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Windowsで予約可能な帯域幅の制限を変更・解除する方法

【更新情報】同僚からの指摘により、「QOSが帯域幅の20%を占有する」という説は実は俗説であることが判明しました。Microsoftも公式にこの件について回答しており、海外メディアLifeHackerでも検証・否定されています。設定の変更は自己責任でお願いいたします。

帯域幅の20%はQOSのために予約されている?

Microsoftはデフォルトで、Windows UpdateなどのQOS(Quality of Service)関連の処理のために、接続帯域幅の20%を予約するように設定されています。しかし、日常的にWindows Updateを頻繁に使うユーザーはそれほど多くありません。使わない機能のために帯域幅を確保しておくのはもったいないと感じる方もいるでしょう。

そこで今回は、この予約帯域幅の制限を変更・解除する方法を紹介します。

グループポリシーエディターを起動する

まず、Windowsキー + Rキーを押して「ファイル名を指定して実行」を開き、「gpedit.msc」と入力してEnterキーを押します。

Windowsで予約可能な帯域幅の制限を変更・解除する方法

※なお、グループポリシーエディター(gpedit.msc)はWindowsのPro版やEnterprise版でのみ利用可能です。Homeエディションをお使いの場合は、レジストリエディター(regedit)から同様の設定を行う必要があります。

予約可能な帯域幅の制限を変更する手順

グループポリシーエディターが開いたら、左側のナビゲーションツリーから以下の順番で項目を辿ります。

  1. コンピューターの構成
  2. 管理用テンプレート
  3. ネットワーク
  4. QoS パケット スケジューラ
  5. 予約可能な帯域幅の制限

Windowsで予約可能な帯域幅の制限を変更・解除する方法

該当項目をダブルクリックすると、「予約可能な帯域幅の制限」のプロパティウィンドウが開きます。初期状態では「未構成」になっていることを確認できます。

Windowsで予約可能な帯域幅の制限を変更・解除する方法

未構成でも制限はかかっている?

「未構成ならば、そもそも制限など存在しないのでは?」と思うかもしれません。実際のところを確認するには、ウィンドウ内の「説明」タブをクリックしてみましょう。

Windowsで予約可能な帯域幅の制限を変更・解除する方法

そこには次のように記載されています。

「…既定では、パケット スケジューラはシステムを接続の帯域幅の20%に制限しますが、この設定を使用して既定値を上書きできます。」

つまり、たとえ「未構成」の状態であっても、内部的には20%の帯域幅制限が適用されているということです。

制限値を0に設定する

デフォルトで20%の制限がかかっていることが確認できたら、「設定」タブに戻り、以下のように変更します。

  1. 設定を「有効」に変更する
  2. 帯域幅の制限値(帯域幅の割合)に「0」を入力する
  3. OK」をクリックして保存する

Windowsで予約可能な帯域幅の制限を変更・解除する方法

これで設定は完了です。設定を反映させるには、PCを再起動するか、コマンドプロンプトで「gpupdate /force」を実行するとよいでしょう。

まとめ

筆者はまだこの設定変更による効果をベンチマークで計測してはいませんが、理論上は、20%の予約帯域幅を解放することで、実効速度が最大20%向上する可能性があります。ネットワークの速度に不満がある方は、ぜひ試してみてください。ただし、冒頭でも述べたように、この20%説には疑問を呈する声もあるため、あくまで自己責任で設定を行ってください。

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