「タスクイメージが破損しているか、改ざんされています(0x80041321)」エラーの対処法
Windowsで「タスクイメージが破損しているか、改ざんされています(The Task image is corrupt or has been tampered with)」というエラーメッセージとともにエラーコード 0x80041321 が表示される場合、スケジュールされたバックアップタスクが破損していることが原因です。タスクスケジューラはタスクを実行する際にいくつかの項目を検証しており、整合性の問題やレジストリの破損が検出されると、そのタスクを「破損」としてマークします。幸い、この問題には解決策があります。
修正作業の前に確認すべきこと
修正作業を始める前に、まず確認しておきたい重要なポイントがあります。タスクのすべての設定項目を見直し、本来実行すべきではないファイルに関連付けられていたり、実行しようとしていたりしないかをチェックしてください。一部のフォーラムでは、マルウェアとの関連が報告されています。必ず最初にこの確認を行いましょう。
対処方法一覧
- レジストリエディターを使用して破損したタスクを修復する
- レジストリのScheduleキーを削除する
- WindowsBackupファイルを削除する
- タスクスケジューラからタスクを削除する
- User_Feed_Synchronizationを更新(無効化・再有効化)する
これらの作業ではレジストリを編集します。作業前に必ずシステムの復元ポイントを作成しておきましょう。万が一問題が発生しても、復元ポイントを使えば元の正常な状態に戻せます。
1. レジストリエディターで破損したタスクを修復する
最も確実な方法は、レジストリエディターで該当タスクを修正し、System32内の破損したタスクも併せて修復することです。
タスクスケジューラによって起動されるバックアップを扱うため、タスクの情報は複数の場所に保存されていることを理解しておく必要があります。
- タスクスケジューラ:「タスクスケジューラライブラリ > Microsoft > Windows > Windows Backup」
- レジストリエディター:「HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Schedule\WindowsBackup\AutomaticBackup」
- Windowsシステムフォルダー:「C:\Windows\System32\Tasks\Microsoft\Windows\WindowsBackup」
タスク名がすべての場所で完全に一致していることを確認し、名前を控えておいてください。
ステップ1:タスク関連のレジストリエントリを削除する
次のキーへ移動します。
Computer\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Schedule\TaskCache\Tree\Microsoft\Windows\WindowsBackup
「AutomaticBackup」および「Windows Backup Monitor」フォルダー内のタスクの「ID」エントリにあるGUID値を控えます。
次に、そのIDに関連付けられたタスクのレジストリエントリを、以下のいずれかの場所から削除します。
- HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Schedule\TaskCache\Plain
- HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Schedule\TaskCache\Logon
- HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Schedule\TaskCache\Boot
ステップ2:破損したタスクファイルの一時コピーを作成する
「C:\Windows\System32\Tasks\Microsoft\Windows\WindowsBackup」フォルダーを開き、「AutomaticBackup」と「Windows Backup Monitor」のタスクファイルを見つけて、安全な場所にコピーします。
ステップ3:破損したタスクをクリーンアップする
同じ場所「C:\Windows\System32\Tasks\Microsoft\Windows\WindowsBackup」から該当するタスクファイルを削除します。
ステップ4:バックアップしたコピーを使ってタスクを再作成する
次にタスクを再インポートします。方法は2つあり、タスクスケジューラの「タスクのインポート」機能を使うか、コマンドプロンプト/PowerShellを使います。
タスクスケジューラを使う場合
- タスクスケジューラを開き、「Microsoft\Windows\WindowsBackup」へ移動します。
- 「操作」メニューから「タスクのインポート」を選択します。
- バックアップしておいたファイルを指定してインポートします。
コマンドプロンプトを使う場合
- 管理者権限でコマンドプロンプトを開きます。
- 次のコマンドを入力します。
Schtasks.exe /CREATE /TN <新しいタスク名> /XML <XMLファイル名>
タスクの再作成が完了したら、手動でタスクを実行し、エラーが発生しないか確認してください。
2. レジストリのScheduleキーを削除する
レジストリエディターを開き、次の場所へ移動します。
HKLM\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Schedule
このキーのサブキーを削除し、レジストリエディターを終了します。その後、バックアップタスクが正常に動作するかどうかを確認してください。
3. WindowsBackupファイルを削除する
最初の方法でレジストリキーの破損を修復しても改善しない場合、問題はタスクファイル自体の破損にある可能性があります。タスクファイルはXML形式で、パラメータや実行するプログラムなどの情報が含まれています。ファイルが破損していると、タスクスケジューラは実行できず、「タスクイメージが破損しているか、改ざんされています」というエラーを返します。
削除方法は2つあります。「C:\Windows\System32\Tasks\Microsoft\Windows\WindowsBackup」フォルダー内のすべてのファイルを手動で削除するか、コマンドプロンプトでDELコマンドを使って削除します。
削除後、コントロールパネルの「バックアップと復元」に戻り、Windowsバックアップを再度セットアップしてください。
4. タスクスケジューラからタスクを削除する
エクスプローラーでのファイル削除に不安がある場合は、タスクスケジューラから削除できます。
- タスクスケジューラを開き、「タスクスケジューラライブラリ\Microsoft\Windows\WindowsBackup」へ移動します。
- 両方のタスクを削除します。
- Windowsバックアップを再度セットアップします。
- タスクマネージャーを開き、「AutomaticBackup」タスクを再実行して動作を確認します。
5. User_Feed_Synchronizationを更新する
Microsoftのフォーラムでは、「User_Feed_Synchronization」(ユーザーフィード同期)タスクを一度無効化してから再度有効化すると改善したという報告があります。他の方法がすべて失敗した場合の最終手段として試すことをおすすめします。このタスクは、Edge/Internet ExplorerのRSSフィードの更新を担当しています。
- Win + Xキーを押し、「PowerShell(管理者)」を選択します。
- 「msfeedssync disable」と入力してEnterキーを押します。
- 続けて「msfeedssync enable」と入力してEnterキーを押します。
画面上には大きな変化は現れませんが、プログラムが再起動され、それによって「タスクイメージが破損しているか、改ざんされています(0x80041321)」エラーの解消につながることがあります。
これらの解決策はMicrosoftの公式情報に基づいています。いずれかの方法がお役に立ち、Windowsバックアップ/復元機能を引き続き快適に利用できることを願っています。
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