Windows 8の新タスクマネージャーを徹底活用する方法

Windowsのタスクマネージャーは、システムのパフォーマンスやバックグラウンドで動作しているプロセスを監視できる便利なツールです。Windows 8では、Microsoftがタスクマネージャーを大幅に刷新し、デザインも機能も大きく進化しました。本記事では、Windows 8の新タスクマネージャーを最大限に活用するための使い方を、初心者にもわかりやすく解説します。
Windows 8タスクマネージャーの起動方法
まずはタスクマネージャーを起動しましょう。最も簡単な方法は、タスクバーを右クリックしてコンテキストメニューから「タスク マネージャー」を選択することです。従来どおり「Ctrl + Alt + Del」キーを押して「タスク マネージャー」を選ぶ方法でも起動できます。

起動直後は、実行中のプログラムだけをシンプルに一覧表示する簡易画面が表示されます。ここでプロセスを選択して「タスクの終了」ボタンをクリックすれば、簡単にタスクを終了できます。より詳細な機能を使いたい場合は、左下にある「詳細」リンクをクリックしてください。タスクマネージャーの真価はこの詳細画面にあります。

実行中プロセスの管理
「プロセス」タブでは、システム上で動作しているすべてのプロセスを確認・管理できます。注目すべきは新搭載のヒートマップ機能です。どのプロセスが多くのリソースを消費しているかが色の濃淡で視覚的に表示され、色が濃いほど多くのリソースを使用していることを示します。

見慣れないプロセスがあった場合でも心配いりません。そのプロセスを右クリックして「オンラインで検索」を選択すれば、インターネットから詳細情報をすぐに調べられます。

不審な動作をするプログラムやプロセスを見つけたら、該当項目を選択して「タスクの終了」ボタンをクリックするだけで終了できます。

システムパフォーマンスの確認
「パフォーマンス」タブでは、ハードウェアの稼働状況をリアルタイムでチェックできます。CPU、メモリ、ディスク、イーサネットなどのサブセクションに分かれており、各項目を個別に確認可能です。

下の画像のとおり、CPUセクションにはプロセス数、稼働時間、使用率に加え、ソケット数、論理プロセッサ数、コア数などプロセッサに関する詳細情報も表示されます。
ネットワークやCPUのさらに詳しい統計情報が必要な場合は、タスクマネージャー下部の「リソース モニターの起動」リンクをクリックすれば、Windowsリソースモニターを開くことができます。

アプリ履歴の確認
Windows 8で導入されたモダンアプリ(ストアアプリ)のリソース使用状況は、「アプリ履歴」タブで確認できます。ヒートマップにより、どのアプリがどれほどのリソースを消費しているのかひと目で把握できます。「プロセス」タブと同様に、アプリをダブルクリックすると関連ウィンドウを展開表示することも可能です。また、「使用状況の履歴を削除」リンクをクリックすれば、最近のアプリ使用履歴を消去できます。なお、Windowsはデフォルトで30日間のアプリ使用履歴を保存しています。

スタートアップ項目の管理
スタートアップ管理機能は、Windows 8のタスクマネージャーに新しく追加された機能です。「スタートアップ」タブから、起動時に自動実行されるアプリを一元管理できます。各スタートアップ項目がシステムの起動時間に与える影響度も表示されるため、不要なアプリを特定しやすくなりました。起動時に実行したくないアプリがあれば、選択して「無効化」ボタンをクリックするだけでオフにできます。

詳細設定の活用
「詳細」タブには、プロセッサ関係の設定(アフィニティ)、優先度、仮想化、待機チェーンの分析など、高度なオプションが揃っています。特におすすめなのが「待機チェーンの分析」機能です。応答しなくなったプログラムが、他のプロセスの応答待ちによってデッドロック状態に陥っていないかを調査できます。

まとめ
Windows 8の新タスクマネージャーは、Windows 8に加えられた改良の中でも特に優れた機能のひとつです。システム内部の動作をこれまで以上に細かくコントロールでき、PCのパフォーマンス管理やトラブルシューティングに大いに役立ちます。まだ使ったことがない方は、ぜひ一度試してみてください。
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