Windows 10のCortana(コルタナ)徹底解説:知っておきたい機能と活用のコツ
Cortanaは、システムに深く統合されていた時代から、Windows 10ではスタンドアロンアプリとして独立するまでに大きく進化しました。賛否両論ありながらも、今なお多くのユーザーに使われ続けているアシスタントです。この記事では、Windows 10 バージョン2004以降におけるCortanaの主な機能と、覚えておくと便利なヒント・テクニックを詳しく紹介します。
Windows 10で使えるCortanaの機能一覧
MicrosoftはCortanaを大幅にスリム化し、現在は「スキル」を中心とした設計になっています。ここでは、Windows 10でCortanaを活用するための主要機能を紹介します。
- スタンドアロンアプリ化
- Microsoftアカウントの変更
- メールとの連携
- カレンダーとの連携
- Windowsのアプリや設定の操作
- タスクの追加と提案タスク
- Cortanaの設定
なお、Cortanaの機能は継続的に追加される一方、削除される可能性もあります。できる限り最新の情報を保つよう努めますが、気づいた点があればぜひコメントでお知らせください。
1. スタンドアロンアプリとして動作

Microsoftはついに、CortanaをWindows検索に紐付けられた常駐機能から、独立したアプリとして提供する方針に切り替えました。Microsoftの各種サービスとは依然として連携していますが、不要であれば使わないという選択も可能になりました。
その一方で、以前のバージョンと比べると失われた機能も少なくありません。将来的に復活する可能性はありますが、仕様は変わっていくでしょう。現在のアプリはサイズ変更可能なフローティングウィンドウを備えており、無効化はできませんが非表示にしておくことは可能です。ウェイクワードやキーボードショートカットを使えば、いつでも呼び出せます。
2. Microsoftアカウントの変更

Cortanaでは、Windowsのユーザーアカウントに紐付いたアカウントだけでなく、任意のMicrosoftアカウントを使用できるようになりました。たとえば、PCには個人用アカウントでサインインしながら、Cortanaには職場や学校のアカウントを使うといった柔軟な運用が可能です。
- まだサインインしていない場合は、Cortanaを開いて任意のアカウントでサインインできます。
- 誤って同じアカウントでサインインした場合は、Cortanaを開き、三点リーダーのメニューをクリックします。
- 「サインアウト」を選択し、再度サインインし直しましょう。
- 使用したアカウントはアカウントリストに追加されるため、切り替えた際にもう一度すぐに利用できます。
3. メールの送信と確認

CortanaはOutlookやWordなど、Microsoft 365製品と強く統合されたスキルを備えていますが、残念ながらファイル検索機能は廃止されました。
メール連携については、メールの送信や検索ができるほか、「最近のメールを読み上げて」と依頼することも可能です。「Play Emails(メールを読み上げて)」と話しかけると、最新のメール通知がアクションセンターに表示されます。主なメール用コマンドは以下の通りです。
- Send email to <メールアドレス> <本文>(メールを送信)
- Show me emails from <名前>(特定の相手からのメールを表示)
- Play Emails(メールを読み上げる)
4. カレンダー・会議・Teamsの操作

お分かりの通り、現在のCortanaはMicrosoft製品とWindowsを中心に設計されています。Windows検索から独立したことで、仕事を効率化するスキルに特化した使い方ができるようになりました。メールと同様に、カレンダーとも連携可能です。
- 新しい会議の作成
- 会議の照会とキャンセル
- Microsoft Teams会議への参加
5. Windowsの設定を素早く開く
Cortanaを使えば、検索やマウス操作よりも速くWindowsの設定画面を開けます。アプリの起動にも同じことが言えます。
「ネットワーク設定を開いて」と直接指示することもできますが、文脈を汲んだ応答にも対応しています。たとえば「ネットワーク設定に問題がある」と伝えると、Windows 10のネットワーク設定画面が開きます。アプリの場合は少し異なり、正確な名前を指定する必要があります。Telegram Messengerを開きたい場合はフルネームで伝えましょう。類似のアプリが複数ある場合は、候補から選択できます。
6. タスクの作成と提案タスク

Cortanaで作成したタスクはMicrosoft To Doに追加されます。さらに、AIがOutlookやMicrosoft製品、カレンダーから情報を抽出し、「提案タスク」として自動的に提示してくれます。提案タスクはCortanaメニュー内に表示されますが、環境によっては常に表示されない場合もあるようです。
タスクを追加するには、Cortanaに「〇〇というタスクを作成して」と名前付きで依頼するだけです。作成したタスクは公式サイトからいつでも確認・管理できます。
7. アプリの設定

Cortanaでは、プライバシー管理、最近の検索履歴、そしてMicrosoftプライバシーダッシュボードからのデータ削除まで、細かくコントロールできます。
- Cortanaを開き、メニューをクリックします。
- 「プライバシー」セクションでは、履歴の消去、プライバシーダッシュボードへのアクセス、アカウントの連携解除が行えます。
これ以外に用意されている設定項目はごくわずかです。
- ウェイクワードのオン/オフ切り替え
- Win + Cキーで呼び出した際の優先入力モードの選択

また、メニューから「バージョン情報」を選択すると、Cortanaで利用できる機能の一覧を確認できます。同じセクションから新バージョンの有無をチェックし、必要に応じて自動更新も行われます。
Windows 10を最新バージョンにアップデートした後は、ぜひこの記事で紹介したCortanaの機能や活用術を参考にしてみてください。
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