Windows 8でリモートデスクトップ接続を高速化する設定方法
リモートデスクトップ接続の設定方法については以前ご紹介しました。これを使えば、離れた場所にあるコンピューターへ接続して作業したり、友人のPCのトラブルシューティングを行ったりすることができます。しかし、せっかく接続できても、リモートマシンとの接続に長い時間がかかってしまっては意味がありません。幸いにも、接続プロセスを高速化するためにできる対策がいくつか存在します。
リモートデスクトップ接続の最適化
まず、画面左下隅を右クリックし、「ファイル名を指定して実行」を選択してリモートデスクトップを起動します。

テキストフィールドに「mstsc」と入力し、「OK」をクリックします。これでリモートデスクトップアプリケーションが起動します。

リモートデスクトップアプリが開いたら、「オプションの表示」をクリックします。

ここで注目すべきは「ディスプレイ」と「エクスペリエンス」という2つのタブです。

「ディスプレイ」タブの設定
「ディスプレイ」タブを開き、「表示の構成」セクションにあるスライダーを左側へ移動させると、ホストに接続した際の画面サイズを小さくできます。画面サイズが小さいほど、リモートデスクトップの動作は速くなります。
また、「色」セクションでは、ドロップダウンメニューから表示品質を変更できます。品質を下げるほど、接続速度は向上します。

「エクスペリエンス」タブの設定
次に「エクスペリエンス」タブを開きます。「パフォーマンス」セクションのドロップダウンメニューから接続速度を変更できます。より低い接続速度を選択することで、リモートデスクトップ接続が速くなります。
最高のパフォーマンスを求めるなら、「モデム(56 kbps)」を選択するのがおすすめです。この設定では、フォントスムージングやウィンドウアニメーションといった、リソースを大量に消費する機能が無効化されます。

本当にパフォーマンスは向上するのか?
なぜこれらの設定変更で高速化が実現できるのかを理解するには、自分が何を変更しているのかを一度立ち止まって考えてみるとよいでしょう。上記の変更内容は、ほとんどがホストコンピューターのグラフィックスやアニメーションに関わるものです。これらは一般的にリソースを大量に消費する処理であり、ネットワーク帯域を圧迫する原因にもなります。
色深度を下げ、画面サイズを縮小し、アニメーションを簡素化することで、リモートデスクトップ接続中に消費されるネットワークリソースの量が大幅に削減されます。その結果として、接続の応答性と全体的なパフォーマンスが向上するのです。
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