Windows 8のログイン画面をスキップ!起動時に自動サインインさせる2つの方法
Windows 8では、PCの起動時やスリープからの復帰時に、毎回ユーザー名とパスワードを入力するのが面倒だと感じていませんか?実は、ログイン画面をバイパスして自動的にサインインさせる便利な裏技があります。この設定を行えば、システムが自動的にあなたのアカウントにサインインしてくれるようになります。
さらに「ロック画面の無効化」設定と組み合わせれば、電源を入れてから数秒でデスクトップにたどり着けるようになります。ただし、この設定にはセキュリティ上のリスクが伴います。特に複数人でPCを共有している場合は注意が必要です。設定は自己責任で行ってください。
この記事では、レジストリエディターの編集方法やコマンドプロンプトの基本的な使い方を知っていることを前提に解説します。どちらか一方の方法だけで、ログイン画面をスキップできます。
注意:作業には必ず管理者権限が必要です。権限がない場合は、ユーザーアカウント制御(UAC)で設定を変更しておきましょう。
方法1:コマンドプロンプトでログイン画面を無効化する
この方法を選んだ場合、ログイン画面はすべてのユーザーに対して無効になります。そのため、自分だけが使うPCか、信頼できる家族と共有している場合にのみ実行することを強くおすすめします。
手順
1. キーボードで「Windowsキー + X」を押します。
2. メニューから「コマンド プロンプト(管理者)」を選択します。UACが表示されたら「はい」をクリックします。
3. コマンドプロンプトの画面が表示されたら、以下のコマンドを入力します。
control userpasswords2
すると、ユーザーアカウント管理ウィンドウが表示されます。
4. 「ユーザーがこのコンピューターを使うには、ユーザー名とパスワードの入力が必要」のチェックボックスをオフにします。
5. 「OK」と「適用」をクリックし、変更を反映させるためにPCを再起動します。
方法2:レジストリエディターでログイン画面を無効化する
もうひとつの方法は、レジストリエディターを使うやり方です。以下の手順に従い、記載されているフォルダやパスと同じ場所にアクセスしていることを確認してください。
手順
1. キーボードで「Windowsキー + R」を押して、「ファイル名を指定して実行」を開きます。
2. 実行バーに regedit と入力します。
3. UACがアクセス許可を求めてきたら「はい」をクリックします。
4. レジストリエディター内のフォルダを辿り、以下のパスへ移動します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Winlogon
注意:「CurrentVersion」キーが見つからない場合は、先にフォルダを作成してサブキーの「Winlogon」を保存できるようにする必要があります(同様に「Winlogon」も見つからない場合は次の手順へ進んでください)。
5. 「Windows NT」フォルダを右クリックし、「新規」にマウスを合わせて「キー」を選択します。キー名は「CurrentVersion」とします。
6. 次にサブキーを作成します。「CurrentVersion」フォルダを右クリックし、「新規」→「キー」を選択して、「Winlogon」という名前を付けます。
7. 「Winlogon」キーの下に新しい文字列を作成します。「新規」→「文字列値」を選択し、既定のユーザー名でラベルを付けます。形式は「MicrosoftAccount\ユーザー名」です。
8. 同じフォルダ内にもうひとつ新しい文字列値を作成し、「AutoAdminLogon」という名前を付けます。
9. 作成したら値を変更します。右クリックして値を「1」に書き換えてください。
10. 最後に、パスワード用の新しい文字列を作成し、「DefaultPassword」という名前を付けます。値を編集してパスワードを入力します。完了すると、ウィンドウは以下のようになります。
11. レジストリエディターを閉じて、PCを再起動します。
うまく動作しないときの対処法
注意:筆者が最初に試したときは、設定が反映されませんでした。そこでレジストリエディターを開いて同じパスを確認したところ、作成したはずのフォルダ(CurrentVersionとWinlogon)に、最初には存在しなかった文字列や値のリストが追加されていました。ユーザー名、パスワード、autoadminlogonの各値を再度確認し(下の画像ではAutoAdminLogonの値が「0」になっているため、「1」に変更しました)、システムを再起動しました。
その結果、ついにWindows 8がユーザー名とパスワードを自動的に入力してくれるようになりました。いちいち入力する必要はありません。
スリープ復帰時にも対応させる:パスワードポリシーの変更
ただし、ここでひとつ注意点があります。PCをスリープから復帰させると、再びログイン画面が表示され、パスワードの入力を求められます。つまり、次の手順を実行しない限り、上記の設定は起動時のみ有効なのです。解決策は「パスワードポリシー」の設定を変更することです。
1. スタートメニューから検索バーに「users」と入力し、「アカウント ユーザー」を選択します。
2. 「サインイン オプション」をクリックし、「パスワード ポリシー」の下にある「変更」を選択します。
3. 変更してもよいか確認するダイアログボックスが表示されるので、「変更」をクリックします。
4. PC設定を終了してコンピューターを再起動します。スリープを実行し(筆者のキーボードではFnキー + F4)、PCを復帰させて、ログイン画面がまだ表示されるかどうかを確認してください。
まとめ
レジストリエディターを編集する方法に比べ、コマンドプロンプトを使う方法の方が簡単で素早く設定できます。どちらの方法でもアカウントへの自動サインインが可能ですが、スリープ復帰時にもログインを省略したい場合は、PC設定でパスワードポリシーを忘れずに変更しておきましょう。ただし、この設定はあくまで自己責任で行ってください。
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