【Windows】セーフモードでWindowsインストーラーを動作させる方法
セーフモードではWindowsインストーラーサービスが標準で無効になっているため、そのままではソフトウェアのインストールやアンインストールを行うことができません。コマンドプロンプトからmsiexecなどのコマンドを明示的に実行しない限り、インストーラーは機能しません。
実際にセーフモードでプログラムをアンインストールしようとすると、次のようなエラーメッセージが表示されることがあります。
「Windows インストーラー サービスにアクセスできませんでした。これは、Windows インストーラーが正しくインストールされていない場合に発生することがあります。サポート担当者に問い合わせてください。」
この記事では、セーフモードでもWindowsインストーラーを正常に動作させるための具体的な手順を解説します。

セーフモードでWindowsインストーラーを有効化する手順
セーフモードでWindowsインストーラーを使用可能にするには、ログインしているセーフモードの種類に応じて、それぞれ対応するレジストリエントリを作成する必要があります。作業前にレジストリのバックアップを取っておくことをおすすめします。
1. 通常のセーフモードの場合
コマンドプロンプト(管理者として実行)を開き、以下のコマンドを入力してEnterキーを押します。
REG ADD "HKLM\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\SafeBoot\Minimal\MSIServer" /VE /T REG_SZ /F /D "Service"
このコマンドにより、最小構成のセーフモード用にMSIServerサービスの登録が追加されます。
続いて、以下のコマンドを入力してWindowsインストーラーサービスを開始します。
net start msiserver
「サービスが正常に開始されました」というメッセージが表示されれば成功です。これでセーフモード内でもインストールやアンインストールができるようになります。
2. ネットワーク付きのセーフモードの場合
ネットワーク機能を有効にしたセーフモードで起動した場合は、代わりに以下のコマンドを入力します。
REG ADD "HKLM\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\SafeBoot\Network\MSIServer" /VE /T REG_SZ /F /D "Service"
同様に、続けて次のコマンドでサービスを開始します。
net start msiserver
補足:関連トラブルについて
なお、Windowsインストーラーの画面が突然何度も表示されるといったトラブルに悩んでいる場合は、別途原因の調査が必要です。こちらの記事もあわせて参考にしてください。
また、「Safe MSI」を使ってセーフモードで簡単にプログラムをアンインストールする方法、直接セーフモードで再起動する方法、Windowsをセーフモードで起動する方法についても解説していますので、ぜひチェックしてみてください。
-
Windows 10のセーフモードを終了する方法【初心者向け完全ガイド】
セーフモードでの起動は、Windows OSに何らかの不具合が発生している場合に活用されるトラブルシューティング手段です。セーフモードでは、Windowsは最低限必要なファイルとドライバーのみを読み込んで起動します。これにより、潜在的な問題の範囲を絞り込み、不具合の原因を特定しやすくなります。セーフモードでシステムが正常に動作するのであれば、標準のドライバーやシステム設定には問題がなく、原因が別の場所にあると判断できるのです。では、Windows 10のセーフモードから抜け出すにはどうすればよいのでしょうか。この記事では、セーフモードを終了する具体的な方法と、セーフモードの仕組み・用途について
-
Windows 10をセーフモードで起動する方法【初心者向け完全ガイド】
Windows 10でトラブルが発生したとき、最初に試したい対処法のひとつが「セーフモードでの起動」です。セーフモードとは、OSの動作に最低限必要なファイルとドライバーだけを読み込んで起動する特殊なモードのこと。これにより、問題の原因となっているソフトウェアやドライバーを絞り込みやすくなり、トラブルシューティングが格段に効率的になります。 また、ウイルスやマルウェアなどの悪意あるプログラムの駆除も、セーフモードで行うと効果的です。通常モードでは常駐するマルウェアも、セーフモードでは動作しないため、検出・削除しやすくなります。 ただし、Windows 10には従来の方法ではセーフモードに入れない