Windows
 Computer >> コンピューター >  >> システム >> Windows

Windows版Safariを使う前に一度考え直そう――Firefoxユーザーが徹底テストした長所と短所

AppleがSafari 3を発表したのは2007年6月のこと。当時は時間がなくて試せずじまいでしたが、年末年始の休暇期間にようやくWindows XPマシンにWindows版Safariをダウンロードしてインストールしてみました。

数時間にわたってネットサーフィンや動作テストを行った結果、率直に言えば「あまり感動できない」というのが正直な感想です。

長年Firefoxを使い込んできた身としては、Safariでのブラウジング体験はむしろストレスが多く、基本的な機能が欠けているために全体的な使い勝手が大きく損なわれていると感じました。

Windows版Safariを使う前に一度考え直そう――Firefoxユーザーが徹底テストした長所と短所

ホームボタンはどこへ?

まず驚いたのが、ツールバーにデフォルトで「ホーム」アイコンが表示されないことです。ツールバーの設定から手動で追加しなければなりません。その代わりに、「バグを報告」アイコンがホームボタンの位置を占めています。Appleは、ユーザーがホームページに戻るよりもバグ報告を好むとでも考えているのでしょうか。このリリースには多くのバグが潜んでいることを想定していたのか、それとも私の思い違いでしょうか。

URLを忘れてしまったら?

アドレスバーには、最近訪れたページを表示するドロップダウン機能がありません。訪問したいサイトのURLをうっかり忘れても、アドレスバーから辿ることはできません。結局、履歴画面まで移動して探し出すしかないのです。

新規タブを開きにくい

Firefox、IE7、Operaでは、タブバーをダブルクリックするだけで簡単に新しいタブを開けます。Firefoxではさらに「新しいタブ」アイコンをツールバーに置き、ワンクリックで開けるようにさえしています。ところがSafariには、こうした機能が一切ありません。タブバーをダブルクリックしても新規タブは開かれず、限られたツールバーライブラリの中にも「新規タブ」アイコンは見当たりません。新しいタブを開くには、Ctrl+Tを押すか「ファイル→新規タブ」を選ぶしかありません。Appleならもっと良い対応ができるはずだと思うのですが、いかがでしょうか。

必要なプラグインはどう入手する?

SafariはFlashプラグインをデフォルトでインストールしません。これは多くのブラウザも同じなので、それ自体は構いません。問題なのは、Flashサイトを訪れた際に、プラグインをダウンロードするための案内リンクが一切表示されない点です。この点において、FirefoxはSafariより明確に優れています。

Windows版Safariを使う前に一度考え直そう――Firefoxユーザーが徹底テストした長所と短所

ファイルのダウンロード

ダウンロード作業自体はシンプルで、すべてのファイルがデフォルトでデスクトップに保存されます。唯一の問題は、保存先をその場で変更できないことです。音楽ファイルはミュージックフォルダへ、PDFは電子書籍フォルダへと、用途に応じて保存先を変えたい場面は多々ありますが、Safariではその選択肢がほぼありません。回避策は、ファイルを右クリックして「リンク先のファイルを別名で保存」を選ぶことくらいです。「ダウンロード時に毎回保存先を確認する」というオプションがあればありがたいのですが。私にとって、右クリックしてメニューを選ぶ必要がある操作は、どうしても原始的に感じられます。

Safariがクラッシュ……しかもタブが戻らない

SafariはFirefoxよりも頻繁に、しかも理由なくクラッシュします。ZIPファイルのダウンロード中に、タブを開きすぎたときに、複数のサイトを同時に読み込んだときに落ちます。最悪なのは、再起動してもタブが自動復元されないことです。前回のセッションのウィンドウをすべて再度開く機能こそ存在しますが、いちいち手動で操作するのは面倒すぎます。

幸い、Safariにも優れた点はいくつかあります。

内蔵RSSリーダー

内蔵のRSSリーダーは個性的で、フィードの読み方を細かくコントロールできます。サイドバーのスライダーを使えば、各記事の表示文字数を自由に調整可能。見出しだけざっと流し読みしたいときは、スライダーを左端までドラッグすればOKです。また、日付・ソース・タイトル順での整理にも対応しています。

Windows版Safariを使う前に一度考え直そう――Firefoxユーザーが徹底テストした長所と短所

スナップバック(SnapBack)

スナップバックは、あとで戻れる「アンカーポイント」を設定できる機能です。例えばGoogleで検索しているとき、検索結果から各サイトを見て回り、アドレスバーのスナップバックアイコン(青いRSSアイコンの横)をクリックすれば、ワンタッチで検索結果ページへ戻れます。サイトのトップページへの復帰にも便利です。

ページ内検索のハイライト表示

Safariは、検索語とそれ以外のコンテンツを視覚的に区別することに力を入れています。検索を実行するとページの背景が暗くなり、検索語だけが明るい黄色でハイライトされます。滑らかなアニメーション効果のおかげで、目的の語句が一段と目立つ仕掛けになっています。

Windows版Safariを使う前に一度考え直そう――Firefoxユーザーが徹底テストした長所と短所

まとめ

Safariは自らを「世界最高のブラウザ」と謳っていますが、私の意見では、その称号からは程遠い存在です。Appleがユーザーインターフェースを改善しない限り、IEやFirefoxに対抗するのは難しいでしょう。当面の間、私は引き続きFirefoxを使い続けるつもりです。

  1. Windows Defender VS Avast(アバスト)徹底比較:どちらのウイルス対策ソフトが最適か?

    現代のデジタル時代において、サイバーセキュリティは極めて重要なテーマとなっています。オンライン上のプライバシーを守るためには、終わりのない戦いに常に向き合う必要があります。攻撃者にとって、たった一つの脆弱性さえ見つかれば、あなたのデジタルライフ全体を崩壊させ、機密データを第三者に晒すことが可能になるのです。つまり、サイバーセキュリティは軽視できる派手な概念ではなく、一人ひとりが意識し、デバイスやデータを守るために行動すべき不可欠な要素だと言えます。 では、デバイスを保護するために私たちが最初に行うことは何でしょうか?そう、アンチウイルスソフトの導入ですよね。ここで注目したいのはWindows

  2. Windowsファイアウォールで起こりがちな3つの問題とその解決策

    Windowsファイアウォールは、Windows OSに標準搭載されている強力なセキュリティ機能です。外部からの脅威を検知してブロックし、システムのすべてのポートを保護するとともに、アプリケーションが他のネットワーク上のポートへ情報を送信するのを防ぎます。すべてのWindows PCに必須の基本的な保護ソフトウェアであり、Microsoftは今後もより賢く直感的な機能への進化を続けています。Windowsファイアウォールは、あらかじめ定められたファイアウォールポリシーに基づいてシステムを脅威から守ります。しかし、その運用過程では、長年Windowsを使っている方なら一度は経験したことがあるよう