Windows 10でストアアプリのインストール・更新中にエラーコード0x80070005が出たときの対処法
Windows 10/8のMicrosoft Storeでは、同じエラーメッセージでも原因によって対処法が異なるケースが多くあります。これまでにも当サイトでは、さまざまなストアエラーの解決記事を紹介してきました。今回取り上げるのは、「問題が発生したため、このアプリをインストールできませんでした(Something happened and this app couldn't be installed)」というメッセージとともに表示される、新たなエラーコード0x80070005です。
表示されるエラー内容
実際に表示されるエラーメッセージは以下のとおりです。
「問題が発生したため、このアプリをインストールできませんでした。もう一度お試しください。エラーコード:0x80070005」

エラー0x80070005の原因について
このエラーは、Microsoft Storeからアプリを更新しようとした際に発生しました。エラーコードの形式からWindows Updateとの関連性も疑われますが、問題が起きた環境ではWindows Updateサービスは正常に動作していました。基本的なトラブルシューティングを行っても改善しなかったため、調査を進めた結果、アプリの保存先フォルダに対するアクセス権限に問題があることが原因であると特定しました。
作業を始める前に、必ずシステムの復元ポイントを作成しておくことをおすすめします。
Packagesフォルダのアクセス権限を変更してエラーを修正する手順
手順1:Localフォルダを開く
Windowsキー + Rを押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開き、以下のパスを入力してEnterキーを押します。
C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Local

<ユーザー名>の部分はご自身のアカウント名に、Cはシステムドライブ(通常はCドライブ)に置き換えてください。
手順2:Packagesフォルダのプロパティを開く
Localフォルダ内をスクロールし、Packagesフォルダを見つけます。右クリックしてプロパティを選択してください。

手順3:セキュリティの詳細設定を開く
プロパティ画面のセキュリティタブで、すべてのユーザーに「フルコントロール」権限が付与されているか確認します。詳細設定ボタンをクリックしましょう。

手順4:権限のないユーザーを確認する
詳細設定画面で、全ユーザーがフルコントロールを持っているかチェックします。もしフルコントロール権限のないユーザーやグループが見つかった場合は、追加ボタンをクリックします。

手順5:Usersグループにフルコントロールを付与する
続いて、以下の手順で権限を追加します。
- プリンシパルの選択をクリックする
- 「ユーザーまたはグループの選択」ボックスにusersと入力する
- 名前の確認をクリックする
- 基本アクセス許可の欄でフルコントロールにチェックを入れる

最後に適用→OKをクリックして設定を完了させます。これにより、すべてのユーザーがPackagesフォルダに対するフルコントロール権限を持つことになります。パソコンを再起動すれば、エラーは解消されているはずです。
エラー0x80070005が発生するその他の場面
このエラーコードは、Microsoft Store以外の以下のような場面でも表示されることがあります。
- 既定の保存場所を設定できない場合
- Officeプロダクトキーのインストール時
- OneDriveの同期時
- Windowsのライセンス認証時
- IPersistFile Save failed エラー
- Windowsサービスの操作時
- Windows Updateの実行時
- システムの復元時
- タスクスケジューラの利用時
- Google Chromeの更新時
いずれの場合も、根本的な原因はアクセス権限の不足であることが多いため、本記事の手順と同様にフォルダやレジストリの権限を見直すことで解決できる可能性があります。
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