Windows
 Computer >> コンピューター >  >> システム >> Windows

Windows 10でノートPCのバッテリー寿命を延ばす方法|「バッテリーセーバー」の使い方を徹底解説

Windows 10でノートPCのバッテリー寿命を延ばす方法|「バッテリーセーバー」の使い方を徹底解説

近年のノートパソコンは、かつてのモデルと比べると驚異的な性能を誇ります。Adobe Creative Suiteの動作から3Dゲームまで、あらゆる処理をこなせるモバイルマシンとなりましたが、それでも気になるのがバッテリー駆動時間です。ハードウェアとソフトウェアの両面での技術進歩により、バッテリーの持続時間は年々大幅に改善されています。とはいえ、外出先でバッテリー切れに悩まされた経験がない人は、ほぼいないのではないでしょうか。

ノートPCを充電器につなぎっぱなしにしては、持ち運ぶ意味がありません。このもどかしい問題に対して、Windowsにはバッテリー残量を少しでも長く使うための機能が用意されています。従来は「電源プラン」と呼ばれる事前設定済みのパラメーターで、省電力かパフォーマンス重視かを選択する形でした。Windows 10では、これに代わる新機能として「バッテリーセーバー(Battery Saver)」が導入されました。旧来の電源プランよりも直感的に操作できるよう設計されており、その名の通り貴重なバッテリー消費を抑えてくれます。

バッテリーセーバーの仕組み

Windows 10のバッテリーセーバーは、Android端末のバッテリーセーバーやiOSの低電力モードとよく似た機能です。有効にすると、Windowsの動作が自動的に調整され、バッテリーをできるだけ長持ちさせられるようになります。複数の設定が変更されますが、ユーザーがすぐに気づくのは主に次の2点です。

1つ目は画面の明るさです。ディスプレイのバックライトは消費電力の大きな要因ですが、バッテリーセーバーが有効になると画面の輝度が自動的に下がります。2つ目はバックグラウンドアプリの制限です。気づかないうちにバッテリーを消耗している、バックグラウンドで動作するアプリが無効化されます。デフォルトでは、バッテリー残量が20%を下回ると自動的にバッテリーセーバーが起動するようになっています。

バッテリーセーバーをオンにする方法

Windows 10でノートPCのバッテリー寿命を延ばす方法|「バッテリーセーバー」の使い方を徹底解説

最も手軽な方法は、Windows 10のタスクバーにあるバッテリーアイコンをクリックすることです。表示されたタイルの中から「バッテリーセーバー」と書かれたものをクリック(またはタップ)すれば、即座に有効化できます。オンの状態では、バッテリーアイコンに小さな葉っぱのマークが重ねて表示されるので、ひと目で状態を確認できます。手動でオフにしたい場合は、同じタイルをもう一度クリックするだけで切り替わります。

また、ノートPCを電源に接続すると、バッテリーセーバーは自動的にオフになります。「一度設定すれば後は放置できる」という、Microsoftのユーザーフレンドリーな思想が反映された機能といえるでしょう。

ただ、もう少し細かく挙動をコントロールしたいという方もいるはずです。その場合は、まず次の作業を行っておきましょう。

バッテリーを消耗しているアプリを特定する

バッテリーセーバーの設定を変更する前に、どのアプリがバッテリーを食っているのかを把握し、不要なものを停止しておくのがおすすめです。こうしておけば、バッテリーセーバーのオン・オフにかかわらず、バッテリーの持続時間を伸ばせます。

スタートボタンをクリックし、歯車アイコンから「設定」アプリを開きます。「システム」を選択すると、左側の列に「バッテリー」という項目があるのでクリックしてください。

Windows 10でノートPCのバッテリー寿命を延ばす方法|「バッテリーセーバー」の使い方を徹底解説

ここには「概要」と「バッテリーセーバー」という2つの見出しがあります。「概要」の下には、現在のバッテリー残量(%)や、それが実際にどれくらいの時間使用できるかの推定値など、バッテリーに関する基本情報が表示されます。さらにその下にある「アプリごとのバッテリー使用量」というリンクをクリックすると、どのプログラムがどれだけバッテリーを消費しているのかを詳しく確認できます。

