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Windows 10でCMOSをリセット・クリアする2つの方法【BIOS設定と物理操作】

パソコンが突然起動しなくなったり、予期せぬエラーが頻発したりしたとき、CMOSのリセットまたはクリアを行うことで問題が解決することがあります。この記事では、WindowsパソコンでCMOSをリセット・クリアする具体的な手順をわかりやすく解説します。

CMOSをリセット・クリアする2つの方法

CMOSをリセットする主な方法は、以下の2つです。

  1. BIOSからCMOSをリセットする
  2. ドライバーやジャンパピンを使って物理的にクリアする

それぞれの手順を詳しく見ていきましょう。

方法1:BIOSからCMOSをリセットする

最も簡単なのは、BIOSメニューからすべての設定をデフォルト(工場出荷時の初期値)に戻す方法です。まず、パソコンを再起動してBIOS画面を起動します。

パソコンの起動時、「○○キーを押してセットアップユーティリティに入ります」といった案内が一瞬表示されます。押すべきキーはF1、F2、F10などメーカーや機種によって異なります。起動画面の左下または右下に表記されていることが多いので、電源投入直後の最初の画面によく注目してください。

BIOSのメイン画面が開いたら、「Exit」タブ(筆者のHP製PCの場合)にある「Load Setup Defaults」(初期値の読み込み)という項目を探します。矢印キーで選択してEnterキーを押しましょう。多くの機種では、F9キーを押すだけでも「Load default configuration now?」という確認画面が表示され、Yesを選択することでデフォルト設定を読み込めます。

その後、「default」という単語を含む項目(BIOSのリセット用ボタン)を実行し、設定を保存します。保存用のキーは画面上に表示されているので確認してください。保存後、BIOSを終了して再起動します。

方法2:ドライバーやジャンパピンでCMOSをクリアする

起動時にBIOSセットアップ画面へ入れない場合は、以下の手順で物理的にCMOSをクリアします。ハードウェア作業に不安がある方は、専門の技術者に依頼することをおすすめします。

  • パソコンに接続されているすべての周辺機器の電源を切る
  • 電源コードをコンセントから抜く
  • パソコンのカバーを外す
  • マザーボード上のボタン電池(CMOSバッテリー)を探す。水平・垂直の電池ホルダーに収められているか、ケーブルで基板上のコネクタに接続されている

電池がホルダーに収められている場合は、あらかじめ+と−の向きをメモしておきましょう。中程度のサイズの平頭(マイナス)ドライバーを使い、電池をコネクタからそっとこじり出します。

ケーブルで接続されているタイプの場合は、そのケーブルを基板のコネクタから取り外します。

  • 1時間ほど待ってから、電池を元の向きで戻す
  • パソコンのカバーを閉める
  • 電源コードと周辺機器をすべて再接続する

これでBIOSの起動が正常に完了するはずです。

作業前には必ず帯電防止対策(アース)を行ってください。静電気によってパソコンの部品が破損する恐れがあります。

また、マザーボード上にジャンパピンが用意されている場合は、それを「Clear」または「CLR」の位置に移動させてからパソコンを再起動する方法もあります。

パソコンが正常に起動したことを確認したら、ジャンパピンを必ず元の位置に戻してください。

この記事が、CMOSのリセット・クリア作業の参考になれば幸いです。

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