Power BI Desktop入門:無料で始めるデータ分析とレポート作成
Power BI Desktopを使えば、データモデルやレポートを作成してデータを可視化できるだけでなく、Power BIサービスに公開することで、作成した成果物を他のユーザーと共有することもできます。
Power BI Desktopの入手方法
Power BI Desktopは無料でダウンロードできます。Office 365サブスクリプションなどの契約は一切不要です。
入手方法は主に2つあります。
- MSIパッケージとして直接ダウンロード(Windows 7 / Windows Server 2008 R2以降に対応)
- Microsoft Storeからアプリをインストール
Microsoft Store版には、更新プログラムが自動的に適用される点や、インストールに管理者権限が不要というメリットがあります。
ただし注意点として、ダウンロード版とMicrosoft Store版を同じコンピューターに併用してインストールすること(サイドバイサイドインストール)はサポートされていません。どちらか一方のみを利用するようにしましょう。
データに接続してレポートを作成してみよう
それでは、実際にPower BI Desktopを使い始めるために、データソースへ接続し、そのデータをレポートに取り込むまでの基本的な流れを見ていきましょう。
1. 「データを取得」でサンプルデータを読み込む
Power BI Desktopを起動したら、まず「データを取得」ボタンをクリックします。ここでは例として、サンプルのExcelファイル(本記事ではトランプ大統領の支持率に関するデータを使用)を開いてみます。
Power BI DesktopがExcelファイルに接続すると、スプレッドシート内のデータがプレビュー表示されます。使用したいテーブルにチェックを入れ、「読み込み」をクリックしてください。

2. フィールドを選んでビジュアライゼーションを追加
データの読み込みが完了すると、「フィールド」ペインに利用可能な列の一覧が表示されます。
ビジュアライゼーション(データの視覚化)を作成するのはとても簡単です。可視化したいフィールドにチェックを入れ、「ビジュアライゼーション」タブから好きなグラフの種類をクリックするだけで、キャンバス(空白の白い領域)に追加されます。ドラッグ&ドロップでも配置できます!

3. グラフの調整とデータの確認
軸の変更や、同じデータを使った複数のビジュアライゼーションの追加も自由自在です。Power BIはデータの内容を自動的に認識するため、グラフの種類を切り替えるたびに、適切な形式でチャートが描画されます。
また、チャート上のデータポイントにマウスカーソルを合わせると、具体的な数値を確認できるウィンドウが表示されるので、細かい値のチェックにも便利です。
カスタマイズ機能を活用しよう
表示形式のカスタマイズやデータの絞り込み(スライス)には、さまざまなオプションが用意されています。「ビジュアライゼーション」タブの各設定を一通り触ってみて、Power BI Desktopの操作感をつかんでみてください。
次回予告
次回のチュートリアルでは、作成したチャートを仕上げ、Power BIサービスへ公開する方法をご紹介します。お楽しみに!
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