Windows 11/10で自動ライセンス認証(アクティベーション)ポップアップを無効にする方法
Windowsのライセンス認証(アクティベーション)とは、お使いのWindows 11/10/8/7が正規品であること、またMicrosoftソフトウェアライセンス条項で許可された台数の範囲内で使用されていることを確認するためのプロセスです。
Windowsのライセンス認証の状態の種類
Windowsには、以下のような複数のライセンス認証状態が存在します。
- ライセンス認証済み: ライセンス認証が正常に完了した後に表示される状態です。
- 初期猶予期間: Windowsをインストールした直後で、まだ認証を行っていない状態です。認証を促すリマインダーが表示されたり、Windowsがオンラインで自動的に認証を試みたりします。
- 追加猶予期間: マザーボードやCPUなど、主要なハードウェア構成を変更した場合に、Windowsが再認証を求めてくることがあります。
- 通知期間: 猶予期間が経過すると、「ライセンス認証が必要です」というメッセージが表示されるようになります。
- 非正規猶予期間: Windows Genuine Advantage(WGA)によって、お使いのWindowsが正規品ではないと判定された場合に表示されることがあります。
- ライセンスなし: ライセンスを持たないコピーに対して表示される状態です。
自動ライセンス認証機能とは
「自動ライセンス認証」機能は、ユーザーが手間なくWindowsの認証を完了できるよう、MicrosoftがWindows OSに標準搭載している便利な機能です。しかし、何らかの理由でこの機能を無効化したい場合には、Windowsレジストリを編集することで対応可能です。特に「Windowsはすでに認証済みなのに、何度も認証を求めるポップアップが表示される」といったケースでは、この方法が役立ちます。
Windows 11/10/8/7で自動ライセンス認証ポップアップを無効にする手順
自動認証ウィザードに煩わされたくない場合は、以下の手順で自動ライセンス認証を無効にできます。
- regedit(レジストリエディター)を開きます。「Windowsキー + R」を押して「regedit」と入力し、Enterキーを押すと起動できます。
- 次のレジストリキーへ移動します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\SoftwareProtectionPlatform\Activation
- 右ペインにあるREG_DWORD値「Manual」を探します。
- 「Manual」を右クリックして「修正」を選択します。
- 表示された「値のデータ」ウィンドウで、DWORDの値を1に変更します。
既定値は「0」で、これは自動ライセンス認証が有効であることを意味します。値を「1」に変更すると、自動ライセンス認証が無効になります。
レジストリエディターを閉じ、パソコンを再起動してください。これで自動ライセンス認証機能が完全に無効になります。
Windows Vistaの場合
Windows Vistaでは、該当するレジストリキーの場所が異なり、以下のキーを使用します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\SL\Activation
同様に「Manual」の値を「1」に変更することで、自動ライセンス認証を無効化できます。
作業前の注意点とトラブルシューティング
- レジストリを編集する前に、必ずシステムの復元ポイントを作成しておきましょう。万が一問題が発生した場合でも、システムを以前の状態に戻すことができます。
- Windowsのライセンス認証自体に問題が発生している場合は、「Windowsライセンス認証の状態」に関するトラブルシューティング記事を参照するとよいでしょう。
- プロダクトキーの変更が必要な場合は、Windowsでプロダクトキーを変更する方法をご確認ください。
- 黒いデスクトップ画面の右下に「このWindowsのコピーは正規品ではありません」というメッセージが表示される場合は、専用の対処法をチェックしてみてください。
補足: この方法の効果は環境によって異なるという報告があります。うまくいかない場合は、同じ場所にある「NotificationDisabled」の値を1に変更して試してみてください。ライセンス認証に関連する通知ポップアップが表示されなくなる可能性があります。
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