Windowsユーザー必見!エクスプローラーの検索フィルターを使いこなして目的のファイルを素早く見つける方法

Windowsのエクスプローラーでファイルを検索するとき、多くの人は検索ボックスにキーワードを入力して結果を表示させるだけではないでしょうか。しかし実は、エクスプローラーの検索機能は想像以上に高機能です。単純なキーワード検索でも不便はありませんが、「高度なクエリ構文(AQS:Advanced Query Syntax)」と呼ばれる検索フィルターを活用すれば、さらに精度の高い検索が可能になります。ここでは、すべてのWindowsユーザーが知っておくべき、特に役立つ検索フィルターを詳しく解説します。
拡張子を指定してファイルを探す
特定の拡張子を持つファイルを探したいときは、「*.拡張子」という形式の検索フィルターを使用します。拡張子の前に付ける*(アスタリスク)はワイルドカードと呼ばれ、ファイル名を問わず検索するための記号です。たとえば、ハードディスク内のすべてのWord文書を見つけたい場合は、検索ボックスに「*.docx」と入力してEnterキーを押すだけです。

ワイルドカードを活用すれば、ファイル名の一部がわかっている場合にも対応できます。*の前後に文字を追加できるのです。たとえば「ra*.mp3」と検索すると、「ra」で始まる名前のmp3ファイルがすべて表示されます。
ファイルサイズで絞り込む
ハードディスクの空き容量が不足してきたら、大きなファイルを探し出して削除または移動するのが効果的です。そのために、エクスプローラーにはファイルサイズで検索するための専用フィルターが用意されています。
サイズで検索するには、検索ボックスに「size:ファイルサイズ」を入力します。「ファイルサイズ」の部分には実際のサイズ(例:100MB)を指定します。さらに、不等号(>や<)を組み合わせれば、指定サイズより大きい/小さいファイルを絞り込むことも可能です。たとえば1GBを超えるファイルを探すなら「size:>1GB」と入力します。

サイズを手動で入力しても構いませんが、エクスプローラーには覚えやすい定義済みのサイズ分類も用意されています。以下の通りです。
- Empty(空): 0KBの空ファイル
- Tiny(極小): 0KB~10KBのファイル
- Small(小): 10KB~100KBのファイル
- Medium(中): 100KB~1MBのファイル
- Large(大): 1MB~16MBのファイル
- Huge(特大): 16MB~128MBのファイル
- Gigantic(巨大): 128MBを超えるファイル
これらを使うには、「size:medium」のように入力してEnterキーを押します。もちろん「medium」の部分は任意の分類に置き換えられます。
日付でファイルを検索する
ファイルサイズだけでなく、特定の日付に作成されたファイルや、それ以前・以降に作成されたファイルを検索することもできます。サイズフィルターと同様に「date:」というキーワードを使用します。便利なことに、検索ボックスに「date:」と入力すると簡易カレンダーが表示されるので、目的の日付をすばやく選択できます。
>や<の記号を使えば、指定日より後または前に作成されたファイルを検索できます。必要に応じて「>=」「<=」を使えば、指定日当日を含む範囲での検索も可能です。

ファイルの種類(kind)で検索する
拡張子フィルターは特定の拡張子を持つファイルを探すものですが、「kind」フィルターを使うと、拡張子に関係なく特定の種類のファイルをまとめて検索できます。たとえば、JPG、PNG、PSD、ICOなど拡張子を問わずハードディスク内のすべての画像ファイルを表示したい場合は、「kind:=picture」と入力するだけです。

kindプロパティには非常に多くの種類があり、カレンダー、コミュニケーション、映画、音楽、メモ、ビデオ、タスク、プログラム、メール、フィードなどが含まれます。とはいえ、すべてを暗記する必要はありません。検索ボックスにカーソルを置いた状態で「検索」タブをクリックし、「種類」を選択すれば、利用可能なプロパティの一覧をいつでも確認できます。

タグ付きファイルを検索する
Windowsではファイルにタグを付けることができます。タグを付けたファイルは「tag:」プロパティで簡単に検索できます。たとえば「vacation(休暇)」というタグが付いた写真をすべて見つけたい場合は、検索ボックスに「tag:vacation」と入力するだけです。

その他の検索演算子(AND・OR・NOT・完全一致)
上記の検索フィルターに加えて、エクスプローラーには「AND」「OR」「NOT」「"[検索語]"」といった検索演算子も用意されており、検索条件をさらに細かく調整できます。プログラミングの基礎知識があれば、これらの演算子の働きはすぐに想像がつくでしょう。「[検索語]」以外の演算子は、主に2つの検索フィルターを組み合わせるために使われます。
AND: 両方の条件を満たす結果のみを表示します。たとえば「*.mp3 AND size:>100MB」と検索すると、100MBを超えるMP3ファイルがすべて表示されます。

OR: ANDが両方の条件を満たす結果のみを表示するのに対し、ORは少なくとも一方の条件を満たす結果を表示します。たとえば「financial OR banking」と検索すると、ファイル名に「financial」または「banking」のいずれかを含むファイルが表示されます。

NOT: 特定の項目や検索条件を除外したいときに便利です。たとえば「financial NOT banking」と検索すると、ファイル名に「financial」を含み「banking」を含まないファイルがすべて表示されます。
"[検索語]": 完全なフレーズがわかっている場合は、このフィルターを使用します。[検索語]の部分を実際の検索語に置き換えてください。たとえば「"family vacation"」と検索すると、ファイル名に「family vacation」というフレーズが完全一致で含まれるファイルのみが表示されます。
まとめ
エクスプローラーの検索ボックスは、使いこなせば非常に強力なツールになります。上記の検索フィルターと演算子を覚えておけば、日常的なファイル管理には十分すぎるほどです。しかも、これ以外にもエクスプローラーの検索でできることは数多くあります。幸い、Microsoftは高度なクエリ構文(AQS)とその使い方について詳細なドキュメントを公開しています。ぜひ時間をかけて目を通し、自分の検索スキルを磨いてみてください。
上記の検索フィルターを実際に使ってみた感想や体験談があれば、ぜひコメント欄で共有してください。
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