Microsoftの統合型メールクライアント「Outlook」、早ければ1〜2か月以内にプレビュー公開か
Microsoftは長年、複数のメールクライアントを抱えるという課題と向き合ってきました。同社の伝統とも言える「名前が似ているのに、それぞれ異なる別々の機能を持つアプリ」という状況です。かつてはOutlookとOutlook Express、そしてHotmailが存在し、Hotmailは後にOutlookへと生まれ変わり、さらにOWA(Outlook Web App)、Outlook.com、Windows向けMailアプリ、Mac向けOutlookなど、さまざまなクライアントが乱立してきました。
しかし今年1月に報じられたように、こうしたバラバラのシステムがついに一本化される可能性が出てきました。その形となるのが、単に「Outlook」と呼ばれるオールインワン型メールクライアントです。
プロジェクト「Monarch」とは
この統合版Outlookのコードネームは「Project Monarch」。Windows CentralのZac Bowden氏によると、早ければ1〜2か月以内にパブリックプレビューが公開される見込みとのことです。ただし、それ以前の報道では、Web技術ベースで構築されるこのアプリが、Windows標準の「メール」および「カレンダー」アプリを置き換えるのは2022年中になるとされていました。
デスクトップ版Outlookの置き換えには時間がかかる?
一方、企業ユーザーを中心に広く使われているデスクトップ版Outlookの完全な置き換えには、かなりの時間がかかる可能性があります。マクロやサードパーティ製アドインに依存した環境が数多く存在するためです。
また、MicrosoftはWindows 11向けに刷新されたOfficeアプリの準備を進めており、今週中にプレビュー版が提供される予定です。そのラインナップには、新しくデザインされたOutlookも含まれています。
Windows 11のホリデーシーズンに間に合うか
新しいOutlook(Webメールクライアント)のパブリックプレビューが近いうちに始まることを踏まえると、ホリデーシーズンのWindows 11展開に合わせて、新しいコンシューマー向けクライアントが登場する可能性もあります。ただし、これはあくまで推測の域を出ません。
とはいえ、散らばっていたメールクライアントがより一貫性のある形へまとめられるのは、長らく待たれていた動きです。「Outlook」の今後の展開に注目が集まります。
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