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ダウンロード済み・失敗・保留中のWindows Updateを削除して解決する方法

Windows 10/8/7のパソコンでは、Windows Updateがうまく動作せず、何度試してもインストールが完了しない「保留中」の更新プログラムが残ってしまうことがあります。こうした場合におすすめなのが、不完全にダウンロードされた失敗済み・保留中のWindows Updateファイルをいったん削除し、パソコンを再起動してからインストールをやり直す方法です。本記事では、具体的な対処手順をわかりやすく解説します。

ダウンロード済み・失敗・保留中のWindows Updateを削除する方法

ダウンロード済み・失敗・保留中のWindows Updateを削除して解決する方法

1. 一時フォルダ(Temp)の中身を削除する

「ファイル名を指定して実行」コマンドを使えば、ダウンロード済み・失敗・保留中のWindows Updateファイルをまとめて削除できます。

まずWin + Rキーを同時に押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開き、%temp%と入力してEnterキーを押します。表示されたTempフォルダ内のすべてのファイルとフォルダを選択し、削除してください。

%temp%はWindowsの環境変数の一つで、Windowsが一時フォルダとして指定している場所(通常はC:\Users\[ユーザー名]\AppData\Local\Temp)を素早く開くことができます。

2. pending.xmlファイルを削除する

ダウンロード済み・失敗・保留中のWindows Updateを削除して解決する方法

C:\Windows\WinSxS\フォルダを開き、「pending.xml」というファイルを探して名前を変更します。削除してもかまいません。これにより、Windows Updateが保留中のタスクを破棄し、新規の更新チェックを最初から行えるようになります。問題が改善するかどうか確認してみてください。

3. SoftwareDistributionフォルダの中身を削除する

続いて、SoftwareDistributionフォルダ内のファイルをすべて削除します。このフォルダはWindowsディレクトリ内に存在し、Windows Updateのインストールに必要なファイルを一時的に保管する役割を持っています。WUAgent(Windows Update Agent)によって管理されており、更新履歴のファイルも含まれています。
ただし注意点があります。フォルダ内を削除すると更新履歴が失われ、次回のWindows Update実行時には検出に通常より時間がかかる場合があります。

Windows 10の場合、WinXメニューから「コマンドプロンプト(管理者)」を開き、以下のコマンドを順番に入力してEnterキーを押します。

net stop wuauserv
net stop bits

これにより、Windows UpdateサービスとBITS(Background Intelligent Transfer Service)が停止します。

ダウンロード済み・失敗・保留中のWindows Updateを削除して解決する方法

次に、C:\Windows\SoftwareDistributionフォルダを開き、内部のファイルとフォルダをすべて削除します。Ctrl + Aですべて選択してDeleteキーを押せば一括削除できます。

ファイルが使用中で削除できない場合は、一度デバイスを再起動してから上記のコマンドをもう一度実行してください。その後であれば、SoftwareDistributionフォルダ内のファイルを削除できるはずです。

フォルダを空にしたら、パソコンを再起動するか、以下のコマンドを1つずつ入力してEnterキーを押し、Windows Update関連のサービスを再開します。

net start wuauserv
net start bits

これでフォルダの中身が完全にクリアされました。パソコンを再起動してWindows Updateを実行すると、必要なファイルが改めて自動的にダウンロードされます。

4. catroot2フォルダをリセットする

catroot2フォルダのリセットは、さまざまなWindows Updateの不具合を解消するのに有効とされています。

Catrootcatroot2は、Windows Updateプロセスに必要なシステムフォルダです。Windows Updateを実行すると、catroot2フォルダには更新パッケージの署名情報が保存され、インストール作業を支援します。暗号化サービス(Cryptographic Services)は、更新処理の際に%windir%\System32\catroot2\edb.logファイルを使用します。また、更新プログラム本体はSoftwareDistributionフォルダに保存され、そこから更新処理が実行されます。

重要な注意点:Catrootフォルダ自体は削除・リネームしないでください。Catroot2フォルダはWindowsによって自動的に再作成されますが、Catrootフォルダをリネームしてしまうと再作成されません。

補足:トラブルシューティングツールの活用

TIP:インストールに失敗したり不具合を起こしたりする特定の更新プログラムをブロックしたい場合は、「更新プログラムの表示または非表示」トラブルシューティングツールを利用できます。ただし、重要なセキュリティ更新までブロックしないよう十分注意してください。また、Windows Update全般で問題が発生している場合は、標準搭載のWindows Updateトラブルシューティングツールを試してみるのも有効です。

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