PowerToys RunとKeyboard Managerの使い方|キー再割り当てとアプリランチャー活用ガイド
Microsoft PowerToysは、日常のさまざまな場面で役立つ小型プログラムやツール、便利な機能を無料で提供してくれる素晴らしいユーティリティ集です。これまでにも、複数モニターにウィンドウゾーンを作成できるFancyZonesや、ファイル名を一括変更できるPowerRenameなど、注目の機能を紹介してきました。最近のアップデートでは、キーの再割り当てを可能にするKeyboard Managerと、アプリケーションランチャーPowerToys Runが新たに追加されました。この記事では、これらの機能がどれほど便利なのかを詳しく解説します。

PowerToys Run と Keyboard Manager の概要
Keyboard Managerはキーの再マッピング(再割り当て)を行うツールで、アプリケーションランチャーであるPowerToys Runは直感的な検索結果を表示してくれます。これら以外にも、Image Resizer、Window Walker、Markdown・SVGプレビュー、PowerRename、FancyZones、ショートカットガイドなど、多数のPowerToys機能を利用できます。
1. Keyboard Manager(キーボードマネージャー)
PowerToysアプリケーションを起動し、一覧から「Keyboard Manager」を選択します。次にトグルをオンにして有効化しましょう。ここには主に2つの機能があります。
キーの再マップ(Remap a Key): 動作しなくなったキーや、別のキーとして動作させたいキーがある場合に活躍する機能です。ドロップダウンから選択するか、「Type Key」ボタンを押してキーボード上の該当キーを物理的に入力することで指定できます。
入力したキーはソフトウェアに自動的に記録されます。同じ手順で割り当て先となる新しいキーも登録してください。以降、元のキーを押すと、設定した別のキーとして認識されるようになります。
ショートカットの再マップ(Remap Shortcuts): こちらは既存のショートカットを上書き(オーバーライド)するための機能です。項目をクリックして開き、左側で元のショートカットをドロップダウンから選択するか、「Type Shortcut」ボタンを使って実際にキーを入力して指定します。

設定を削除したいときは削除ボタンを使用するか、Keyboard Manager自体をオフに切り替えればOKです。
2. PowerToys Run アプリケーションランチャー

「Alt + Space」を押すと検索バーが開き、任意のキーワードを入力できます。PC内に存在するものであれば、そのまま起動してくれます。ファイル検索の完全な代替を目的としたものではありませんが、ファイルやフォルダーの検索においても非常に優れたパフォーマンスを発揮します。さらに、バックグラウンドで起動中のブラウザーで開いているタブまで検索対象になるのも嬉しいポイントです。
PowerToysの設定画面を開き、PowerToys Runを有効にします。「Search & results」セクションでは、表示する検索結果の件数や、起動用のショートカットキーを好みに合わせて設定できます。検索結果によっては、ファイルやアプリのパスをコピーしたり、エクスプローラーで開いて直接アクセスしたりすることも可能です。

このタイプのランチャーはmacOSのSpotlightでおなじみの機能ですが、スタートメニューよりもシンプルで整理されている点が大きな魅力です。フィルターやWeb検索結果、スタートメニューの余計な要素に邪魔されることなく、必要な検索結果だけがすっきりと表示されます。
また、複数ファイルの一括リネームや文字列置換が行えるPowerRenameも、Windowsユーザーにとって必須級のツールのひとつです。PowerToys Runとあわせて活用すれば、日々の作業効率は間違いなく向上するでしょう。

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