Windows 11/10でグループポリシーを使ってネットワークドライブをマッピングする方法
グループポリシー基本設定(Group Policy Preferences)を使ったネットワークドライブのマッピングは、柔軟性が高く、どのユーザーにドライブを割り当てるかを簡単に制御できるうえ、直感的な操作性を実現しています。スクリプトによる複雑な管理方法とは対照的に、誰でも扱いやすいのが大きな魅力です。この記事では、Windows 11/10環境において、グループポリシー基本設定を使ってネットワークドライブをマッピングする具体的な手順を詳しく解説します。
グループポリシー基本設定(GPP)とは
グループポリシー基本設定は、グループポリシーオブジェクト(GPO)の機能を拡張するための一連の拡張機能です。管理者はこれらを活用することで、特定のユーザーやコンピューターを対象とした構成を行いながら、クライアントPC上のアプリケーションの展開や管理を効率的に行えます。中でも「ドライブ マップ(Drive Maps)」ポリシーを使用すると、ネットワーク共有へのドライブ文字(ドライブレター)の割り当てを一元管理することが可能です。
グループポリシー基本設定でネットワークドライブをマップする手順
以下の手順に従って、ネットワークドライブをマッピングします。
- グループポリシーの管理を開きます。
- ドメインまたは対象のサブフォルダーを右クリックし、新しいGPOを作成します。既存のGPOを利用する場合は、該当するものを選択してください。
- GPOを右クリックして「編集」を選択し、グループポリシー管理エディターを開きます。
- 次の階層へ移動します:ユーザーの構成 > 基本設定 > Windows の設定 > ドライブ マップ
- 画面内を右クリックし、「新規」 > 「マップされたドライブ」を選択します。
[全般]タブでの各種設定項目
[全般]タブで、以下のパラメーターを環境に合わせて設定します。
- 操作(アクション):「作成」または「更新」を選択します。
- 場所:共有フォルダーの完全なパスを指定します。例:\\TWC-dc1\c
- 再接続:有効にすると、ログオン時にドライブへ自動的に接続されます。
- ラベル名:共有ドライブに表示される名前を設定します。例:SharedDrive
- ドライブ文字:割り当てるドライブレターを選択します。
- 接続ユーザー:ユーザー自身のWindowsログオン資格情報ではなく、別の資格情報で接続させたい場合は、ここにユーザー名とパスワードを入力します。
- このドライブの表示/非表示:該当ドライブをエクスプローラー上で表示するか、非表示にするかを選択します。
- すべてのドライブの表示/非表示:既定の状態で、すべての共有ドライブ/フォルダーを表示するか非表示にするかを選択します。
設定が完了したら、「適用」をクリックし、続けて「OK」をクリックして保存します。
設定を反映させて確認する方法
設定を即時反映させるには、ドライブマッピングを受け取る側のコンピューターでコマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを実行します。
GPUPDATE
コマンド実行後、グループポリシーの設定が対象のユーザー/コンピューターに適用されると、マップされたドライブは自動的にファイルエクスプローラーの「ネットワークの場所」の下に表示されます。
以降、ユーザーがログオンするたびにドライブは自動的にマッピングされるため、手動での設定作業は一切不要になります。
以上で完了です!
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