Windows 10でノートPCのバッテリー寿命を延ばす方法|「バッテリーセーバー」の使い方を徹底解説

ここに表示されるアプリは、「使用していなくても情報を受け取り、通知を送信し、最新の状態に保つ」ため、貴重なバッテリーを消費しています。リストの中に不要なアプリがあれば、遠慮なく停止しましょう。個別のアプリをクリックして「バックグラウンドでの実行を許可しない」を選択すればOKです。設定が完了したら、ウィンドウ左上の戻る矢印をクリックして、バッテリー設定画面に戻りましょう。

バッテリーセーバーをカスタマイズする

バッテリーセーバーは、残量が20%になった時点で自動的に起動します。このしきい値を変更したい場合は、スライダーを左右に動かすだけで調整できます。自動起動自体を無効化したい場合は、「バッテリーが次の値を下回ったときにバッテリーセーバーを自動的にオンにする」のチェックボックスを外してください。また「画面の明るさを下げる」オプションもオフにできますが、画面は多くの電力を消費するため、基本的にはオンのままにしておくことをおすすめします。

Windows 10でノートPCのバッテリー寿命を延ばす方法|「バッテリーセーバー」の使い方を徹底解説

旧来の電源プランと比べると、バッテリーセーバーははるかにシンプルで手軽にバッテリーを節約できる方法です。とはいえ、従来の電源プランを使いたい方のために、その機能も残されています。[設定]→[システム]→[電源とスリープ]と進み、下へスクロールして「追加の電源設定」というリンクをクリックしてください。

Windows 10でノートPCのバッテリー寿命を延ばす方法|「バッテリーセーバー」の使い方を徹底解説

すると、コントロールパネルの「電源オプション」画面が開きます。以前のバージョンのWindowsを使っていた方には懐かしい画面でしょう。ここでは事前設定済みの電源プランから選択でき、各プランの横にある「プラン設定の変更」をクリックすれば、それぞれの挙動を細かく調整できます。さらに、左側の列にある「電源プランの作成」から、独自のカスタムプランを作成することも可能です。

Windows 10でノートPCのバッテリー寿命を延ばす方法|「バッテリーセーバー」の使い方を徹底解説

あなたはバッテリーセーバーを使っていますか?実際にバッテリー持続時間の違いを実感しましたか?その他のおすすめの省電力テクニックがあれば、ぜひコメント欄で教えてください!

  1. Sfc /ScannowコマンドでWindows 7を修復する方法|システムファイルチェッカーの使い方を徹底解説

    Windowsパソコンを使用していると、システムやアプリケーションがクラッシュするトラブルは珍しくありません。原因はさまざまですが、特に多いのがシステムファイルの破損・欠損、新しいソフトウェアのインストールによる設定変更などです。 そんなときに役立つのが、Windowsに標準搭載されている「システムファイルチェッカー(SFC)」というツールです。SFCはシステム内の破損ファイルを検出し、自動的に修復してくれる重要な機能を持っています。一見難しそうに感じられますが、一度手順を覚えてしまえば、いつでも簡単に実行できるシンプルなプロセスです。 この記事では、「sfc /scannow」コマンドを使っ

  2. Windows 11ノートPCでバッテリーセーバーが機能しないときの対処法を徹底解説

    「バッテリーほどドラマチックな存在はない。他の物は動かなくなったり、壊れたりする。でもバッテリーは……死んでしまうんだ。」〜 デミトリ・マーティン 確かにその通りですよね。ノートパソコン、スマートフォン、スマートウォッチ、タブレットなど、どのデバイスを使っていても、バッテリーが尽きるのは避けたいもの。一日中デバイスと向き合う私たちにとって、バッテリーは少しでも長持ちしてほしいものです。 画面に「バッテリー残量が少なくなっています」というメッセージが表示されるのは悪夢のような瞬間です。特に、重要な作業中や映画鑑賞中、ゲームプレイ中だと余計にストレスを感じます。 そこで活躍するのがWindows