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Windows 10 バージョン21H1で削除・廃止された機能一覧と代替手段を解説

はじめに:Windows 10では機能の追加と削除が繰り返されている

マイクロソフトは、Windows OSの新バージョンをリリースするたびに新機能を追加する一方で、古い機能の削除や置き換えも進めています。例えば、「MBAEサービスメタデータ」機能はWindows 10 バージョン20H2(2020年10月更新プログラム)で削除されました。また、「タスクバー設定のローミング」や「PNRP API」などは、Windows 10 バージョン1909で廃止されています。

最新のWindows 10 バージョン21H1でも同様に、多くの従来機能が廃止され、新しい機能群へと置き換えられています。本記事では、Windows 10 21H1で削除・廃止された主な機能と、その代替手段について詳しく解説します。

Windows 10 バージョン21H1で削除・廃止された機能

以下は、Windows 10 バージョン21H1で廃止または削除された主な機能の一覧です。

1. 旧版Microsoft Edge(レガシーエッジ)

旧版のMicrosoft Edgeブラウザーは開発・保守が終了し、今後セキュリティ更新プログラムも提供されません。その代替として採用されているのが、Chromiumオープンソースをベースとした新しいMicrosoft Edgeです。この新Edgeは2020年1月15日にリリースされ、現在ではWindows 10 バージョン21H1の既定(デフォルト)ブラウザーとして使用されています。

Chromiumベースである点に加え、マイクロソフト独自の拡張機能も数多く搭載されています。パスワードの生成・監視機能、スリープタブ、Chrome拡張機能のサポート、サイドバー検索、タブの同期など、現代のユーザーにとって便利な機能が豊富に用意されています。

2. Internet Explorer 11(IE11)

Internet Explorer 11は、Internet Explorerの最後にリリースされたバージョンです。2022年6月以降、Windows 10 バージョン21H1を含む一部のOSにおいて、IE11デスクトップアプリケーションのサポートが終了します。

それでもIEを利用したいユーザーには、後方互換性を実現する「IEモード」を備えた新しいMicrosoft Edgeがおすすめです。この機能により、個人ユーザーや企業は、古いアプリやWebサイトと最新のアプリ・サイトの両方を、1つのブラウザーでシームレスに利用できます。

3. WMIC(WMIコマンドラインツール)

「Windows Management Instrumentation Command line(WMIC)」ツールも、Windows 10 バージョン21H1で廃止された機能の一つです。これにより、コマンドラインからWMIを直接操作することはできなくなります。ただし、これはあくまでコマンドライン管理ツールに関する変更であり、WMI自体が使えなくなるわけではない点に注意してください。

WMICの代替としてはWindows PowerShellが推奨されており、PowerShellのコマンドレット経由でWMIを操作できます。日常的にWMICを利用していた方は、対応するPowerShellコマンドレットへの移行を検討しましょう。

4. 個人用設定のローミング(Personalization roaming)

スライドショー、アクセントカラー、壁紙、ロック画面画像などの設定を含む「個人用設定のローミング」機能は、開発が終了しました。今後のリリースで完全に削除される可能性もあります。

まとめ

以上の機能はいずれも積極的な開発が行われておらず、Windows 10 バージョン21H1および今後のWindowsバージョンで完全に削除される可能性があります。これらの機能に依存した業務や環境がある場合は、代替機能への移行を早めに計画しておくことをおすすめします。特に企業環境では、IEモードへの移行やPowerShellコマンドレットへの切り替えなどを事前にテストしておくと、将来のアップデートへの影響を最小限に抑えられます。

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