ISOファイルからソフトウェアをインストールする方法:初心者にもわかるステップバイステップガイド
ISOファイル(ISOイメージとも呼ばれます)とは、1つのプログラムのインストールに必要なすべてのファイルをまとめたディスクイメージのことです。Microsoft OfficeやWindowsオペレーティングシステムのような大規模なソフトウェアは、ISOファイル形式で配布されることがよくあります。ISOファイルからアプリケーションをインストールする方法は、お使いのWindowsのバージョンによって異なります。
Windowsでは、ISOファイルを仮想ドライブとしてマウントし、そこからソフトウェアをインストールできます。また、ISOイメージをCDやDVDに書き込んだり、USBメモリにコピーして、物理メディアからインストールすることも可能です。Windows 10や11をISOファイルでダウンロードした場合は、起動可能なDVDに書き込むか、USBドライブにコピーしてから対象のPCにインストールする必要があります。
WindowsでISOファイルをマウントする
まずISOイメージをダウンロードし、エクスプローラーを開いてファイルを右クリックします。ポップアップメニューから「マウント」コマンドを選択してください。あるいは、ISOファイルをダブルクリックするだけでもマウントできます。するとエクスプローラー上に仮想ドライブが表示され、そこからソフトウェアをインストールできるようになります。
(出典:PCMag / Microsoft)
仮想ドライブ内には、プログラムをインストールするためのsetup.exeファイル(または類似の名前のファイル)があるはずです。そのファイルをダブルクリックしてインストールを開始しましょう。
(出典:PCMag / Microsoft)
インストールが完了したら、エクスプローラーで「PC」フォルダを開き、すべてのディスクドライブを確認します。ISOファイルをアンマウントするには、仮想ドライブ(環境によってDやEなどのドライブ文字が割り当てられます)を右クリックして「取り出し」を選択すれば、仮想ドライブが削除されます。なお、ドライブが消えても元のISOファイル自体はパソコン上に残ったままです。
(出典:PCMag / Microsoft)
通常この作業はシンプルですが、サードパーティ製のソフトウェアが組み込みの「マウント」コマンドを無効化してしまい、メニューに表示されなくなるケースがあります。その場合は、既定のプログラムをリセットしてコマンドを復活させる必要があります。
Windows 11の場合は、「設定 > アプリ > 既定のアプリ」に移動し、アプリの一覧から「Windows ディスク イメージ書き込みツール」をクリックします。サードパーティ製プログラムの名前を選び、「エクスプローラー」に変更してください。
(出典:PCMag / Microsoft)
Windows 10をお使いの方は、「設定 > アプリ > 既定のアプリ」を開き、画面下部までスクロールして「アプリごとに規定値を設定する > Windows ディスク イメージ書き込みツール > 管理」と進みます。その後、サードパーティ製プログラムの名前を選んで「エクスプローラー」に変更します。
(出典:PCMag / Microsoft)
エクスプローラーに戻り、もう一度ISOファイルを右クリックしてみてください。メニューに「マウント」コマンドが表示されるはずです。あるいはファイルをダブルクリックすれば、正しくマウントされるようになっているでしょう。
(出典:PCMag / Microsoft)
ISOファイルをディスクに書き込む
もうひとつの方法は、ISOファイルをCDやDVDに書き込むか、USBドライブにコピーして、そこからインストールすることです。どのバージョンのWindowsでもインストールできるようにプログラムをディスクに保管したい場合に便利です。また、初期化されたまっさらなPCにISOファイルからWindowsをインストールしたい場合も、こちらの手順を取ることになります。
空のディスクをディスクドライブに挿入します(内蔵型・外付け型どちらのドライブもAmazonなどで購入できます)。エクスプローラーを開いてISOファイルを右クリックし、Windows 11なら「その他のオプションを表示」をクリックしてから「ディスク イメージの書き込み」を選択します。Windows 10ユーザーの場合は、そのまま「ディスク イメージの書き込み」コマンドを選択してください。
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(出典:PCMag / Microsoft)
「Windows ディスク イメージ書き込みツール」が立ち上がり、CD/DVDドライブが指定されているはずです。「書き込み」ボタンをクリックして処理を進めましょう。ISOの書き込みが完了すると、ドライブトレイが自動的に開き、ディスクを取り出せる場合があります。あとは、ディスクをPCのドライブに入れるだけで自動的にセットアップが始まるか、エクスプローラーでセットアップファイルをダブルクリックしてインストールできます。
(出典:PCMag / Microsoft)
別の選択肢として、Microsoftが無料で提供していた「Windows USB/DVD Download Tool」を使う方法もあります。このツールはISOファイルの中身をCD、DVD、またはUSBドライブにコピーし、起動可能なメディアを作成してくれます。まっさらなPCにWindowsのISOをインストールしたいときや、デュアルブート環境を構築する際に役立つ手段です。
現在、マイクロソフトの公式サイトではこのユーティリティの配布が終了していますが、FileHippoやMajor Geeksなどのサイトから入手できます。Windows7-USB-DVD-Download-Tool-Installer.exeファイルをダウンロードし、右クリックして「管理者として実行」を選択します。インストールが完了したらツールを起動し、書き込みたいISOファイルを指定します。「次へ」をクリックして、「USBデバイス」か「DVD」のいずれかを選びましょう。
(出典:PCMag / Microsoft)
USBを選んだ場合:複数のドライブがPCに接続されている場合は、正しいUSBストレージが挿入されているか確認してください。「コピー開始」をクリックすると、ファイルがドライブへコピーされます。USBドライブにデータが残っている場合、それらのファイルは消去されるため注意が必要です。「Erase USB Drive(USBドライブの消去)」をクリックして、Windows用ファイルのためのスペースを確保します。ファイルのコピーが完了すると、起動可能なUSBデバイスが正常に作成された旨が表示されます。これでUSBメモリを使ってプログラムをインストールできるようになります。
(出典:PCMag / Microsoft)
DVDを選んだ場合:空のDVDをドライブに挿入して「Begin burning(書き込み開始)」をクリックします。書き込みが成功するとツールから通知があります。あとは起動可能なDVDを使ってプログラムをインストールできます。
(出典:PCMag / Microsoft)
著者について
Lance Whitney(ランス・ホイットニー)| コントリビューター
Lance Whitney氏は2016年初頭からPCMagで、チュートリアルやハウツー記事をはじめとするコンシューマーテクノロジー関連の記事を執筆しています。CNET、ZDNet、TechRepublic、Macworld、PC World、Time、US News & World Report、AARP Magazineなど、さまざまなメディアにも寄稿経験があり、CNETでは東海岸担当記者として7年間速報記事を担当しました。また、Wiley & Sons社から『Windows 8: Five Minutes at a Time』『Teach Yourself Visually LinkedIn』の2冊の著書を出版しています。
長年にわたりWindows、Office、その他のMicrosoft製品を使用してきたほか、Macにも精通しており、iOS、iPadOS、watchOS、Androidといった各種モバイルプラットフォームにも日々触れています。近年はAI関連の記事も数多く執筆しており、AIは新たな専門分野となっています。
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