Windows 10のフォルダーにパスワードロックをかける方法【バッチファイルで簡単に隠す手順】
家族や友人とパソコンを共有していると、「自分だけのファイルを見られたくない」と悩むことはありませんか。実はWindows 10には標準機能だけでフォルダーにパスワードロックをかけられる方法があり、自分とパスワードを共有した信頼できる人だけがアクセスできる状態を作れます。この記事では、バッチファイルを使ってフォルダーをロック・アンロックする具体的な手順を、初心者にもわかりやすく解説します。
パスワードでロックできるフォルダーを作る手順
1. 新しいフォルダーとテキストファイルを作成
まず、パソコン上に新しいフォルダーを作成します。次にそのフォルダーを開き、フォルダー内の何もない場所で右クリックして、「新規作成」から「テキストドキュメント」を選択して追加します。ファイル名は「Password」など分かりやすい名前を付け、ダブルクリックで開いてください。
2. ロック用のコードを貼り付ける
開いたテキストドキュメントに、以下のコードをそのままコピー&ペーストします。
cls
@ECHO OFF
title Folder Locker
if EXIST "Control Panel.{21EC2020-3AEA-1069-A2DD-08002B30309D}" goto UNLOCK
if NOT EXIST Locker goto MDLOCKER
:CONFIRM
echo Are you sure u want to Lock the folder(Y/N)
set/p "cho=>"
if %cho%==Y goto LOCK
if %cho%==y goto LOCK
if %cho%==n goto END
if %cho%==N goto END
echo Invalid choice.goto CONFIRM
:LOCK
ren Locker "Control Panel.{21EC2020-3AEA-1069-A2DD-08002B30309D}"
attrib +h +s "Control Panel.{21EC2020-3AEA-1069-A2DD-08002B30309D}"
echo Folder locked
goto End
:UNLOCK
echo Enter password to Unlock folder
set/p "pass=>"
if NOT %pass%== mypassword goto FAIL
attrib -h -s "Control Panel.{21EC2020-3AEA-1069-A2DD-08002B30309D}"
ren "Control Panel.{21EC2020-3AEA-1069-A2DD-08002B30309D}" Locker
echo Folder Unlocked successfully
goto End
:FAIL
echo Invalid password
goto end
:MDLOCKER
md Locker
echo Locker created successfully
goto End
:End
3. パスワードを書き換える
コードの22行目にある「mypassword」という部分を、自分が設定したいパスワードに書き換えます。このとき、パスワードの前後には必ず半角スペースを1つずつ残してください。スペースを消すと正常に動作しなくなるので注意が必要です。

4. バッチファイルとして保存する
テキストドキュメント上部の「ファイル」メニューを開き、「名前を付けて保存」を選択します。表示されたウィンドウで、ファイルの種類を「すべてのファイル」に変更し、ファイル名を「Lock」など好きな名前にします。ただし、必ず末尾に拡張子「.bat」を付けてください。設定できたら「保存」をクリックし、テキストエディタを閉じます。

5. 隠したいファイルを移動してロック
保存すると、先ほど付けた名前のバッチファイル(.bat)がフォルダー内に作成されます。このファイルをダブルクリックすると、新しく「Locker」というフォルダーが自動的に生成されます。
非公開にしたいファイルをすべて、このLockerフォルダーへドラッグ&ドロップで移動します。その際、.batファイルだけはフォルダーに入れないようにしてください。
ファイルの移動が完了したら、再び.batファイルをダブルクリックします。「フォルダーをロックしてもよいか(Y/N)」と尋ねる画面が表示されるので、大文字の「Y」と入力してEnterキーを押します。これでフォルダーがロックされ、画面から姿を消します。

6. ロックを解除してファイルを使う
最初に作成したフォルダーは元の場所に残ったままなので、中に入ると.batファイルだけが待っています。このファイルをダブルクリックすると、パスワードの入力を求める画面が表示されます。ここで先ほど設定したパスワードを入力してEnterキーを押しましょう。

すると、隠されていたフォルダーが画面に現れ、中のファイルに通常どおりアクセスできるようになります。
7. 使用後は再度ロックする
ファイルの使用が終わったら、フォルダーに戻って.batファイルをもう一度ダブルクリックします。再びロックの確認画面が表示されるので、大文字の「Y」と入力してEnterキーを押せば、フォルダーは再び隠れます。
以降は、ファイルを使うたびに「ダブルクリック→パスワード入力→使用→ダブルクリック→Yでロック」という流れを繰り返すだけでOKです。
注意点:あくまで簡易的な保護方法であることを理解しよう
この方法は手軽で便利ですが、バッチファイルの中身をテキストエディタで開かれるとパスワードが見えてしまうため、高度なセキュリティ対策としては不十分です。あくまで「家族や同僚にうっかり覗かれたくない」といった軽い用途に向いています。重要な業務データや個人情報を守りたい場合は、BitLockerなどの本格的な暗号化機能の利用を検討してください。
まとめ
パスワードで保護されたフォルダーは、複数人で使うパソコンでも特定のファイルを簡単に非公開にできる便利な方法です。ただし、パスワードを忘れると自分の大切なデータに二度とアクセスできなくなる恐れがあるため、パスワードの控えは安全な場所に必ず保管しておきましょう。
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