Microsoft Edgeがバックグラウンドで勝手に起動するのを防ぐ4つの方法【Windows 10】
Windows 10に標準搭載されるWebブラウザ「Microsoft Edge」をどうにかしたい――そう願っている方は決して少数派ではありません。Windows 10のアップデートを重ねるごとに着実に改善されてはいるものの、Edgeを完全に排除するのは簡単ではありません。
EdgeはWindowsの中核コンポーネントであり「信頼されたアプリ(Trusted App)」として扱われるため、アンインストールや削除ができません。しかもしつこく、ときには「他のブラウザは非効率だ」と知らせるポップアップまで表示します。とはいえ、それだけでEdgeへ乗り換える動機にはなりません。他の人気ブラウザと比べると見劣りし、役に立つというより厄介な存在になりがちです。
カスタマイズ性の低さ、拡張機能への対応不足、煩わしい通知バルーン以上に厄介なのが、Edgeが起動時に自動的に立ち上がり、バックグラウンドで常駐してしまう挙動です。
Microsoft Edgeがバックグラウンドで動作する理由
Windows 10 October 2018 Update(バージョン1809)以降、Edgeはパフォーマンス向上を目的として、起動時にプロセスを事前起動(プリローンチ)し、スタートページや新しいタブをプリロードするようになりました。
こうした最適化はリソースを浪費し、PCの起動時間を遅くします。特に、Edgeを普段使わないユーザーにとっては純粋な負担です。幸い、この機能は無効化できるため、Edgeをブラウジング体験から追い出すことが可能です。最初の2つの方法はどなたでも実行でき、残りの2つはお使いのWindowsエディション(Home/Pro)に応じて選びましょう。
既定のブラウザを変更する
Edgeを使い続ける必要はありません。Chrome、Opera、Mozilla Firefoxなど、選択肢は豊富にあります。
既定のブラウザがEdgeに設定されている場合、まだインストールしていなければ、Edgeから他の人気ブラウザをダウンロードできます。手順は以下の通りです。
- インストールしたいブラウザ(Chrome、Opera、Firefoxなど)の「ダウンロード」をクリックします。
- Edgeブラウザ左下に表示されたダウンロードリンクを探します。
- ダウンロードリンクをクリックします(「開く」をクリックしても構いません)。
- 利用規約への同意を求められたら「同意する」をクリックします。
- 「インストール」をクリックします(確認ダイアログが出たら「はい」を選択)。
既定のブラウザを設定する
既定のブラウザとは、Webページ・メール・ドキュメント内のリンクをクリックした際に自動的に開くブラウザのことです。Windows 10では初期状態でMicrosoft Edgeが設定されています。変更手順は以下の通りです。
1. 「スタート」→「設定」→「アプリ」の順にクリックします。

2. 「既定のアプリ」をクリックすると、結果の一覧が表示されます。

3. 設定したいブラウザをクリックします。
4. 設定ウィンドウを閉じて完了です。
Edgeをバックグラウンドアプリとして無効化する
以下の手順で、Microsoft Edgeをバックグラウンドアプリ(プロセス)としてオフにできます。
1. 「設定」を開きます。
2. 検索ボックスに「プライバシー」と入力します。
3. 表示された結果から「プライバシーの設定」を選択します。

4. 左側のペインを下へスクロールし、「アプリのアクセス許可」セクションへ移動します。
5. 「バックグラウンド アプリ」を見つけてクリックします(一覧に表示されない場合は、ウィンドウを最大化してください)。

6. 右側の一覧からMicrosoft Edgeを探し、スイッチをオフにします。

7. PCを再起動して完了です。
レジストリエディターでEdgeを無効化する
Windows Homeエディションをお使いの場合は、レジストリエディターでEdgeを無効化できます。Pro/Enterpriseエディション向けの方法は次項で紹介しますが、レジストリ操作に慣れている方ならこちらの方法も利用可能です。
レジストリエディターを使うのが初めてという方は、作業前に必ずレジストリとPC全体のバックアップを作成してください。
レジストリを編集してEdgeを無効化するには、次の2つの変更を行います。1つはプロセスの事前起動を防ぐためのもので、もう1つはスタートページと新しいタブのプリロードを防ぐためのものです。
1. Microsoft Edgeのプロセス事前起動を防止する
1. 検索ボタンをクリックし、「regedit」と入力します。
2. Enterキーを押してレジストリエディターを開きます(変更の許可を求められたら許可してください)。
3. レジストリエディター左側のツリーで、キー「HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\MicrosoftEdge\Main」へ移動します。

4. Mainキーを右クリックし、「新規 > DWORD (32ビット) 値」を選択します。
5. 作成した値の名前を「AllowPrelaunch」に変更します。
6. AllowPrelaunch値をダブルクリックします。
7. 「値のデータ」を「0」に設定してOKをクリックします(元に戻す場合は、AllowPrelaunchの値を「1」に戻せばOKです)。
2. スタートページと新しいタブのプリロードを防止する
引き続きレジストリエディターで以下の操作を行います。
1. 左側のツリーで、キー「HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\MicrosoftEdge」へ移動します。

2. MicrosoftEdgeフォルダを右クリックし、「新規 → キー」を選択します。
3. 新しいキーの名前を「TabPreloader」にします。
4. TabPreloaderキーを右クリックします。
5. 「新規 → DWORD (32ビット) 値」を選択します。
6. 新しい値の名前を「AllowTabPreloading」にします。
7. AllowTabPreloading値をダブルクリックして編集します。
8. 「値のデータ」を「0」に設定します。
9. OKをクリックします(後からAllowTabPreloadingの値を「1」に戻せば元に戻せます)。
10. レジストリエディターを閉じ、PCを再起動して変更を反映させます。
ローカルグループポリシーエディターでEdgeを無効化する
グループポリシーの設定からもMicrosoft Edgeを無効化できます。ただし、ローカルグループポリシーエディターはWindows 10のPro、Enterprise、Educationエディションでのみ利用可能です。
1. スタートボタンを右クリックし、「ファイル名を指定して実行」を選択します。
2. 「gpedit.msc」と入力し、OKをクリック(またはEnterキーを押す)と、ローカルグループポリシーエディターが開きます。
3. 左側のペインで「コンピューターの構成\管理用テンプレート\Windows コンポーネント\Microsoft Edge」へ移動します。

4. 右側のペインにある「Microsoft Edge が起動時および終了時にスタート ページと新しいタブ ページを読み込むことを禁止する」をダブルクリックしてポリシーを編集します。

5. 「有効」を選択します。

6. OKをクリックし、グループポリシーエディターを閉じます。
これらの手順で、お使いのシステム上でMicrosoft Edgeがバックグラウンドで動作しなくなりましたか? ぜひコメント欄でお聞かせください。
画像クレジット:Microsoft
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