Macの空き容量を増やす方法:「その他」ストレージを素早くクリアする
Macのストレージ容量がなぜか足りないと感じたことはありませんか?この記事では、Macにおける「その他」ストレージの正体、その確認方法、そして不要ファイルを削除してストレージを最適化する具体的な手順を詳しく解説します。
Macの「その他」ストレージとは?
Macのパフォーマンスを最高の状態に保つには、ストレージを効率的に管理することが重要です。特に128GBや256GBなどSSD容量が限られているモデルでは顕著です。ストレージが満杯に近づくと「ディスクがほぼ一杯です」という警告が表示され、整理が必要であることを知らせてくれます。
Macの空き容量を確保したいとき、まず確認すべき場所は「このMacについて」→「ストレージ」です。ここでは、Macのメモリを占有しているファイルの種類を確認できます。お使いのmacOSのバージョンによっては、「その他」ストレージは「システムデータ」という名称で表示されることもあります。内容は従来の「その他」とほぼ同じですが、macOS関連のファイルのみが別の「macOS」カテゴリに分類される点が異なります。
Macの「その他」ストレージの大部分は、ライブラリフォルダ内のファイルや、システムおよび使用中のアプリによって生成されたファイルで構成されています。それ以外にも、以下のような種類のファイルが含まれます。
- ドキュメント、スクリーンセーバー、PDF・.psd・.doc・.epub・.txt・.xlsxなどの各種ファイル
macOSのシステムファイルや一時ファイル、ブラウザのCookie、システムログ、ドキュメントのバージョン履歴、アプリケーションのキャッシュ - キャッシュファイル:ユーザーキャッシュ、ブラウザキャッシュ、システムキャッシュ
- .zipや.dmgなどのディスクイメージやアーカイブファイル
- アプリのプラグインや拡張機能
- 古いデバイスのバックアップ(macOSのバックアップなど)
これら以外にも、macOSの主要カテゴリに分類されないすべてのファイルが「その他」ストレージに含まれます。
Macの「その他」ストレージの場所を確認する方法
「その他」ストレージの中身を把握することは、ディスク容量を取り戻すための重要な第一歩です。
Finderのライブラリフォルダから「その他」ストレージのカテゴリを探してみましょう。
まずFinderを起動し、メニューバーから「移動」を選択します。「フォルダへ移動」を選び、~/Libraryと入力してEnterキーを押すと、Macのストレージの深部へアクセスできます。
ライブラリフォルダ内には複数のサブフォルダがあり、それぞれにmacOSが「その他」に分類するファイルが含まれている可能性があります。中でも「Caches(キャッシュ)」や「Application Support」などのフォルダには、簡単に削除できる項目が含まれています。ただし、フォルダによっては誤って削除するとシステムの動作に支障をきたすものもあるため注意が必要です。
また、「その他/システムデータ」に分類されるすべてのファイルが表示されるわけではありません。隠しファイルについては、追加の手順を踏まないと確認できません。
Macの「その他」ストレージを削除する方法
Macのストレージを管理する最良の方法は、常にMacを整った状態に保つことです。使わないアプリを定期的にチェックしてアンインストールしたり、重複ファイルや不要なメディアファイルを削除したりしていれば、空き容量不足に悩むことは少なくなるでしょう。
しかし、「その他」ストレージが占める割合が大きすぎると感じたら、そのカテゴリからファイルを削除して容量を取り戻しましょう。手作業で地道に削除する方法と、専用のディスククリーナーツール(別途ダウンロード・インストールが必要)を使うショートカットの2つの選択肢があります。
手動でファイルを見直して削除する
Appleが「その他」に分類しているファイルの多くは、手動でふるいにかけることで削除できます。大きなファイルをむやみに削除するのは避けるべきですが、Macから安全に削除できるファイルタイプもいくつかあります。具体的には、アーカイブ、ディスクイメージ、キャッシュ、一時ファイル、古いTime Machineバックアップなどです。以下の手順に従って、それぞれのカテゴリのファイルを削除していきましょう。
ディスクイメージとアーカイブを削除する
ディスクイメージ(.dmg)やzipアーカイブ(.zip)は、Macのストレージを大量に消費しがちです。溜め込みすぎている場合は、次の手順で削除しましょう。
