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Windows 11/10でインターネットセキュリティゾーンを管理・カスタマイズする方法

Windows OSには、あらかじめ定義されたセキュリティゾーンとして「インターネット」「ローカルイントラネット」「信頼済みサイト」「制限付きサイト」の4つが用意されています。さらに5つ目のゾーンとして「コンピューターのゾーン」(ローカルコンピューター上のファイルを含む)も存在しますが、このゾーンはAdministration Kitからのみ設定可能で、ブラウザーの画面からは変更できません。

Windows 11/10におけるインターネットセキュリティゾーンとは

Windows 11/10でインターネットセキュリティゾーンを管理・カスタマイズする方法

各ゾーンには個別にセキュリティオプションを設定でき、Webサイトへの信頼度に応じて、ゾーンへのサイトの追加や削除も自由に行えます。まずは、それぞれのゾーンの役割を確認しておきましょう。

  1. インターネットゾーン: 自分のコンピューターやローカルイントラネット上に存在せず、他のゾーンにも割り当てられていないすべてのWebサイトが含まれます。
  2. ローカルイントラネットゾーン: UNCパス(Universal Naming Convention)で確立されたすべてのネットワーク接続や、プロキシサーバーを経由しないサイト、ドメイン名にピリオド(.)を含まないサイトなどが含まれます。
  3. 信頼済みサイトゾーン: 安全だと判断した、信頼できるWebサイトを登録します。
  4. 制限付きサイトゾーン: 信頼できない、危険性のあるWebサイトを登録します。

セキュリティゾーンをカスタマイズする手順

Windows 11またはWindows 10でセキュリティゾーンをカスタマイズするには、以下の手順を実行します。

  1. スタートメニューなどから「インターネットオプション」を検索して開きます。
  2. 「セキュリティ」タブをクリックします。
  3. ここで対象のゾーンを選択し、ゾーンごとに希望するセキュリティレベルを個別に設定できます。
  4. 「サイト」ボタンで特定のWebサイトを追加・削除したり、「レベルのカスタマイズ」ボタンで詳細な設定を変更することも可能です。
  5. なお、デフォルト設定はほとんどのユーザーにとって最適なバランスになっているため、特別な理由がなければ初期値のまま利用するのがおすすめです。

ポップアップが出る場合は信頼済みサイトを確認しよう

頻繁にポップアップが表示される場合、悪意あるサイトのURLが「信頼済みサイト」ゾーンに不正に登録されていないか確認してみてください。不審なエントリが見つかったら、そのまま削除すれば問題を解消できます。

逆に、ブロックしたいWebサイトがあれば、「制限付きサイト」ゾーンに追加することでアクセスを制限できます。

関連記事: Windows 11でインターネットオプションをデフォルトに戻す方法

フリーツール「ZonedOut」を活用する

ZonedOutは、Internet Explorerのセキュリティゾーンに対して、Webサイトの追加・削除・インポート・エクスポートを簡単に行えるサードパーティ製のポータブルフリーウェアです。ブラックリスト/ホワイトリストの構築もサポートしており、現在では「制限付きサイト」「信頼済みサイト」「イントラネット」の各ゾーンに対応しています。

Windows 11/10でインターネットセキュリティゾーンを管理・カスタマイズする方法

必要であれば、SpywareWarriorが公開している「悪質サイト」のリストを制限付きサイトゾーンに一括登録することもできます。このリストは「IE-SpyAd For ZonedOut」と呼ばれています。

IE-SPYADで制限付きサイトを一括ブロック

IE-SPYADは、既知の広告主、マーケター、アダルトサイト、クラックサイト、マルウェアやアドウェアを配布するサイトなどに関連する膨大な数のサイトおよびドメインを、Internet Explorerの制限付きサイトゾーンへ一括登録するためのリストです。このサイトリストをレジストリにマージすると、これらの企業のWebサイトはCookie、ActiveXコントロール、Javaアプレット、スクリプトなどを利用してプライバシーやPCを侵害することができなくなります。また、不要なポップアップやCookie、自動インストール型プログラムをブラウザー経由で仕掛けることも不可能になります。

ただし注意点として、IE-SPYADは広告ブロッカーではありません。Internet Explorer上の通常のバナー広告をブロックする機能は持っておらず、既知の広告主やアドウェア配布元のサイトを制限付きサイトとして登録するものです。

ZonedOutは、このIE-SPYADのサイトリスト(ie-adsと呼ばれます)をInternet Explorerの制限付きサイトゾーンへ読み込む作業を自動化してくれるツールです。

もし後から考えが変わった場合でも、メニューの「Remove」や「Remove All」オプションを使えば、登録したサイトリストをいつでも簡単に解除できます。

いつもお伝えしていることですが、システムに何らかの変更を加える前には、必ず最初にシステムの復元ポイントを作成しておくことを強くおすすめします。

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