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デスクトップのショートカットとは?仕組みから作り方まで徹底解説

デスクトップに並ぶショートカットアイコンが、実際にはどうやって動いているのか、疑問に思ったことはありませんか?ショートカットはパソコン上の他のファイルとは少し違う挙動をします。実はこれにはちゃんとした理由があり、ショートカットは他のファイルとは異なる特別なファイルだからなのです。

この記事では、ショートカットがなぜ特別なのか、そしてその仕組みについて詳しく解説していきます。

ショートカットとは何か?

ショートカットとは、コンピューターに対して「特定のファイルを開け」という指示を伝えるための一連の命令のことです。ショートカットを起動すると、その命令がコンピューターに渡され、対象のファイルが探し出されて実行されます。

パソコン上のファイルには、それぞれ専用の「住処(ホーム)」があります。Program Filesフォルダの中を覗いたことがある人なら、その様子を目にしたことがあるでしょう。

通常、プログラムはパソコンにインストールされるとき、そのフォルダ内に実行に必要なすべてのファイルやデータを配置します。プログラムをそのフォルダから取り出してしまうと、必要なファイルが見つからず、エラーが発生してしまいます。

そのため、プログラムを実行するには、OS上のそのプログラムの「住処」まで移動して、実行ファイル(.exe)を直接起動する必要があります。コンピューターの黎明期には、新しいプログラムを実行するたびにこの作業を手動で行っていました。目的のフォルダへたどり着くまで、ディレクトリを何度もクリックして辿るのは大変な手間でした。

しかし、ショートカットを使えばこのプロセスは格段に楽になります。ショートカットは「フォルダを探して実行ファイルを起動する」という一連の作業を代わりに行ってくれる命令の束です。ダブルクリックするだけで、自動的にプログラムのある場所へ移動し、起動してくれます。

ただし、ショートカットはそれほど賢いわけではありません。プログラムを別のフォルダへ移動しても、ショートカット自身が情報を更新することはないのです。とはいえ、プログラムは通常ひとつの場所に留まるため、ショートカットが自己更新する必要はほとんどありません。

例えるなら、友達の家に行きたいのに道順をいつも忘れてしまう状況に似ています。毎回地図を確認しながら、どこで曲がるべきか自分で判断しなければなりません。

一方、ショートカットは「友達の住所をGPSに入力すれば、あとは案内に従うだけ」の状態です。友達がどこに住んでいて、どの道路を通ればいいかを気にする必要はなく、指示に従うだけで目的地にたどり着けます。

さらにこの比喩を押し進めると、ショートカットは「GPSに住所を入力すると、車が自動的に運転してくれる」ようなものです。何もする必要はなく、ただ車に乗せて行ってもらうだけなのです。

ショートカットを削除するとプログラムも消える?

ショートカットを削除しても、プログラム自体はパソコンに残っていることに気づいた人は多いでしょう。「ショートカットを削除=アンインストール」と勘違いしている人もいますが、これは誤解です。

ショートカットはプログラム本体の一部ではありません。単に「対象のプログラムがどこにあるか」をコンピューターに伝える命令の束にすぎません。この命令を削除しても、本体のプログラムには一切影響しません。

先ほどの車の比喩で言えば、自動運転車のGPSから友達の住所を消去するようなものです。車の記憶から住所を消しても、友達の家そのものが消滅するわけではありません。

実際、GPSから住所を削除しても、友達の家にはまだ行けます。自分で運転して向かうこともできますし、もう一度住所を入力し直すこともできるからです。

同じように、ショートカットを削除してもプログラムにはアクセス可能です。エクスプローラーでプログラムのインストール先フォルダを直接開くか、あるいは新しいショートカットを作り直せばよいのです。

プログラムを本当に削除したい場合は、Windows 10から正しくアンインストールする必要があります。優れたアンインストーラーならショートカットも一緒に削除してくれますが、まれに取り残されることがあります。その場合、ショートカットを実行しようとするとエラーが出るので、アンインストール後に残ったショートカットは自由に削除して問題ありません。

Windows 10でショートカットを作成する方法

プログラムのショートカットを作りたい場合は、Windows 10で簡単に行えます。

まず、ショートカットを作りたいソフトウェアがインストールされているフォルダを開きます。次に、プログラムを起動する実行ファイル(EXEファイル)を探してください。

見つかったら、そのファイルを右クリックし、「送る」>「デスクトップ(ショートカットを作成)」を選択します。少し紛らわしいですが、実際には実行ファイルをどこかに送っているわけではなく、「実行ファイルへのショートカット」を作成しているのです。

デスクトップのショートカットとは?仕組みから作り方まで徹底解説

この操作を行うと、デスクトップにショートカットが表示されます。

また、デスクトップやエクスプローラーの空いている場所を右クリックして作成する方法もあります。右クリックメニューから「新規作成」>「ショートカット」を選びましょう。

デスクトップのショートカットとは?仕組みから作り方まで徹底解説

開きたいファイルの場所(パス)をコピー&ペーストするか、右側の参照ボタンからファイルを探して指定します。

デスクトップのショートカットとは?仕組みから作り方まで徹底解説

なお、macOSでデスクトップショートカットを作る手順も、これとよく似ています。

Windows 10でショートカットのリンク先を確認する方法

ソフトウェアがインストールされているフォルダに直接アクセスしたい場面もあります。たとえば、一部のプログラムやゲームでは、フォルダ内の設定ファイル(コンフィグファイル)を編集することで動作を細かく調整できるからです。

しかし、ショートカットに慣れすぎていると、プログラムのファイルが正確にどこにあるのか知らないままインストールしてしまうことがよくあります。幸い、フォルダを一つずつ探し回らなくても、インストール先を見つける方法があります。

思い出してください。ショートカットは「プログラムがどこに住んでいるか」を示す小さな命令の束でした。この情報を利用すれば、プログラムを起動することなく、インストール先を突き止められます。

Windows 10での手順は簡単です。ショートカットを右クリックし、「ファイルの場所を開く」をクリックします。すると、コンピューターはショートカットの指示に従ってファイルの場所へ移動しますが、プログラムは起動しません。代わりに、たどり着いたフォルダが開かれるので、中身を確認できます。

ショートカットでデスクトップをカスタマイズしよう

これでショートカットの仕組みと作り方がわかりました。日常的によく使うプログラムのショートカットをたくさん作って、作業効率をアップさせましょう。

さらにデスクトップをカスタマイズしたいなら、テーマを追加するのもおすすめです。テーマを使えば、自分のパソコンを個性的に演出し、あなただけのものにすることができます。

画像クレジット:Stokkete / Shutterstock.com

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