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Windows 10でバッテリーレポートを生成して確認する方法

ノートPCのバッテリー持続時間は、使い方によって大きく左右されます。ゲームをすればバッテリーは急速に消耗しますし、ウェブ閲覧(使用するブラウザにもよります)や文書作成であれば、比較的長く持ちます。残念ながらMicrosoftは自社ハードウェアでの「残り時間の目安」表示を廃止してしまったため、あとどれくらい使えるのかを正確に知るのは難しくなっています。なお、本記事で紹介する方法はデスクトップPCでは意味がないため、ノートPCなどのポータブルなWindows 10デバイスが対象となります。

「どのアプリがバッテリーを消耗させているのか知りたい」という方は、Windows 10に用意されている複数の機能を活用できます。まずは、設定アプリからバッテリーに影響を与えているアプリを確認する方法を見ていきましょう。

バッテリーを消費しているアプリを確認する

  1. 設定を開きます。
  2. システムを選択します。
  3. バッテリーを選択します。

「バッテリー」画面の残量パーセンテージのすぐ下にある「バッテリーの使用状況を確認するには、どのアプリがバッテリーに影響を与えているかを確認してください」という項目を開きます。

Windows 10でバッテリーレポートを生成して確認する方法ここでは、Windows 10のアプリ一覧とそれぞれのリソース消費量が表示されます。期間は「過去6時間」「24時間」「1週間」から選べ、表示方法も「使用中のアプリ」「すべてのアプリ」「常に許可するアプリ」で切り替え可能です。
Windows 10でバッテリーレポートを生成して確認する方法任意のアプリをクリックすると、そのアプリがWindows 10上でリソースをどう使うかを細かく制御できます。「Windowsに管理させる」を選べば、バックグラウンドでいつ動作するかをOSが自動的に判断します。それ以外にも、「バックグラウンドで実行できる作業を減らす」または「バックグラウンドタスクの実行を許可する」を選択できます。特別な理由がない限り、基本的にはWindowsに管理させるのがおすすめです。そうすることで、アプリが最終的に消費するリソースとバッテリーを抑えられます。

Windows 10でバッテリーレポートを生成して確認する方法

PowerShellで詳細なバッテリーレポートを生成する

より詳しくバッテリーの状態を分析したい場合は、Windows 10に標準搭載されたレポート生成機能を使いましょう。手順は以下の通りです。

  1. スタートボタンを右クリックしてメニューを表示します。
  2. 「Windows PowerShell(管理者)」を選択します。

Windows 10でバッテリーレポートを生成して確認する方法

  1. UAC(ユーザーアカウント制御)のダイアログが表示されたら「はい」をクリックします。
  2. PowerShellウィンドウに「powercfg /batteryreport」と入力してEnterキーを押します。レポートは現在のディレクトリに保存されます。PowerShellを起動した直後は通常「C:\WINDOWS\system32」になっているため、好きな場所に保存したい場合は次のコマンドを使用しましょう。
    powercfg /batteryreport /output "C:\battery-report.html"
    このコマンドなら、Cドライブ直下にレポートが保存されるので、後で見つけやすくなります。

Windows 10でバッテリーレポートを生成して確認する方法

  1. レポートを開きます。生成が完了したら保存先フォルダを開き、「battery-report.html」という名前のファイルを探してダブルクリックします。ファイルは既定のブラウザで表示されます。

バッテリーレポートの見方

初めてレポートを目にすると、何が書いてあるのか分かりにくいと感じるかもしれません。ここでは、各セクションの内容を順番に解説します。

システム情報

レポートの最初のセクションには、PCのハードウェア構成、OSのバージョンなど、デバイス固有の詳細情報が表示されます。以下はSurface Book 2の例です。

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インストールされているバッテリー

次の「Installed batteries(インストールされているバッテリー)」セクションでは、PCに搭載されているバッテリーの基本情報を確認できます。具体的には、バッテリー名、メーカー、化学種類(リチウムイオンなど)、設計容量、満充電容量などが含まれます。

Windows 10でバッテリーレポートを生成して確認する方法

最近の使用状況

「Recent usage(最近の使用状況)」には、バッテリーを使用した日時、状態(アクティブ/スリープ)、電源の種類、残り容量が記録されています。ノートPCがいつスリープし、いつアクティブになり、AC電源で充電されたのか、そしてその時点の残容量(mWh)が一目で分かる便利な履歴です。
Windows 10でバッテリーレポートを生成して確認する方法

バッテリー使用状況グラフ

「最近の使用状況」の下には、直近3日間のバッテリー消耗の推移を視覚的に示したバッテリー使用状況グラフがあります。現時点では3日より前のデータを表示するオプションはなく、1週間単位の推移までは確認できません。

Windows 10でバッテリーレポートを生成して確認する方法

使用履歴と容量の履歴

その他のセクションとして、「Usage history(使用履歴)」と「Battery capacity history(バッテリー容量の履歴)」があります。これらはPCのバッテリー健康状態を継続的に把握するうえで役立つ項目です。

バッテリー寿命の推定値

ほとんどのユーザーにとって最も重要なのが「Battery life estimates(バッテリー寿命の推定値)」です。これは通常の使用状況において、どれくらいバッテリーが持つかをWindows 10が推定した数値で、タスクバーのバッテリーアイコンをクリックしたときに表示される簡易的な残り時間よりも、はるかに安定した正確な指標になります。

ちなみに、Microsoft Surface製品では、バッテリーアイコンをクリックしても残り時間が表示されません。理由は不明ですが、Microsoftがこの機能を削除したためです。筆者もSurface Book 2でバッテリー持続時間に悩まされ、改善を期待してWindows 10のクリーンインストールを実行しました。以前は5〜6時間程度しか持たなかったのですが、現在はかなり改善しています。ただし、より正確な数値を読み取るには、あと数回の充放電サイクルが必要でしょう。

同様の問題を抱えている方は、この記事の手順でバッテリーレポートを生成し、自分のノートPCのバッテリーがどのような状態なのか、バッテリー関連の不具合がないかをぜひ確認してみてください。

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