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「DLLはWindows上で実行できるよう設計されていないか、エラーを含んでいます」と表示されたときの対処法

WindowsにおけるDLLファイルには、プログラムが正常に動作するために必要なコードがすべて格納されています。他のソフトウェアと同様に、DLLファイル内の関数が組み込みサービスを利用する場合、それらはWindowsとの互換性を保つ必要があります。「DLLはWindows上で実行できるよう設計されていないか、エラーを含んでいます」というエラーメッセージが表示される場合、多くは互換性の問題が原因です。

以前、あるユーザーから「最新バージョンのWindowsがインストールされたノートパソコンにソフトウェアを導入したところ、動作しなくなった」という報告を受けたことがあります。エラーメッセージはDLLファイルを指しており、そのDLLが別のバージョンのWindows向けに設計されていたか、あるいはDLLファイル自体に問題があるという内容でした。完全なメッセージは以下の通りです。

Bad Image – DLL file is either not designed to run on Windows or it contains an error. Try installing the program again using the original installation media or contact your system administrator or the software vendor for support.

このエラーが表示されることで知られているDLLファイルには、msvcr100.dll、msvcr110.dll、msvcp140.dll、lmirfsclientnp.dllなどがあります。これらは主にVisual C++ランタイムライブラリ関連のファイルであり、多くのアプリケーションが動作するうえで不可欠なものです。

DLLがWindowsに対応していない・エラーを含む場合の解決策

以下の方法を順番に試し、問題が解決するかどうか確認してみてください。

  • ソフトウェアを最新バージョンへ更新または再インストールする
  • ベンダー(開発元)に最新版のDLLを問い合わせる
  • システム ファイル チェッカー(SFC)を実行する

1] ソフトウェアを最新バージョンに更新・再インストールする

DLLのバージョンによっては、すでに廃止された(非推奨となった)システムコールを使用している場合があります。最近Windowsを更新したのであれば、まず使用しているソフトウェアのアップデートがないか確認しましょう。アップデートを適用すれば、最新バージョンのDLLも一緒にインストールされるはずです。

また、別のパソコンに同じソフトウェアをインストールして、そちらでは正常に動作するかどうかを確認することも有効です。動作する場合は、そのPCのWindowsのバージョンやビット数(32bit/64bit)との違いをチェックすると、原因を切り分けやすくなります。

2] ベンダーに最新バージョンのDLLを問い合わせる

場合によっては、ソフトウェアがオープンソースのDLLを使用していることもあります。たとえばAudacityは、オーディオファイルをMP3形式に変換するために外部のDLLを利用しています。このようなケースでは、更新が必要なDLLがないか開発元に直接問い合わせるのが最善です。新しいDLLが入手できたら、忘れずにシステムに登録(regsvr32コマンドでの登録)を行ってください。機能が使えなくなる原因は、単なるバージョンの不一致であることも少なくありません。

もしベンダーから最新版が提供されない場合は、古いバージョンのDLLを持っている別のPCからファイルをコピーして置き換えるという方法もあります。ただし、DLLの置き換えは必ず信頼できるソースから行い、事前に元のファイルのバックアップを取っておくことをおすすめします。

3] システム ファイル チェッカー(SFC)を実行する

問題のDLLが破損したシステムDLLである場合、システム ファイル チェッカーを実行して修復することができます。実行には管理者権限が必要ですが、手順自体はシンプルです。管理者としてコマンドプロンプトを開き、「sfc /scannow」と入力してEnterキーを押せば、スキャンと修復が自動的に開始されます。

また、弊社が提供している無料ユーティリティ「FixWin」を使えば、ワンクリックでSFCを実行することも可能です。コマンド操作に慣れていない方には特に便利なツールです。

さらに補足すると、Visual C++再頒布可能パッケージ(Microsoft Visual C++ Redistributable)を最新のものに再インストールすることでも、msvcr系・msvcp系のDLLエラーが解消されることがあります。Microsoftの公式サイトから該当するバージョン(32bit/64bit両方)をダウンロードして導入しておくと安心です。

これらの解決策が、皆さんの問題解決の一助となれば幸いです。

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