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Windowsの「ファイル」ダイアログボックスにカスタムショートカットを追加する方法

Windowsの「ファイル」ダイアログボックスにカスタムショートカットを追加する方法

「ファイル」ダイアログボックスは、いわゆる「保存」や「開く」ダイアログのことで、Windowsでプログラムを使ってファイルを開いたり保存したりする際に、最もよく目にするウィンドウです。Windowsには標準で2種類のファイルダイアログが用意されています。ひとつはドライブやお気に入り、ネットワークの場所などがツリー表示されるモダンなタイプ。もうひとつは、今回解説する従来型のスタイルで、「場所バー」にはデスクトップ、最近使った場所、ネットワーク、マイコンピュータ、ライブラリの5か所しか表示されません。

この場所バーに、よく使うフォルダやお気に入りの場所を追加できたら便利だと思いませんか?実は、簡単なレジストリ編集だけで、自分好みのショートカットを登録することができます。以下、その手順を詳しく紹介します。

Windowsの「ファイル」ダイアログボックスにカスタムショートカットを追加する方法

ファイルダイアログにカスタムショートカットを登録する

注意:作業を始める前に、必ずWindowsレジストリのバックアップを取っておいてください。今回は新しいキーや値を作成しますが、設定を誤るとシステムが不安定になる可能性があります。事前のバックアップは必須です。

1. レジストリエディターを起動する

まず、キーボードの「Win + R」を押して「ファイル名を指定して実行」を開き、regeditと入力してEnterキーを押します。これでWindowsレジストリエディターが起動します。

Windowsの「ファイル」ダイアログボックスにカスタムショートカットを追加する方法

2. 対象のキーへ移動する

レジストリエディターが開いたら、左側のペインで以下のキーまで移動します。

HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\

Windowsの「ファイル」ダイアログボックスにカスタムショートカットを追加する方法

3. 新しいキーを作成する

次に、カスタムショートカットを格納するための新しいキーを2つ作成します。「Policies」キーを右クリックし、「新規 → キー」を選択して、名前を「comdlg32」とします。

Windowsの「ファイル」ダイアログボックスにカスタムショートカットを追加する方法

続けて、作成したばかりの「comdlg32」キーを右クリックし、同じ要領で「Placesbar」という名前のキーを作成します。ここまで完了すると、レジストリは以下のような構成になります。

Windowsの「ファイル」ダイアログボックスにカスタムショートカットを追加する方法

4. ショートカット用の文字列値を作成する

キーの準備ができたら、次は文字列値を作成します。右側のペインで右クリックし、「新規 → 文字列値」を選択してください。

Windowsの「ファイル」ダイアログボックスにカスタムショートカットを追加する方法

新しい文字列値の名前は「Place0」とします。その名のとおり、これはファイルダイアログに表示される最初のショートカットになります。

Windowsの「ファイル」ダイアログボックスにカスタムショートカットを追加する方法

5. フォルダパスを設定する

「Place0」をダブルクリックし、「値のデータ」に登録したいフォルダのパスを入力します。たとえば「E:\myFiles」と入力すれば、そのフォルダがファイルダイアログの最初のショートカットとして表示されます。

Windowsの「ファイル」ダイアログボックスにカスタムショートカットを追加する方法

6. ショートカットを複数追加する

同じ方法で、必要な数だけショートカットを追加できます。画像の例では、2番目のショートカットとして「Place1」を作成し、値のデータに「E:\psImageFiles」を設定しています。さらに追加したい場合は、「Place2」「Place3」というように連番で文字列値を作成していきましょう。

Windowsの「ファイル」ダイアログボックスにカスタムショートカットを追加する方法

変更後のファイルダイアログの見た目

レジストリへの登録が完了したら、あとはファイルダイアログを開くだけです。以降、ダイアログは以下のように表示され、元々あった標準のショートカットは消え、自分で登録したフォルダだけが表示されるようになります。

Windowsの「ファイル」ダイアログボックスにカスタムショートカットを追加する方法

元に戻したい場合

手順自体は以上です。とてもシンプルですね。もしデフォルトの状態に戻したくなったら、今回作成した「comdlg32」キーごと削除すればOKです。その際も、キーや値の削除・編集には十分注意してください。

この簡単なレジストリハックで、ファイルダイアログに自分専用のショートカットを追加してみてはいかがでしょうか。試してみた感想や工夫があれば、ぜひコメント欄で教えてください。


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