【保存版】Windows 10でシステム設定へのショートカットを作成する2つの方法

Windowsには、システムを自分好みに設定・管理するためのツールや設定項目が数多く用意されています。コントロールパネル、「ファイル名を指定して実行」ダイアログ、スタートメニューの検索など、さまざまな方法でこれらのツールにアクセスできます。しかし、中には階層の深い場所に埋もれていたり、目的の画面まで何度もクリックを重ねなければならない設定も少なくありません。
パワーユーザーの方なら、よく使うWindows 10の設定をワンクリックで起動できるシンプルなショートカットがあると非常に便利ですよね。Wi-Fi、Bluetooth、ストレージ、アカウント設定、プライバシー設定などはその代表例です。この記事では、Windows 10の各種設定へのオリジナルショートカットを作成する方法を2通りご紹介します。
方法1:URIを使ってカスタムシステムショートカットを作成する
Windows 10の各設定へのカスタムショートカットを作成するには、「Windows URI(Uniform Resource Identifier)」と呼ばれる特殊なリンクを使用します。URIとは、Windowsシステム上の特定の設定画面に直接アクセスできる専用リンクのことです。これを活用すれば、複数のウィンドウを行き来しながら目的の設定を探す手間がなくなります。
Windows 10およびWindows 8には、さまざまな設定に対応した多数のURIが用意されており、その一部はデスクトップPCとWindowsモバイルの両方で共通して使えるのも嬉しいポイントです。
ショートカット作成の手順
まず、ショートカット化したい設定のURIを探してコピーします。対応URIの一覧はMicrosoftの公式ドキュメントなどで確認できます。ここでは例として、Windows 10の「メールとアカウント」設定に関連するms-settings:emailandaccountsというURIをコピーしました。
次に、デスクトップまたは任意のフォルダー内の空きスペースで右クリックし、「新規作成」→「ショートカット」を選択します。

すると「ショートカットの作成」ウィンドウが開きます。「項目の場所」の入力欄にコピーしたURIを貼り付け、「次へ」ボタンをクリックしてください。

続いて、新しいショートカットの名前を入力し、「完了」ボタンをクリックします。

これでWindows設定へのオリジナルショートカットの完成です。ショートカットをダブルクリックすれば、該当する設定画面がすぐに開きます。

覚えておくと便利な主なURI一覧
用途に合わせて、以下のようなURIも活用できます。
ms-settings:network-wifi:Wi-Fi設定ms-settings:bluetooth:Bluetooth設定ms-settings:storagesense:ストレージ設定ms-settings:privacy:プライバシー設定ms-settings:windowsupdate:Windows Update
方法2:右クリックメニュー(コンテキストメニュー)にショートカットを追加する
もうひとつの方法として、URIを右クリックのコンテキストメニューに登録することもできます。こちらの方法なら、システム上のどこからでも目的の設定へ即座にアクセス可能になります。作業にはレジストリエディターを使用するため、事前にレジストリのバックアップを取っておくことをおすすめします。
コンテキストメニュー追加の手順
まず「Win + R」キーを押して「ファイル名を指定して実行」を開き、regeditと入力してEnterキーを押します。

レジストリエディターが起動したら、以下のキーへ移動します。
HKEY_CLASSES_ROOT\Directory\Background\shell
「shell」キーを右クリックし、「新規」→「キー」を選択します。

新しく作成したサブキーに任意の名前を付けます。この名前が右クリックメニューにそのまま表示されるので、内容がひと目でわかる名前を付けましょう。ここでは例として「イーサネット設定」という名前にしています。

続けて、今作成したサブキーを右クリックし、再び「新規」→「キー」を選択します。

この新しいサブキーの名前は必ず「command」にして、Enterキーで確定します。

デフォルトでは、commandサブキー内に「(既定)」という文字列値がすでに存在します。値のデータを変更する必要があるため、この既定の文字列値をダブルクリックしてください。

「文字列の編集」ウィンドウが開いたら、お好みの設定に対応するURIを、以下の形式で「値のデータ」に入力します。入力できたら「OK」ボタンをクリックして変更を保存しましょう。
"C:\Windows\explorer.exe" ms-settings:network-ethernet

最後にシステムを再起動すると、デスクトップの右クリックメニューに新しい項目が追加されているのが確認できます。

まとめ
URIを活用すれば、深い階層にあるWindows 10の設定にもワンクリックでアクセスできるようになります。デスクトップショートカット方式は初心者でも簡単に試せる一方、コンテキストメニュー方式はより高度ですが利便性が高いのが特徴です。ぜひ両方の方法を試して、自分の使い方に合った環境を整えてみてください。実際に試した感想や体験談があれば、ぜひコメント欄でお聞かせください。
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