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Windows 11/10でPowerShellを無効化する2つの安全な方法

Windows 11/10には、クロスプラットフォームツールである「PowerShell」が標準搭載されています。PowerShellは、簡単なコマンドを入力するだけで多様なタスクを実行できる非常に重要なツールです。設定の変更、各種問題のトラブルシューティング、機能の管理、作業の自動化など、幅広い操作をコマンドから実行できます。

Windows PowerShellはWindows OSに含まれる不可欠で便利なアプリケーションですが、状況によっては無効化が必要になることもあります。その理由の一つが、悪意あるコマンドの実行による意図しない変更を防ぐためです。実際、脅威アクターはこのツールを利用して、悪意のあるスクリプトを実行し、ファイルシステムやレジストリへアクセスするマルウェアを作成することがあります。つまり、ハッカーが悪質なコマンドの実行にPowerShellを悪用するケースも少なくないのです。

そこで本記事では、セキュリティポリシーとローカルグループポリシーエディターを使用してPowerShellを無効化する方法を詳しく解説します。

Windows 11/10でPowerShellを無効化する手順

作業を始める前に、システムの復元ポイントを作成しておくことをおすすめします。準備ができたら、以下の方法でWindows 11/10のPowerShellを無効化しましょう。

1. ローカルセキュリティポリシーでPowerShellを無効化する

ローカルセキュリティポリシーを利用すると、Windows上でのPowerShellへのアクセスをブロックできます。以下の手順に従って設定してください。

  1. スタートボタンをクリックし、「ローカルセキュリティポリシー」と入力して、検索結果から選択します。
  2. 左側のペインでソフトウェアの制限ポリシーを展開します。
  3. 追加規則を右クリックし、新しいハッシュの規則を選択します。
  4. ソフトウェアの制限ポリシーを展開できない場合は、ソフトウェアの制限ポリシー自体を右クリックし、新しいソフトウェア制限ポリシーを選択します。

「新しいハッシュの規則」ウィンドウで参照ボタンをクリックします。次に、Windows + Eキーでエクスプローラーを開き、アドレスバーに以下のパスを入力してEnterキーを押します。

%SystemRoot%\system32\WindowsPowerShell\v1.0

これで32ビット版のPowerShellが格納された場所が開きます。一覧からpowershell.exeを選択し、開く > 適用 > OKの順にクリックします。

PowerShell ISEを無効化する場合

powershell.exeの代わりにpowershell_ise.exeを選択すれば、PowerShell ISEを無効化できます。

ローカルセキュリティポリシーの画面に戻り、「ソフトウェアの制限ポリシー」配下の追加規則を右クリックして新しいハッシュの規則を作成し、参照ボタンをクリックします。

再びエクスプローラーを開き、アドレスバーに以下のパスを貼り付けてEnterキーを押すと、64ビット版のPowerShellを選択できます。

%SystemRoot%\SysWOW64\WindowsPowerShell\v1.0

表示されるフォルダー内で下へスクロールし、powershell.exeを選択して開くボタンをクリックします。

注意: PowerShell ISEを無効化したい場合は、powershell_ise.exeを選択してください。

最後に適用をクリックし、続けてOKボタンを選択します。

以上の手順が完了したら、PCを再起動して変更を保存します。これでPC上のPowerShellへのアクセスが無効になります。

2. グループポリシーでPowerShellを無効化する

ローカルグループポリシーエディターは、Windows 10 ProおよびEnterpriseエディションで利用できる強力なツールです。これらのエディションをお使いの場合は、グループポリシーを使ってPowerShellをブロックできます。以下の手順に従ってください。

まず、キーボードショートカットのWindows + Rを押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。

「gpedit.msc」と入力してEnterキーを押します。ローカルグループポリシーエディターが開いたら、以下のパスへ移動します。

ユーザーの構成 > 管理用テンプレート > システム

右側のペインにある指定された Windows アプリケーションを実行しないポリシーをダブルクリックします。

表示された画面で有効を選択します。続いてオプションセクション内の表示ボタンをクリックします。

値の一覧に新しいセルを追加し、powershell.exeと入力してOKボタンをクリックします。これでPowerShellへのアクセスが無効になります。

PowerShell ISEも無効化したい場合は、さらに新しいセルにpowershell_ise.exeと入力してOKをクリックしてください。

また、PowerShell 7を無効化したい場合は、新しいセルにpwsh.exeと入力してOKをクリックします。

最後に適用 > OKをクリックして変更を保存します。

以上のプロセスが完了すると、以後PowerShellにはアクセスできなくなります。

ヒント: PowerShellそのものをアンインストールしたい場合は、専用の解説記事をご参照ください。

PowerShell 7をアンインストールして無効化する方法

デバイスにPowerShell 7がインストールされている場合は、Windows PCからアンインストールすることで無効化できます。手順は以下の通りです。

  1. スタートボタンを右クリックします。
  2. パワーユーザーメニューから「設定」を選択します。
  3. 設定アプリで「アプリ」カテゴリをクリックします。
  4. 左側のペインからアプリと機能(Windows 11では「インストールされているアプリ」)を選択します。
  5. 右側のペインで下へスクロールし、PowerShellアプリを見つけます。
  6. 「アンインストール」ボタンをクリックします。
  7. 確認を求められたら、再度「アンインストール」をクリックします。

画面の指示に従ってアンインストールを進めると、アプリ本体と関連データが削除されます。これにより、ユーザーはPowerShell 7へアクセスできなくなります。

関連記事: Windows PowerShellスクリプトの実行をオン/オフに切り替える方法についても、ぜひチェックしてみてください。

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