【Windows 10】「このPC」から「3Dオブジェクト」フォルダを非表示にする方法
Windowsには長年にわたり、デスクトップ、ドキュメント、ダウンロード、ミュージック、ピクチャ、ビデオという6つの最上位フォルダが標準で搭載されてきました。ところが2017年10月にリリースされたWindows 10 Fall Creators Updateで、7つ目となる「3Dオブジェクト」フォルダが追加されました。
このフォルダは、ペイント3DなどWindowsの3Dアプリで作成したコンテンツの保存先として用意されたものですが、ほとんどのユーザーが使う機会はほぼありません。そこで本記事では、このフォルダを「このPC」から非表示にして、エクスプローラーをすっきりさせる方法を紹介します。
フォルダを「削除」せず「非表示」にする理由
「3Dオブジェクト」フォルダは、ユーザープロファイル内(通常は C:\Users\ユーザー名\3D Objects)に配置されています。今回はフォルダそのものを削除するのではなく、エクスプローラーのサイドバーと「このPC」画面から隠す方法を採用します。
実際にフォルダを削除してしまうと、その存在を前提として動作する3Dアプリで不具合が発生する恐れがあるためです。非表示にするだけであれば、そうしたリスクを避けながらインターフェースを整理できます。
レジストリエディターで設定を変更する
この変更にはレジストリの編集が必要です。レジストリの操作を誤るとWindowsが深刻な問題を起こす可能性があるため、必ず慎重に作業してください。作業前にシステムの復元ポイントを作成しておくと安心です。
まず、管理者アカウントでログインした状態で、スタートメニューから「regedit」と検索し、レジストリエディターを起動します。
手順1:NameSpaceキーへ移動する
レジストリエディターが開いたら、ツリービューまたは上部のアドレスバーを使って、次のキーへ移動します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\MyComputer\NameSpace
手順2:「3Dオブジェクト」のサブキーを削除する
左側のツリービューで、以下のキーを探してください。
{0DB7E03F-FC29-4DC6-9020-FF41B59E513A}
一見すると意味不明な文字列に見えますが、これが「3Dオブジェクト」フォルダを識別するための内部キーです。キーを右クリックして「削除」を選択します。将来元に戻したい場合に備えて、削除前に「エクスポート」でバックアップを保存しておくことをおすすめします。
手順3:64ビット版の場合はWow6432Node配下も削除する
続いて、次のキーへ移動します。このキーは64ビット版Windowsでのみ存在します。32ビット版のPCをお使いの場合は、ここまでの作業で完了ですので、このステップはスキップしてください。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\MyComputer\NameSpace
同じように「3Dオブジェクト」フォルダのサブキー({0DB7E03F-FC29-4DC6-9020-FF41B59E513A})をツリービューで探し、右クリックして「削除」をクリックします。
変更結果の確認と元に戻す方法
以上の手順を終えたら、エクスプローラーを開いてみてください。「このPC」の一覧から「3Dオブジェクト」フォルダが消えていれば成功です。
小さな変更ではありますが、3Dコンテンツを作成する予定のないユーザーにとっては、PCの画面を整頓するうえで効果的です。MicrosoftはWindowsの「クリエイター」機能を積極的に推進していますが、こうしたニッチな用途のために最上位フォルダを追加するのはやや強引で、大多数のユーザーにとっては不要なものといえるでしょう。
なお、後になってフォルダを「このPC」に再表示したくなった場合は、このガイドで削除したレジストリサブキーを再作成すれば簡単に元に戻せます。事前にエクスポートしておいた.regファイルを実行するだけでも復元可能です。
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