Windows 10でディスク容量を分析・可視化できるおすすめツール4選

ディスクの空き容量が不足してきたら、いよいよクリーンアップの出番です。しかし、実際に整理するのは口で言うほど簡単ではありません。Windows標準の「ディスク クリーンアップ」を使えば数GB程度は空けられるかもしれませんが、数百GBもの容量を確保したい場合はどうすればよいのでしょうか。
そこで役立つのがディスク容量アナライザー(解析ツール)です。各フォルダのサイズを視覚的に表示してくれるため、どのフォルダがストレージを圧迫しているのかひと目で把握でき、不要なデータを特定して削除しやすくなります。
同種のユーティリティは数多く存在しますが、基本的な機能はどれも似通っています。最大の違いは視覚的な表現方法であり、見た目の好みが選択の決め手になります。ここでは、Windows 10で使える優れたディスク容量分析ツールを紹介します。
1. SpaceSniffer
SpaceSnifferは、非常にシンプルなインターフェースとビジュアルスタイルが特徴のツールです。すっきりとした表示のおかげで、フォルダ名がとても読み取りやすくなっています。
もう一つの利点は、ポータブル版が用意されていることです。ポータブルアプリならインストール作業なしでダウンロードしてそのまま実行できます。つまりUSBメモリに入れて持ち運び、どんなPCでも手軽に使えるのです。

上部のメニューバーから詳細レベルを増減できますが、全体ではなく個別の要素ごとに調整することも可能です。たとえば上の画像のように「steamapps」を数回クリックするだけで、その中に含まれるフォルダを展開表示できます。

また、要素が多すぎるフォルダはダブルクリックしてみましょう。そのフォルダにズームインし、メインウィンドウ全体に表示が切り替わります。グラフィック要素が大きくなるためテキストラベルが込み合わず、格段に読みやすくなります。
2. WinDirStat
前述のSpaceSnifferのようなタイル表示よりも、ツリー表示の方が好みという方もいるでしょう。WinDirStatはこの両方の表示を組み合わせたハイブリッド型で、下の画像のような画面になります。

下部のカラフルなグラフィカルビューでタイルをクリックすると、自動的にツリー表示の該当フォルダへジャンプします。前の画像でその様子を確認できます。さらにツリー表示はフォルダが大きい順に自動ソートされるため、不要な大容量のファイルやフォルダを簡単に見つけられます。
便利な機能がメインウィンドウの右上にあります。たとえばMP3ファイルを探している場合、拡張子リストから該当項目をクリックすると、下部のタイルビュー内のすべてのMP3ファイルがハイライト表示されます。おそらくこの機能の処理のため、初回スキャンにはSpaceSnifferより時間がかかります。スキャン速度ではSpaceSnifferが明らかに優れています。
3. HDGraph
あまり一般的ではないタイプの分析ツールとして、次の画像のように同心円状にフォルダを描画するものがあります。

考え方や物事の捉え方によっては、この表示の方が状況を明確に把握できるかもしれませんし、逆に混乱を感じるかもしれません。すべては好みの問題です。
HDGraphには多くの機能は搭載されていません。ミニマリストなら、余計な複雑さがない快適さを気に入るはずです。一方、より多機能なツールが必要なら、最初の2つのソフトの方が適しています。その機能を一言でまとめると、フォルダを同心円として描画するツールです。右クリックで別のフォルダを選択すれば、グラフの中心を変更できます。スキャンの深さの変更、フォルダのプロパティや構成要素のサイズ確認、エクスプローラーでフォルダを開く操作なども可能です。
リストの最初のツールと同じように、HDGraphにもポータブル版が用意されています。
4. Windowsのストレージ設定
当初は単なる情報表示アプリだったWindows標準のディスク容量分析機能も、進化を重ねてこのリストに挙げる価値のあるレベルに達しました。開くには、Winキーを押して「storage」または「ストレージ」と入力し、「ストレージの設定」アプリを開きます。目的のドライブを選択すると、下の画像のような画面が表示されます。

分析するディスク使用量のセクションに応じて、このアプリ内から直接適切な操作を行えます。一時ファイルを表示している場合は、古いWindows更新プログラム、ごみ箱、プログラムの一時ファイル、エラーログなど、不要なものをクリーンアップできます。「システムと予約済み」では、特に大容量HDD/SSDではかなり大きくなりがちなシステム復元の使用量を調整することも可能です。
このユーティリティは、OS自体やOSと連携する項目が使用しているディスク容量を管理するのに優れた手段です。ただし、その機能範囲はそこまでです。ドライブ上の任意のフォルダが占める容量を分析することはできません。
いずれにしても、さらに高度な機能が必要になったら、最初の3つのアプリのいずれかをインストールして、Windows標準ツールと併用すればよいでしょう。
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