Windows 10で右クリックメニューからファイルの内容をワンクリックでクリップボードにコピーする方法
テキストファイルの内容を素早くコピーしたいと思ったことはありませんか?このチュートリアルでは、Windows 10で右クリックメニュー(コンテキストメニュー)からファイルの内容を直接クリップボードにコピーする方法をご紹介します。
通常、テキストファイルの内容をコピーするには、メモ帳などでファイルを開いてから手動でコピー&ペーストする必要があります。しかし、レジストリを少し編集するだけで、右クリックメニューに「クリップボードにコピー(Copy to Clipboard)」オプションを追加でき、ファイルを開くことなく一瞬で内容をコピーできるようになります。

右クリックメニューでファイルの内容をクリップボードにコピーする方法
ここでは、テキストファイルとHTMLファイルを例に、コンテキストメニューからファイルの内容をコピーする手順を解説します。同じ方法は、RTF、XML、JS、CSSなど、その他のテキストベースのファイル形式にも応用できます。
1. テキストファイルの内容を右クリックメニューでコピーする
まず、レジストリエディターを開き、次のキーへ移動します。
HKEY_CLASSES_ROOT\SystemFileAssociations\text\shell
「shell」キーを右クリックし、「新規 > キー」を選択してサブキーを作成します。キー名は「CopytoClip」など分かりやすい名前を付けてください。作成したキーを選択した状態で、右側のパネルにある「(既定)」をダブルクリックします。
表示されたダイアログボックスで、「値のデータ」に「クリップボードにコピー」と入力して「OK」をクリックします。ここで入力した文字列が、右クリックメニューに実際に表示される項目名になります。

次に、「CopytoClip」キーの下にさらに「command」という名前のサブキーを作成します。「command」キーを選択し、右側パネルの「(既定)」をダブルクリックして、値のデータに以下のコマンドを入力しましょう。
cmd.exe /c type "%1" | clip.exe

以上でレジストリエディターでの作業は完了です。アプリケーションを閉じてください。
.regファイルで設定を一括適用する方法
上記の手順を自動化・簡略化したい場合は、レジストリファイル(.reg)を作成してダブルクリックするだけで同じ設定を適用できます。メモ帳を開き、以下の内容を入力してください。
Windows Registry Editor Version 5.00 [HKEY_CLASSES_ROOT\SystemFileAssociations\text\shell\copytoclip] @="Copy to Clipboard" [HKEY_CLASSES_ROOT\SystemFileAssociations\text\shell\copytoclip\command] @="cmd.exe /c type \"%1\" | clip.exe"
キー名やサブキー名は、実際に作成したものと一致させてください。
入力後、「ファイル > 名前を付けて保存」を選択し、「ファイルの種類」を「すべてのファイル」に変更します。そして、ファイル名の末尾に「.reg」拡張子を付けて保存してください。

作成した.regファイルを実行すると、すべてのテキストファイルの右クリックメニューに「クリップボードにコピー」オプションが追加されます。

あとは、テキストファイルを右クリックして「クリップボードにコピー」を選択するだけ。ファイルの内容が即座にクリップボードにコピーされるので、好きな場所にそのまま貼り付けられます。
2. HTMLファイルの内容を右クリックメニューでコピーする
HTMLファイルにも同じオプションを追加したい場合は、テキストファイルとまったく同じ手順を使用します。唯一の違いは、操作するレジストリキーの場所です。HTMLファイルの場合は、以下のキーに移動してください。
HKEY_CLASSES_ROOT\ChromeHTML\shell
このキー配下に、手順1と同様にサブキーを作成し、.regファイルを適用すればOKです。
このチュートリアルが、右クリックメニューを活用したファイル内容の素早いコピーのお役に立てば幸いです。
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