無料アプリ「Hidden Disk」でWindowsにパスワード保護された隠しドライブを作成する方法
ファイルやフォルダーを他人の目から隠したい場合、多くのWindowsユーザーはまず「ファイルの属性を変更する」方法を試します。この方法でも対象ファイルを非表示にできますし、実際、重要なシステムファイルがユーザーによって誤って操作されないよう隠す目的でも使われています。しかし、この方法の弱点は、チェックを外すだけで誰でも簡単に隠しファイルを見られてしまうことです。
そこで役立つのが、ファイルをしっかり隠せる専用ソフトです。Windows向けにはいくつかのツールがありますが、そのひとつが無料アプリの「Hidden Disk」です。隠したいファイルやフォルダーがあり、さらにパスワードで保護したいなら、以下の手順を試してみてください。
ファイルやフォルダーを非表示にしてパスワード保護する
Hidden Diskを使えば、ファイルの隠蔽とパスワード保護はとても簡単です。まず公式サイトにアクセスしてフリーウェアをダウンロードしましょう。ダウンロード後は、通常のWindowsソフトウェアと同じようにインストールします。

隠しディスクの作成手順
インストールが完了したら、デスクトップのショートカットからアプリを起動します。ユーザーインターフェースは非常にシンプルで、複雑な設定は一切ありません。隠しディスクを作成するには、画面右上の矢印ボタンで好きなドライブ文字を選択し、「Create Disk(ディスクを作成)」ボタンをクリックするだけです。

「Create Disk」ボタンをクリックすると、警告ウィンドウが表示されます。「Windowsをフォーマットしたり再インストールしたりしてはいけない」という内容で、これらを行うと隠しディスク内のデータは失われるとのこと。これは、ソフトウェアがWindowsのインストールドライブ内のどこかに隠しコンテナを作成するためです。万が一OSの再インストールやフォーマットをする場合は、必ず事前にファイルをバックアップしておきましょう。
続行するには、「I Will Remember(覚えておきます)」ボタンをクリックします。

この操作により隠しディスクが作成され、エクスプローラー上では独立したパーティションとして表示されます。他のドライブと同じように開いて、ディスク容量の許す限り自由にファイルを追加できます。

隠しディスクの表示・非表示の切り替え
必要なファイルやフォルダーの追加が終わったら、「Disable Disk(ディスクを無効化)」ボタンをクリックします。すると、隠しディスクはエクスプローラーから姿を消します。

後日、隠しコンテナにアクセスしたいときは、アプリを起動してドライブ文字を選択し、再び「Create Disk」ボタンをクリックするだけ。隠しディスクが開かれ、保存しておいたすべてのファイルやフォルダーにアクセスできるようになります。
パスワードを設定してより安全に
さらに、この隠しディスクにパスワードを設定すれば、他人に勝手に中身を覗かれる心配もなくなります。設定するには、メインウィンドウにある「Create or Update Password(パスワードの作成または更新)」リンクをクリックしてください。

表示されたウィンドウで新しいパスワードとメールアドレスを入力し、「Create Password(パスワードを作成)」ボタンをクリックします。

これ以降、Hidden Diskアプリを起動しようとするたびに、パスワードの入力を求められるようになります。

パスワードを忘れたときの復旧方法
万一パスワードを忘れてしまった場合でも安心です。「Recover Password by Email(メールでパスワードを復元)」リンクをクリックすれば、登録したメールアドレス宛てに新しいパスワードが送信されます。
実際に筆者も復旧を試してみましたが、確かにアプリから新しいパスワードが届き、それを使ってHidden Diskのロックを解除できました。

まとめ
ご覧のとおり、このアプリを使えば、ファイルやフォルダーを素早く隠してパスワード保護することができます。ただし、注意点もあります。Hidden Diskは隠しコンテナを暗号化しないため、決して完璧なセキュリティ対策とは言えず、機密性の高いデータの保護をこのアプリだけに任せるのはおすすめできません。とはいえ、単に「他人に見られたくないファイルやフォルダー」を目立たなくしておく用途には十分便利です。無料で使いやすいので、一度試してみてはいかがでしょうか。
この方法を使ってWindowsでファイルやフォルダーを隠し、パスワード保護してみた感想や体験談があれば、ぜひコメント欄でシェアしてください。
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