数GBに肥大化した「システムがキューしたWindowsエラー報告ファイル」を削除する方法
Windowsには、ソフトウェアやハードウェアの問題からエラー報告を生成するフィードバック機能が備わっています。これらの報告は一時的にシステム内に保存され、Microsoftへ送信されます。Microsoftはその情報をもとに解決策を見つけ、今後のアップデートで修正を行います。しかし、時間が経つにつれて、これらの報告ファイルがシステム上で大量の容量を占有するようになることがあります。
通常であれば、ユーザーは「空き領域を解放」機能を使ってこれらのファイルを自由に削除できます。ところが、場合によっては削除できないこともあります。この記事では、数GBに達することもある「システムがキューしたWindowsエラー報告ファイル(System queued Windows Error Reporting files)」を削除する方法を詳しく解説します。
なお、WER(Windows エラー報告)がエラーファイルを送信して解決策を探す際、すでに解決策が存在していれば、MicrosoftのWERサーバーは即座にそれを返します。解決策が調査中の場合や不明な場合は、ユーザーにその旨が通知され、追加情報の提供を求められることがあります。
システムがキューしたWindowsエラー報告ファイルを削除する
設定アプリの「空き領域を解放」ツールでも、これらのエラー報告ファイルを消去できます。ただし、非常に大きなサイズのファイルについては、削除に失敗するケースがあります。そのような場合のために、ディスククリーンアップユーティリティにも「システムがキューしたWindowsエラー報告ファイル」を削除する項目が用意されています。
設定アプリから削除する方法
- [スタート]ボタンをクリックし、「設定」を開きます。
- 「システム」→「ストレージ」→「空き領域を解放」の順に進みます。
- すべてのファイルとフォルダーのスキャンが完了するまでしばらく待ちます。
- 一覧の中から「システムによって作成されたWindowsエラー報告ファイル」のみにチェックを入れます。
- 「ファイルの削除」ボタンをクリックすると、該当ファイルがすべて削除されます。
注意:ディスククリーンアップツールも引き続き使用できますが、次期バージョンのWindowsでは廃止される予定です。
手動で削除する方法
- エクスプローラーを開き、メニューから「隠しファイル」の表示を有効にします。
- C:\ProgramData\Microsoft\Windows\WER\ フォルダーに移動します。
- このフォルダー内には、LocalReportArchive、ReportArchive、ReportQueue、Temp など複数のサブフォルダーがあります。
- それぞれのフォルダーを開き、アーカイブファイルをすべて削除します。
- ファイル名は「00c58c1f-b836-4703-9bcf-c699ca24d285」のような形式になっています。
ファイルを削除できない場合は、対象フォルダーの所有権を取得してから再度操作を行ってください。
Windowsエラー報告サービスを無効にする
毎日のように何GBものファイルが生成され、悩みの種になっている場合は、Windowsエラー報告サービスを一時的に無効にするのがおすすめです。WERサービスがファイルをMicrosoftのWERサーバーにアップロードできず、そのまま大量の容量を占有し続けるケースもあるためです。

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