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Surface Adaptive KitでSurfaceデバイスをもっと使いやすく!アクセシビリティ向上ガイド

Microsoftは以前、運動機能に障害を持つ方々向けに「Xbox Adaptive Controller」を発表しました。そして今、Windows 11搭載のSurfaceノートPCやタブレットなど新デバイスを、Surface Adaptive Kit(サーフェス・アダプティブ・キット)によってさらにアクセシブルなものにしようとしています。このキットは、ユーザーがデバイス上の特定のキー、機能、ポート、ケーブルなどを触感で識別できるようにする触覚ツールのセットです。その狙いは、障害を持つユーザーにとってもデバイスを快適に使えるようにすること。キットに含まれる各コンポーネントにより、視覚に頼らず「手触り」だけで特定の機能を見分けられるようになります。

Surfaceのアクセシビリティを向上させる

Surface Adaptive Kitは2022年内の発売が予定されていましたが、価格は当時まだ公表されていませんでした。キットは、Surface Pro 7/8、Surface Laptop 3、Surface Book 3、Surface Laptop StudioといったSurfaceデバイスとの併用を想定して設計されています。では、実際にどのようにこのキットをSurfaceデバイスで活用すればよいのでしょうか?本ガイドでは、Surface Adaptive Kitの使い始め方をわかりやすく解説します。

Surface Adaptive KitでSurfaceデバイスをアクセシブルにする

このガイドでは、Surface Adaptive Kitを使ってSurfaceデバイスのアクセシビリティを高めるために、以下のポイントについて説明します。

  1. Surface Adaptive Kitの主な構成要素
  2. バンプラベル(Bump labels)の用途
  3. キーキャップラベル(Keycap labels)の使い方
  4. ポートラベル(Port labels)とは?
  5. オープナーサポート(Opener supports)の種類

1. Surface Adaptive Kitの主な構成要素

Surface Adaptive Kitには、基本的に4つの主要コンポーネントが含まれています。その前に、まず箱の開け方からご紹介しましょう。方法はとてもシンプルです。背面のタブを引き出してスリーブを箱から外し、ケース前面にある切り欠きを使って蓋を開けます。箱の中には大きなループ付きのフォルダーが入っているので、ループを使ってフォルダーを取り出します。フォルダーの中には、Surface Adaptive Kitの各コンポーネントが収められた4枚のカードが入っています。

コンポーネントは上から下へ、以下の順序で配置されています。

  1. バンプラベル(Bump labels)
  2. キーキャップラベルとアプリケーター(Keycap labels & applicator)
  3. ポートラベル(Port labels)
  4. オープニングサポート(Opening support)

以上がSurface Adaptive Kitの主な構成要素です。それでは、それぞれのコンポーネントについて詳しく見ていきましょう。

2. バンプラベルの用途とは?

バンプラベルは、ボタン、ポート、キーなどのさまざまな機能を識別するために、デバイスの任意の場所に貼り付けて使うタグ・マークです。Surface Adaptive Kitには、4種類の形状と色のバンプラベルが合計16個付属しています。形状は「塗りつぶしドット」「白抜きサークル」「破線」「X(クロス)マーク」の4種類で、それぞれの形状ごとにブルー、グリーン、オレンジ、グレーの異なる色が用意されています。

バンプラベルの使い方は簡単です。カードから希望の色と形状のラベルを剥がし、識別したい機能の上または隣に貼り付けるだけです。バンプラベルの具体的な活用例としては、以下のようなものがあります。

  • ドット型のラベルをオーディオジャックの横に貼る
  • サークル型のラベルをファンクションキーに貼る
  • X(クロス)マークや破線タイプのラベルを音量キーの近くに貼る