Finderを開き、ウィンドウ右上の検索バーに「dmg」または「zip」と入力します。検索範囲を「このMac」に設定してシステム全体を検索します。ウィンドウ内で右クリックし、「表示順序」→「サイズ」を選択すると、サイズの大きいファイルから順に表示されます。
Finderに表示されたファイルの一覧を確認し、もう必要のないものを特定します。該当ファイルを「ゴミ箱」に移動し、ゴミ箱を空にしましょう。
キャッシュファイルを削除する
キャッシュファイルは本来システムの動作を高速化するためのものですが、Mac上で容量を占有しすぎると逆に動作を遅くしてしまいます。ただし、削除作業は慎重に行い、安全に削除できるファイル(あまり使わないアプリのキャッシュなど)だけを対象にしてください。
システムキャッシュを探して削除するには、Finderを開き、メニューから「移動」→「フォルダへ移動」を選択します。~/Library/Caches/と入力して「移動」をクリックします。
各フォルダを確認し、安全に削除できるファイルを見つけて「ゴミ箱」に移動します。
一時ファイルを削除する
macOSはシステムにとって重要な一時ファイルを保存していますが、これらはすぐに不要になり、削除すればストレージ容量を節約できます。
一時ファイルを削除するには、Finderで「移動」→「フォルダへ移動」を開き、~/Libraryと入力して「Application Support」フォルダを探します。
このフォルダ内を確認し、使用頻度の低いアプリの関連ファイルを見つけて、安全に削除して容量を確保しましょう。
Time Machineバックアップを削除する
Macのストレージを管理するもう一つの方法は、Time Machineバックアップの整理です。
Time Machineのバックアップに使用している外付けハードドライブをMacに接続します。Finderを開き、「場所」の下にある外付けディスクに移動します。
「Backups.backupdb」フォルダを開きます。外付けディスクを複数のMacで共有している場合は、自分のデバイスに対応するフォルダを選択してください。削除したいバックアップを見つけ、「ゴミ箱」に移動します。
バックアップを削除した後は、データを確実に保護するために新しいバックアップを作成しておくことをおすすめします。
サードパーティ製アプリを活用する
手動でのファイル確認や削除に時間をかけたくない場合は、サードパーティ製アプリの利用を検討しましょう。こうしたアプリは、システムから不要なファイルを効率的に除去するために特化して設計されており、時間と手間を大幅に節約できます。無料トライアルがあるCleanMyMac Xのような有料ツールを使うのも良い選択肢です。
Macの「その他」ストレージのクリアは、定期的に行えば決して難しい作業ではありません。アプリやシステムのキャッシュ、一時ファイル、Time Machineバックアップなど、不要なファイルをこまめに見直して削除することを習慣にしましょう。
画像クレジット:Unsplash。スクリーンショット:Anya Zhukova。
-
Macの動作が遅い原因とは?快適に戻すための13の対処法
WindowsでもMacでも、パソコンは日々の使用とともにキャッシュが蓄積し、徐々に動作が重くなっていくものです。しかし、適切なメンテナンスを行えば、Macのパフォーマンスは十分に回復できます。この記事では、Macが遅くなる主な原因と、それぞれの具体的な解決策を13個紹介します。快適な操作環境を取り戻したい方は、ぜひ最後までご覧ください。 1. ハードディスクの空き容量不足 ハードディスクがほぼ満杯の状態だと、Macの動作が大幅に遅くなります。ディスクの空き容量を確保することは、速度改善の基本です。 対処法: 不要なファイルやジャンクデータを削除して、Macをクリーンアップしましょう。ただし
-
MacでGoogle Chromeを完全にアンインストールする方法【残ったデータの削除まで解説】
いろいろ考えた結果、Mac用のGoogle Chromeは自分には合わないブラウザだと判断した——そんな方は多いのではないでしょうか。Macには優れたブラウザが数多く存在するので、別のブラウザを選ぶのはごく自然なことです。 そこで今回は、ChromeをMacからアンインストールしたいという方向けに解説します。ただアプリが見えなくなるだけでは不十分で、「データの痕跡も含めて完全に消し去りたい」というのが本音ですよね。 この記事では、ほんの数ステップでGoogle Chrome本体とそのデータをすべてMacから削除する方法を紹介します。 Chromeをアンインストールする前に行うべきこと Macか