Windows 10で非アクティブなウィンドウのスクロールを無効にする方法
Windows 10には、バックグラウンドのウィンドウをより操作しやすくするための便利な機能が搭載されています。その名も「非アクティブウィンドウのスクロール(Inactive Window Scrolling)」です。この機能を有効にすると、マウスカーソルをウィンドウに重ねるだけで、アクティブになっていないウィンドウの中身をスクロールできるようになります。
それ以前のWindowsでは、背景にあるウィンドウをスクロールするには、一度そのウィンドウをクリックして前面に切り替え、スクロールを実行してから、元のウィンドウに戻るという手順が必要でした。作業の流れの中で余計な2ステップが発生し、長年ユーザーからの不満の種となっていました。非アクティブウィンドウのスクロールは、こうした手間を解消し、デスクトップ操作を大幅にシンプルにしてくれる機能です。

無効にしたほうがよい場合もある
便利な機能ではありますが、すべての人に向いているわけではありません。画面上のコンテンツを目で追うのが苦手だったり、マウスを正確に操作するのが難しかったりするユーザーにとっては、意図しないウィンドウが動いてしまい、かえって混乱のもとになることがあります。そんなときは、この機能をオフにしておくと安心です。もちろん、現在無効になっていて使いたい場合は、オンに切り替えることも可能です。
設定の変更は、ボタンをワンクリックするだけの簡単な操作で完了します。
設定を変更する手順
- 「Windowsキー + I」のショートカットキーで設定アプリを開きます。
- ホーム画面のカテゴリから「デバイス」をクリックします。
- 左側のサイドバーにある「マウス」をクリックまたはタップして、マウスの設定ページを表示します。

ページの下部にある「ホバー時に非アクティブなウィンドウをスクロールする」のトグルスイッチを「オフ」に切り替えると、機能が無効になります。逆に、機能を使いたい場合は「オン」に切り替えてください。
設定後の動作の違い
機能をオフにした場合、バックグラウンドのウィンドウはマウスホイールの操作に反応しなくなり、Windows 8.1以前と同じ従来の動作に戻ります。一方、機能をオンにした場合は、マウスカーソルを背景のウィンドウに重ねるだけで、ホイールを使ってその中身を直接スクロールできるようになります。
自分の作業スタイルに合わせて切り替えられるので、使いにくいと感じたらぜひ設定を見直してみてください。
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