もちろん、これら以外にも自分の好みに合わせてさまざまな使い方が可能です。識別したい機能に好きなバンプラベルを貼り付けて活用してください。

3. キーキャップラベルとアプリケーターの使い方

バンプラベルと同様に、キーキャップラベルも特定の機能を識別するためのマークです。ただし、キーキャップラベルはキーボードのキーを識別するために特別に設計されています。Surface Adaptive Kitには合計16個のキーキャップラベルが含まれており、すべて半透明で、盛り上がった(凸状の)意匠が施されています。

16個の内訳は以下の通りです。

  • 向きや長さの異なる線が描かれたキーキャップラベルが8個
  • 矢印型のラベルが3個
  • 大型の馬蹄形(ホースシュー)ラベルが1個
  • キーキャップラベル用のアプリケーターが1個

キーキャップラベルを貼り付ける際は、手で直接貼ってもよいですが、キーカード右下に付属している専用アプリケーターの使用をおすすめします。アプリケーターを使うことで、より均一で正確にラベルをキーへ貼り付けることができます。

キーキャップアプリケーターの使い方

キーキャップアプリケーターは、以下の簡単な手順で使用できます。

  1. まず、キーカードから貼り付けたいキーキャップラベル(16個のうちの1つ)を剥がし、緩めて元に戻しておきます。
  2. 次に、キーカードからアプリケーターを剥がします。中央部分は粘着性があり、これによってキーキャップラベルを持ち上げて貼り付けることができます。
  3. キーキャップラベルを拾い上げるには、アプリケーターの中心をラベルに押し当てます。
  4. その後、ラベルが付いたアプリケーターを、キーボードのラベルを貼りたいキーの上に置きます。
  5. アプリケーターをラベルごとキーにしっかりと押し付け、そのまま持ち上げてアプリケーターだけを外します。
  6. 最後に、キーに貼られたキーキャップラベルを指でしっかりと押さえ、ラベルが確実に密着するようにします。

4. ポートラベルとは?

続いて、Surface Adaptive Kitの第3のコンポーネントである「ポートラベル」についてご紹介します。名前の通り、ポートラベルはデバイスのポートとケーブルを識別し、対応関係を一致させるために使用します。ラベルは合計10個あり、5組のペアに分かれています。視覚的にも触感的にもペアを見分けられるよう、各ペアにはそれぞれ異なる色と触覚デザインが割り当てられています。

各ポートラベルのペアは以下の通りです。

  • グリーン色:密集した突起の入った長尺ラベル1本と、同デザインの短尺ラベル1本
  • レッド色:短い線が繰り返される長尺ラベルと、小さな線3本の短尺ラベル
  • ブルー色:白抜きサークルが繰り返される長尺ラベルと、白抜きサークル1つの短尺ラベル
  • イエロー色:1本線の長尺ラベルと短尺ラベル
  • グレー色:ギザギザの線が入った長尺ラベルと短尺ラベル

ポートラベルのペアを使ってポートとケーブルを識別・照合するには、短い方のラベルを識別したいデバイス側のポートのそばに貼り、長い方のラベルをそのポートによく使うケーブルに巻き付けます。こうすることで、触るだけで対応するケーブルとポートをすぐに見分けられるようになります。

5. オープナーサポートは何種類ある?

Surface Adaptive Kitには、2種類のオープナーサポートが付属しています。1つ目は大きなループが付いたタイプで、主にノートPCのディスプレイ(蓋)を開けるのを補助するためのものです。このサポートをノートPCのカバーの縁に取り付け、ループを垂らして使用します。

2つ目のオープナーサポートには、中間にフレキシブル(可動)セクションがあり、ランヤードやリストストラップを取り付けられるようになっています。なお、ランヤード自体はキットに同梱されていないため、必要に応じてオンラインで好みのスタイルのものを購入してください。こちらのサポートは、特にSurface Proのキックスタンド向けに設計されています。

本ガイドが、Surface Adaptive Kitを使ったSurfaceデバイスのアクセシビリティ向上の一助となれば幸いです。

出典: Microsoft

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