左側メニューの一番下にある「リモートデスクトップ」ページを選択しましょう。

画面上部の「リモートデスクトップを有効にする」トグルスイッチを「オン」に切り替えます。これでPCは着信接続を受け付けられる状態になりますが、その前に調整しておきたい設定がいくつかあります。まずは画面上の2つのチェックボックスから確認していきましょう。
おすすめの設定オプション
「電源に接続しているときは、接続のためにPCをスリープ解除したままにします」は、利便性を高める便利な機能です。有効にすると、電源につながっている間、Windowsはデバイスがスリープ状態になるのを防ぎます。これにより、通常なら自動的にスリープしてしまう状況でも、常にリモート接続を確立できるようになります。
もう1つのオプションは、プライベートネットワークでの検出可能性を制御するものです。有効にすると、PCは同じプライベートネットワーク上の他のデバイスに対して、リモートデスクトップの接続先として表示されるようになります。複数のネットワークを行き来して作業する場合は、自分のデバイスの存在を他者に知られたくないのであれば、この設定には注意が必要です。

「詳細設定」リンクには、リモートデスクトップサーバーのより技術的な側面を調整するためのガイダンスが用意されています。シンプルな環境で使用する限り、通常これらを変更する必要はありません。各オプションの効果や使用すべき場面について詳しくは、ヘルプリンクを参照してください。設定項目には、サーバーのポート番号の変更や、セッションの保護を強化するためのネットワークレベル認証(NLA)の強制などが含まれます。
別のデバイスから接続する
これで、同じネットワーク上の別のデバイスからPCに接続できるようになりました。ここではWindowsの「リモートデスクトップ接続」を使う例を紹介しますが、Microsoftが提供するモバイル向けアプリからも同様に接続可能です。
クライアント側のデバイスで、スタートメニューから「リモートデスクトップ接続」を開きます。表示された接続ボックスに、接続先コンピュータのローカルIPアドレスまたはホスト名(リモートデスクトップの設定ページに表示される名前)を入力します。次に、「ユーザー名」ボックスに接続に使用するWindowsユーザー名を入力してください(Microsoftアカウントでサインインしている場合は、メールアドレスがユーザー名になります)。

「接続」ボタンを押すと、指定したユーザー名のパスワード入力を求められます。パスワードは保存しておけるため、次回以降は資格情報を再入力する必要はありません。しばらく待つと、リモートPCのデスクトップが表示されるはずです。操作の快適さはネットワーク速度に大きく左右されます。
ネットワーク外から接続する場合(ポート転送)
自宅やオフィスのネットワーク外、つまりインターネット経由でPCに接続したい場合は、ルーターでポート転送を設定する必要があります。リモートデスクトップの接続ポート(デフォルトでは3389番)を、接続先のPCへ転送するルールを追加しましょう。設定が完了すれば、ネットワークのグローバルIPアドレスを使って、世界中のどこからでもPCに接続できるようになります。ポート転送ルールの具体的な追加方法については、お使いのルーターの取扱説明書やメーカーサポートページを参照してください。
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