VMwareで仮想マシンのディスク容量を増やす2つの方法【コマンドライン・GUI】
VMwareやVirtualBoxなどの仮想化ソフトウェアを使えば、仮想環境へのOSインストールがとても簡単になります。VMwareを使い慣れている方なら、仮想マシン作成時に最大ディスク容量を指定する必要があることをご存じでしょう。これにより、VMwareは仮想マシンに必要なディスク領域を事前に割り当てます。しかし、初期設定で十分な容量を確保していなかった場合、あっという間にディスク不足に陥ることがあります。この記事では、VMwareの仮想マシンのディスク容量を後から増やす方法を解説します。
作業を始める前に、必ず仮想マシンのバックアップを作成しておいてください。仮想ディスクファイルの拡張中にトラブルが発生する可能性は決してゼロではありません。また、本記事では標準的なパーティション管理ツールの基本的な使い方を理解していることを前提としています。
注意: このチュートリアルはVMware向けです。VirtualBoxで同じ操作を行いたい場合は、VirtualBoxでディスク容量を拡張するチュートリアルをご参照ください。
コマンドラインからディスク容量を増やす
コマンドラインからVMwareの仮想ディスク容量を拡張するには、まず仮想マシンをシャットダウンします(サスペンドではなく完全に電源オフ)。さらに、スナップショットが残っていないことも確認してください。過去のスナップショットがある場合は、VMwareのスナップショットマネージャーで事前に削除しておきましょう。
次に「Win + R」キーを押して「ファイル名を指定して実行」を開き、cmdと入力してコマンドプロンプトを起動します。

VMwareのインストールフォルダーへ移動します。64ビット版Windowsでは、一般的に以下のコマンドで移動できます。VMwareを別の場所にインストールしている場合は、パスを適宜変更してください。
cd "C:\Program File (x86)\VMware\VMware Workstation"

続いて、以下のコマンドを実行してディスク容量を拡張します。ディスク容量(GB単位)と仮想ディスクファイルの保存場所は、ご自身の環境に合わせて変更することを忘れないでください。複数の「vmdk」ファイルが存在する場合は、ファイル名に-flatや-s0が含まれていない方のファイルを指定します。
vmware-vdiskmanager.exe -x 46Gb "G:\Windows 8\Windows 8.vmdk"

コマンドを実行すると、VMwareが仮想ディスクのサイズを拡張します。増加した領域は、ゲストOS上では未割り当て領域として表示されます。OS標準のパーティション管理ツールを使って、既存のシステムパーティションを拡張するか、ファイルやフォルダー用の新しいパーティションを作成しましょう。
VMwareのGUIからディスク容量を増やす
注意: ここではVMware Workstationでの手順を紹介していますが、VMware Playerでも同様の手順が利用できます。
GUIから仮想ディスク容量を拡張するには、VMwareアプリケーションを起動し、対象の仮想マシンを選択して「仮想マシン設定の編集(Edit virtual machine settings)」というリンクをクリックします。この際も、仮想マシンの電源がオフになっていること、スナップショットが存在しないことを必ず確認してください。

操作すると仮想マシン設定ウィンドウが開きます。「ハードディスク(Hard Disk)」カテゴリーを選択し、「ディスクユーティリティ(Disk Utilities)」セクションにある「拡張(Expand)」ボタンをクリックします。

ボタンをクリックすると、「ディスク容量の拡張(Expand Disk Capacity)」ウィンドウが表示されます。ここで希望するディスク容量をGB単位で入力し、「拡張(Expand)」ボタンを押します。たとえば、Windows XPの仮想マシンに対しては16GBと入力しています。

この操作により、VMwareが必要に応じてディスクサイズを変更し、完了を知らせる確認メッセージが表示されます。

最後に、ゲストOSにログインし、パーティション管理ツールを使って新しく追加された未割り当て領域を整理すれば完了です。
以上が作業の全容です。コマンドラインでもGUIでも、VMwareの仮想ディスク容量はこのように簡単に拡張できます。
この記事がお役に立てば幸いです。問題が発生した場合や、感想・体験の共有などがありましたら、ぜひコメントでお知らせください。
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